化学のハロゲンについてです。
今日、酸化還元と電気分解について復習してみました。
ハロゲンは酸化力が強く(電気陰性度が高いため)、次のように酸化剤として働く
Cl2+2e- →2Cl-
また、電気分解において、陽極でハロゲンが優先的に単体となる
2Cl- → 2e- +Cl2⤴︎
これらは正反対の反応なので、矛盾してませんか?
おれの考えでは、ハロゲンが電気陰性度が高い、酸化力が強いから、電子をもらいやすい元素だと理解しています。
なので、電気分解で真っ先に電子を放出して、単体になるのが理解できません。
ここからは嘘の情報かもしれないので、あまり気にしなくて大丈夫です。一様書きます。
他の質問もいろいろと調べましたが、陰イオンになりやすいということは、小さいエネルギーで陰イオンになり、また小さいエネルギーで電子を放出するので、ハロゲン元素は酸化されやすく、また還元されやすいという記述を見つけました。
電気親和力最大のハロゲン元素は、陰イオンになるときに大きなエネルギーを放出するはずです。陰イオンになるのにエネルギーは吸収しないはず。
また、大きなエネルギーを放出するということは、その状態で安定ということ。したがって、逆の反応は起こりえないと思います。
暇でしたら、これについても教えてくださると幸いです。
A 回答 (3件)
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No.3
- 回答日時:
何と比較するかによる話です。
電気分解であれば、比較対象は水になります。つまり、酸素と塩素のどちらが還元されやすいかという話になります。当然、電気陰性度の小さい塩素の方が還元されやすいです。
ハロゲンの酸化力についての議論の比較対象は何でしょうか。仮に酸素を比較して、塩素の方が酸化力が強いというのであれば矛盾していることになります。しかし、そうではありませんよね?その場合の比較対象は極めて曖昧ではありますが、少なくとも酸素と比較した議論ではありません。
なので矛盾ではありません。比較対象が違うだけです。酸素が塩素を酸化することはあっても。塩素が酸素を酸化することはありません。
No.1
- 回答日時:
ハロゲン元素とハロゲン化物イオンは別のものと考えないといけないです。
Cl2+2e- →2Cl- はハロゲンの性質なのですが、
2Cl- → 2e- +Cl2⤴︎ はハロゲン化物イオンの性質です
イオン化エネルギーも電気陰性度も電子親和力(”電気”じゃないですよ)も、元素に対してい定義されて過去の先人が測定したもので、ハロゲン化物イオン(他のイオンもそうですが…)に対して定義測定したものではないです。
中学や高校辺りの化学では、上っ面の現象を教える傾向が強くて、その定義や導出過程がどのような背景があるのかをあまり教えないです。
ハロゲンの性質として一色単にハロゲン元素とハロゲン化物イオンを扱ってしまうので、混乱が生じるのだと思います。
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