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こんばんは。夜分に失礼します。最近少し気になっていることがあるので、詳しくご存知の方がいらっしゃいましたらお時間のある時に回答頂ければと思います。地下区間を走る鉄道においては、非常時に備えて先頭車両と最後尾車両に貫通扉を原則として設けなければならないとの情報を得たことがありますが、東京駅付近の地下区間を走っているJRの京葉線や武蔵野線の(先頭や最後尾)車両には貫通扉はありますでしょうか?それとも、(非常時に)車両の側扉から車外へ出て避難できるスペースがトンネル内に確保されているのでしょうか?宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

一言で「地下区間」と言っても全て同じではなく、「地下式構造の鉄道」と「隧道(トンネル)」に分けられます。


地下式構造の鉄道はいわゆる地下鉄が該当するんですが、それ以外の路線(JRなど)でも一部はこの地下式構造としている個所が存在していたりします。

そして京葉線のE233系などは非貫通で前面貫通扉がないのですが、そもそも京葉線東京駅地下ホームや横須賀・総武快速線の地下区間開業時は今と法律が違っていました。これらの駅ができた当時は地下式構造ではなく隧道の扱いで認可されていますし、当時は隧道扱いであればA‐A基準を満たしていなくても運転可能でした。
この頃は今とは車両構造基準も異なっており、地下式構造であればA-A基準を満たす必要があったもののそうでない隧道であれば満たしていなくてもOKだったんですね。
ただそうは言っても国鉄としてはそれなりに長い地下区間ではあったので安全面を考慮してA-A基準に近い難燃化対策をされた車両での運転としていたようです。

現在ではA-A基準の後継的なもので「地下鉄等旅客車」の要件があります。
この規定では車体とトンネル壁面の間に450mm以上の通路が確保されている個所のみの運転であれば、前面貫通扉がなくても運転可能とされています。(第三軌条方式は除かれる)
京葉線地下区間などは当時の「普通鉄道構造規則」によって作られており、これらは古い地下鉄のトンネルよりも断面が広いので車両とトンネルの間も確保されていますから貫通扉は不要なんです。
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この回答へのお礼

Thank you

こんばんは。確かに法令が必ずしも昔も今も同じとは限りませんよね。地下式構造と隧道とで法令規則が違っていたのですね。詳しく回答ありがとうございます。

お礼日時:2019/05/21 22:12

りんかい線へ直通する、川越埼京線のも無いですね。

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この回答へのお礼

Thank you

こんにちは。そういえばそうでしたかね。回答ありがとうございます!

お礼日時:2019/05/19 14:21

1969年5月15日付通達の火災対策基準の、A-A基準ですね、現在は適用されていませんが。

地下鉄は車両限界から40センチまでトンネルを狭くしていますから前面に貫通路か脱出口が必須です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E4%B8%8B …

横須賀線・総武快速線、京葉線などはA-A基準が適用されず。当時のA基準相当で前面貫通路は不要でしたが、特急車両として投入された」183系特急電車には前面貫通路が設置されました。ただし、これは地下対応というより、ベースになった月光型の前面に貫通路があったのでそれを踏襲したとも考えられます。
なお、現在使われているE217型電車は、1998年製造の7次車前面貫通路が廃止されています(デザイン上はあるように見える)。また、京葉線のE233型5000番台は最初から貫通路がありません。これはトンネル断面が大きいので車両速報から避難できるようになっているからです。
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この回答へのお礼

Thank you

おはようございます。やはりそのような基準があり、京葉線の地下区間はトンネルが広いので貫通扉は不要なのですね。詳しく回答ありがとうございます!

お礼日時:2019/05/16 06:28

>東京駅付近の地下区間を走っているJRの京葉線や武蔵野線の(先頭や最後尾)車両には貫通扉はありますでしょうか?


ありません。

現在の基準(鉄道に関する技術上の基準を定める省令の解釈基準)では「建築限界と車両限界との間隔が側部において400mm未満の区間を走行する車両」には2箇所の貫通口を設けることになっています。
京葉線、武蔵野線ではトンネルが大きいので該当せず先頭部の貫通口、非常扉は設備していません。
総武横須賀線の217系電車も製造途中で基準が変わったので後期車では非常扉があるように見えますが実際にはダミーで開扉できません。
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この回答へのお礼

Thank you

おはようございます。やはりそのような基準があるのですね。詳しく回答ありがとうございます!

お礼日時:2019/05/16 06:24

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