アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

よく「人の耳は死ぬまで聞こえてる」といいますが本当ですか?そのことについての資料や文献についてご存知の方がいらっしゃったら、そのことについても教えてください。お願いします。

A 回答 (1件)

「聞こえる」をどう定義するかによります。



人の話を理解できるか、ということでしたら、死にそうな人に何かを話しかけて、その意味がわかっているかどうかを、何らかの手段でチェックする以外に、調べる方法はないでしょうが、実際には難しいですね。

意味がわかっていようがいまいが、脳が反応していれば「聞こえている」とみなせるのであれば、少し答えやすくなります。

脳のうち、意識などをつかさどる「大脳」の細胞が死んでしまっても、それよりもっと原始的な機能を持つ「脳幹」の細胞は、音に対して反応する場合があることが知られています。これを聴性脳幹反応と呼びます。

このことから、脳死を判定するための補助的な測定として、聴性脳幹反応が使われる場合があります。聴性脳幹反応がなくなることをもって「死」と決めるのですから、逆に言えば、死ぬまで聴性脳幹反応がある、つまり「聞こえている」ことになります。

「人の耳は死ぬまで聞こえてる」といわているのは、そのような背景があるからかもしれません。

参考URL:http://www.medi-net.or.jp/tcnet/tc_3/3_1.html#TC …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

解答ありがとうございます。
確かに死にそうな人に聞いてみるというのは、実際には難しいですね。
たとえ意味を理解することはできていなくても、聴覚が残っていることが判ってほっとしました(論文を書くための資料を探していたので)。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2004/12/29 19:33

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!