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アフマディネジャド時代のイランと大正デモクラシー期の大日本帝国ってどちらの方がどれだけ民主的ですか?
また、具体的にどこら辺が(民主主義的に)違ってるんですか?

A 回答 (1件)

「大正デモクラシー」とは日本で普通選挙が認められ、国民が様々な政党を通して意見を言えるようになったということで日本が一人前の民主主義国家になったよということです。



一方、イランはアメリカと同じく大統領を直接選挙で選びますが、アフマディネジャド氏はここで宗教的保守層と女性や貧困層双方の支持を得るべく主に女性に対する制約の撤廃に貢献したので”民主的”に見えるかもしれませんが、単に通常の選挙で選ばれて改革的政策を打ち出しただけなので、大正デモクラシーとは根本的に異なります。


また、イランは正式名称の通りイスラーム教に基づく政治を行うイスラム共和制を敷いているので、最高指導者はイスラーム法学者(ウラマー)であるという点においては”民主的”とは言えないとされています。

ただ「民主主義」っていうのはその名の通り国民が主権を握っているということですから多数決の原理で少数派は追いやられるし、国民に政治的知識がないと政治が国民に振り回されたり、逆に自分たちがトップとなるべく後先考えず国民に迎合しただけの政党も出てきてしまいます。単に体制の違いであって国としてよくなるかはまた別です。(もちろんそれでも最低限の言論の自由は必要ですが)

仮に、イランの現体制が国民の過半数に支持されているのならばそれはそれで”民主的”ともいえちゃうのです。

ですが結局は、大正デモクラシーのほうが民主的といえるのは間違いないです。
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この回答へのお礼

あー、そっかそっか。反米強硬路線だからってイコール非民主的って訳じゃないのか。
そこら辺偏見あったわ。
えー、時代が違うからバランス調整しなきゃ可哀想だなって思って、時期を限定してました。
まあ、ありがとうございます。

お礼日時:2019/08/19 17:31

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