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中国は[金利の自由化]、[資本取引の自由化]、[為替相場制度の弾力化]といった金融面の自由化が必要であると言われています。
そこで、
(1)この三つがなぜ必要なのか?
(2)この三つの自由化がどのように関係し合うのか?
を、よかったら教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

高度に発展した経済とは、資本の蓄積が終わった状態を言います。

日本&ヨーロッパ&アメリカ圏を指します。これらの諸国は資本の出稼ぎ=対外投資の利潤で食べています。
中国は発展段階なので、資本を必要としています。またすでに、多くの外貨を保有し、東南アジアをその支配下に置きつつあります。
価格競争力が世界一になった中国は一人勝ち状態となりつつあります。ということは 中国に資金が集中している状態を意味します。資本取引を自由化しないと、外資はその資本を動かせません。対外不均衡が無尽大となります。その状態で、人民元を国家管理し、固定相場に据え置くことは中国にとって有利かもしれませんが、諸国にとっては大変不利になります。

 超大国の中国が元を過小評価のまま維持できるわけがありません。やがて、対外圧力によって、変動相場制に移行させられるでしょう。そうなったとき最も活躍するのが金融デリバティブを使うヘッジファンドです。当然この中国元の不均衡を突いて 猛烈に攻勢をかけるはずです。そうなった場合実質価値以上に、変動するでしょう。
 固定相場制の元に守られてきた第二次産業=労働集約企業の壊滅を意味します。それはやがて社会不安を呼び起こします。

 ですから急激な変動を避けるためには国際協調と、資本の自由化、金利変動の弾力化、変動相場制度への移行が避けられません。

 早ければ早いほど、いいともいえます。

 これはわが日本も経験してきた道。資本&為替の自由化を遅らせたために、インフレと、バブル、平成恐慌を経験してきました。
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この回答へのお礼

大変遅れてすみません。ありがとうございました。

お礼日時:2006/02/28 00:13

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