下記サイトに野田尚史氏の見解がまとめられています。
https://yousei.arc-academy.net/manbow/index.php/ …
彼は両者の差異を5項目に分類しているようですが、目から鱗の部分を感動的に取り上げつつ、蛇足と思われる部分などを批判する形で述べてみたいと思う。
長くなるので、一項目づつ取り上げるつもりです。
まず、今回は、最初の項目である下記記述(※)について。
因みに個人的には、
a.「は」の意義は「主題提示」。
b.「が」の意義は「主体、または可能・希望・好悪・巧拙などの対象を表わす」。
です。
辞書には多くの語釈が列挙されていますが、これら a. b. が根本的な意義であることを理解することが重要と考える次第。
※
(1)新情報か旧情報かによって使い分ける方法。
会話の中や文脈で、主格となる名詞が未知(=新情報)の場合は「が」を使って表し、既知(=旧情報)の場合は「は」を使って表すという基準である。
・鈴木さんは校長です。(「鈴木さん」のことは「既知」なので、「 は」を付けて表す)
・鈴木さんが校長です。( 校長が誰であるのか、「未知」なので、「鈴木さん」に「が」を付けて表す)
※
よく目にする分類ですが、以下の根拠により明らかな誤りではないかと思います。
「は」の意義は「主題提示」なので「鈴木さん(は)」が既知であるのは当然のことと言えます。
ただ、この分類のネックは、「鈴木さん(が)」が未知であるのは、あくまで総記の「が」、すなわち限定・特定の用法の場合に限られる、ということでしょう。
既知の場合でも、
・鈴木さんが大きなあくびをしました。
という表現は可能だ、ということ。
よって、この分類項目は蛇足であると考えますが、みなさんのご見解をお聞かせください。
No.8ベストアンサー
- 回答日時:
どうも、「既知/旧情報」「未知/新情報」の定義が言語学者のそれとは違っているようです。
だから話がかみ合わないのでしょう。
一般に言語学でいう「既知/旧情報」「未知/新情報」とは、談話の中で活性化されているかどうかによって決まります。
象さんは誰でも知っています。
でも象の話をしているときの「象」は「既知/旧情報」ですが、談話に最初に現れたときには「未知/新情報」です。
英語で言えば、最初に出てきたときは不定冠詞、それ以降は定冠詞を使うというようなことです。
・この間、○○公園に行ったら、象がいてね。(象が=「未知/新情報」)
・象は鼻を器用に使うね。(象は=「既知/旧情報」)
話の流れの中で活性化されていればいいので、必ずしも既出である必要はありません。
・田中さんは東京に行くのに前向きだが、奥さん「は」嫌がっているらしい。(奥さん=「既知/旧情報」)
しかし、助詞をちょっと替えると、
・田中さんは東京に行くのに前向きだが、奥さん「が」嫌がっているらしい。(奥さん=「既知/旧情報」)
田中さんの奥さんは「既知/旧情報」のははずだが、焦点です。主題ではない。
ついでにこういうのも。
ー田中さんの東京行きはいつ決まるの?
ー来週には。
「来週」は新情報で焦点です。
>>・どうしたの? 何がおかしいの?
>>・鈴木さんが大きなあくびをしたの。
>中立叙述の場合、後項が新情報になると思います。
それは違うでしょう。
「鈴木さんが大きなあくびをした」というできごと全体が新情報です。
大きなあくびをしたのはだれでもなく、あのいつも真面目な顔をしている鈴木さんが大きなあくびをしたからおかしいんです。
>>・昔は、日本は、夏は涼しかった。
:
>すべて既知と思います。
>「昔は」⇒「日本は、夏は涼しかった。」
>「日本は」⇒「夏は涼しかった。」
>「夏は」⇒「涼しかった。」
>のように主題が分担されているかと。
上に述べたように、言語学での「既知/旧情報」は談話の中で活性化されているものです。
「昔」「日本」「夏」いずれも活性化されていません。
もちろん、それぞれの概念は脳の中にあります。
だってそういう言葉があるんだから。
でも、脳の中にそういう概念がある、そういう言葉があるということと、「既知/旧情報」であることは関係ありません。
それから、「主題の分担」ということばは不勉強で、存じません。
定義していただけますか。
ご回答ありがとうございます。
1.
>一般に言語学でいう「既知/旧情報」「未知/新情報」とは、談話の中で活性化されているかどうかによって決まります。
:
『活性化』というのは、なかなか良い表現ですね。
パクらせていただいてよろしいですか。(笑)
しかし、これはほぼ私の捉え方と同じだと思います。
・吾輩は猫である
で、「吾輩」は(冒頭に出てくるのだから)既知であるはずがないだろう、といった批判もしている。
しかし、作者はもちろんですが、小説を読む立場の読者としても、当然主人公というものをあらかじめ想定しているわけです。
とも申し上げました。
「吾輩」が、主人公として『談話の中で活性化されて』いると言っている、と受け止めるのは虫が良すぎますかね。
2.
>・田中さんは東京に行くのに前向きだが、奥さん「が」嫌がっているらしい。(奥さん=「既知/旧情報」)
田中さんの奥さんは「既知/旧情報」のははずだが、焦点です。主題ではない。
:
個人的には、特記(特定・焦点)の「が」ゆえ未知である必要はない、と捉えます。
>ー田中さんの東京行きはいつ決まるの?
ー来週には。
「来週」は新情報で焦点です。
:
「来週」という既知の概念を共有している、ということだと思うのですが。
・私は明日から海外旅行に行きます。
の「私」も新情報ではないでしょう。
>
「鈴木さんが大きなあくびをした」というできごと全体が新情報です。
大きなあくびをしたのはだれでもなく、あのいつも真面目な顔をしている鈴木さんが大きなあくびをしたからおかしいんです。
:
なるほど。
ここはちょっと考えさせられました。
しかし、それを言ってしまうと、
・私は明日から海外旅行に行きます。
も『全体が新情報』になりません?
いずれにせよ、中立の場合「が」の前は新情報にはならない、という点では一致しているようですね。
もう少し考えてみます。
3.
>でも、脳の中にそういう概念がある、そういう言葉があるということと、「既知/旧情報」であることは関係ありません。
:
まったくおっしゃるとおりと思います。
しかし、それは、文脈・シチュエーションとして唐突に持ち出すと、いくら「既知/旧情報」であっても違和感を生じる文になる、という問題では。
「主題の分担」ー述部の範囲に応じて、ということで大した意味ではないです。
No.15
- 回答日時:
ハ格だけではなくガ格も 主題提示の相で文のほかの成分と連絡しあっている
かと考えます。
言い換えると 主題提示相としてのハ格もガ格もは 文における意味連絡とし
ての主格に直結しているのではない。対格にさえなり得ます。
文例( a ): 太郎ハ 花子ガ 好きだ。
について 中心主題(太郎[A]‐ハ)とそれにかかわる関係主題(花子[B]‐ガ)
とのふたつの主題が提示されています。
そうして 文における意味連絡としては――つまり 主格( S )や対格( O )
や述格( V )の互いのつながり具合いとしては―― ハ格もガ格も 主題提示
とは別のハタラキを持つようです。
( a-1 ) 《 A‐ガ B‐ヲ 好く》という解釈例:
・ 太郎が好きな相手は 花子だ。( Taroh likes Hanako. )
( a-2 ) 《 A‐ヲ B‐ガ 好く》という解釈例:
・ 太郎を好きなのは 花子だ。( Hanako likes Taroh. )
【Q:日本文は 論理の表わし方が ソフィスティケートしているので ややこしい
かも知れない。】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/10946407.html
★ 「が」と「は」の違いについて
☆ は 中心となる第一の主題をハ格が提示し その主題にかかわっている第
二主題の提示を ガ格がになっている。のだと思います。
・ 鈴木さんは校長です。
について
・ 鈴木さん‐ハ 〔鈴木さん‐ガ〕 校長です。
と捉えるわけになると思います。
あるいは 次のようになるかと考えます。
・ 〔わたしの主題‐ハ〕 鈴木さん‐ガ 大きなあくびをしました。
草々にて。
No.14
- 回答日時:
▲ 未知(=新情報)の場合は「が」を使って表し、既知(=旧情報)の場合
は「は」を使って表す
☆ この規定の意味は 《事実として既知であるかどうか》とは別の視点から
なされていると――大野説では――思います。
つまり 《事実としてどうであれ 文表現の中では 既知と扱うかどうか》と
いう基準なのだと思うのですが どうでしょう。
▲ (1)
・鈴木さんは校長です。(「鈴木さん」のことは「既知」なので、「 は」を
付けて表す)
☆ 大野説にかんしては この説明では足りないのだと思います。
ご見解の:
★ 「は」の意義は「主題提示」なので「鈴木さん(は)」が既知であるのは
当然のことと言えます。
☆ ですが この点についても 指向性として大野説は言っているかと思いま
す。
ただし違いは――繰り返しになりますが―― 《主題提示》として 事実がど
うであれ 話し手がその事実を伝える文表現で 既知扱いにするか・そうでは
なく未知扱いにするか これらの二つの場合がある。ということではないかと。
実際に未知であっても 既知として扱う場合があり また既知であるのに わ
ざと未知扱いをして 話し手は自己表現する。と。
冗長になるかも知れませんが 例示による説明をつづけます。
▲ (1)
・ 鈴木さんが校長です。( 校長が誰であるのか、「未知」なので、「鈴木さ
ん」に「が」を付けて表す)
☆ すなわち このときにも 事実として《校長が誰であるのか それは鈴木
さんである》と分かっていても 聞き手に対するサプライズとしてのごとく未
知扱いにして表現した。となると思います。
ご見解の:
★ ただ、この分類のネックは、「鈴木さん(が)」が未知であるのは、あく
まで総記の「が」、すなわち限定・特定の用法の場合に限られる、ということ
でしょう。
☆ という捉え方は 別の角度から 大野説と内容を同じくしているように思
われます。
すなわち取りも直さず:
★ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
既知の場合でも、
・鈴木さんが大きなあくびをしました。
という表現は可能だ、ということ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
なお 私見では――大野説そのままではなく―― 別の見方がありますので
別回答とさせていただきます。
No.13
- 回答日時:
早速の応答をありがとうございます。
>>無意識を契機とした言動は誰でもやっていますよ。
という意味に決まってます。
そんな、どうでもいいことが、「は」「が」と関係する訳がないでしょう。
意味不明です。
>>つまり、『十年目を迎えた』かどうかは、あくまで補足であって本旨とは関係ないことなわけ。
判らない人ですね~
「十年目を迎えた日本アイスホッケーリーグ」という一体の名詞句に、「は」が続き、この関係が問題で、文の意味ではないと言っているのが理解できていません。
補足であろうが、本旨であろうが、それは意味で、「は」「が」の意義とは【直接】関係はありません。
媒介の構造が理解きていないので、こういうトンチンカンな話になります。
冷静に何度か読み直してみて、「は」と「が」の意義を正しく捉えて下さい。
>>という文脈です。
相変わらずのチャランポランな用語ですね。
語、句、文、文章とは、文脈とは、修飾とは何か、中学校の文法書をまず、正しく理解して下さい。
三浦の本にも書かれていますが。
再三再四指摘していますが、ご自身の読解力が乏しいゆえ、忠告が理解できないようです。
やはり、「チェイフ=大野の既知未知論は破産の宣告を受けよう。」と言うしかありません。
そもそも、三浦はW.L.Chaef 『意味と言語構造 』(1974年)』の新情報/旧情報というのは、表現された文章の上でのこと行っているのに、大野はこれを未知/既知にすり替えていることを指摘しています。
これをここで展開しても、多分理解不能と思いますが、所詮、生成文法の威信に便乗した、その程度の論でしかないということです。■
ご回答ありがとうございます。
>「十年目を迎えた日本アイスホッケーリーグ」という一体の名詞句に、「は」が続き、この関係が問題で、文の意味ではないと言っているのが理解できていません。
:
《『十年目を迎えた』かどうかは、あくまで補足であって本旨とは関係ない》と申し上げた箇所を再度かみしめてください。
「本旨とは関係ない」ことなのですから、主題提示の主たる対象となる必要はない、ということです。
木ではなく森を見ましょう。
この文における「は」にとって、「十年目を迎えた日本アイスホッケーリーグ」は【一体の】名詞句ではありません。
>やはり、「チェイフ=大野の既知未知論は破産の宣告を受けよう。」と言うしかありません。
:
再三再四指摘していますが、「チェイフ=大野の既知未知論」には最初から賛同していません。
こんな簡単なこと何回言わせるのですかね。
眼鏡の替え時じゃないですか。(笑)
>そもそも、三浦はW.L.Chaef 『意味と言語構造 』(1974年)』の新情報/旧情報というのは、表現された文章の上でのこと行っているのに、大野はこれを未知/既知にすり替えていることを指摘しています。
:
そこは読みましたし把握していますよ。
チェイフは既出ということに拘っていたようですね。
大野は文中の位置という縛りを超えて、未知/既知を主張した。
しかし、ややこしくなるので今は触れませんが、ここに関する三浦の批判自体も不合理な内容ですよ。
>これをここで展開しても、多分理解不能と思いますが、所詮、生成文法の威信に便乗した、その程度の論でしかないということです。
:
根拠を示さない、そうした批判は見苦しいの一言で品位を下げる効果しかありませんよ。
No.12
- 回答日時:
#11 です。
>>無意識的言動は誰でもやっていますよ。
無意識的言動で記事が書けるのなら苦労はしません。
ちょっと考えてみればわかりそうなものだが。
何か、勘違いされてませんか。
>>旧情報は「日本アイスホッケーリーグ」。
『何年目を迎えたかを記憶している』必要はないのです。
「十年目を迎えた」は「日本アイスホッケーリーグ」の修飾句で、これは一体の認識ですが。
本当に文意が読めないのだということを自ら如実にお示しになっておられますね。(笑)
中学校の文法を良く、もう一度、初めから学習して下さい、
以前にも指摘しましたが。
>>【こうした】文脈で記者が「は」と言う場合、読者にとって新か旧かを記者が判断していることになるのですよ
【こうした】は具体的に、何に繋がっているのですか。
シチュエーションを勘案した文・文章全体などという曖昧な逃げ口上では、中学の試験でも☓です。
>>誠意をもって何度も説明させていただいているところです。
誠意をもって何度も深く理解して下さい。
ただ、批判の論理が不合理なので、その批判自体を批判している、ということ。
こんな簡単なこといちいち言わにゃならんとは、ほんと『阿保らしい』。(笑)■
ご回答ありがとうございます。
>無意識的言動は誰でもやっていますよ。
⇒無意識的言動で記事が書けるのなら苦労はしません。
:
・無意識を契機とした言動は誰でもやっていますよ。
という意味に決まってます。
>「十年目を迎えた」は「日本アイスホッケーリーグ」の修飾句で、これは一体の認識ですが。
:
ここも文脈を読めないため生じている誤った認識ですね。
「十年目を迎えた日本アイスホッケーリーグ【は】二十六日、東京・品川スケートセンターで開幕。国土計画―古河、西部鉄道―十条製紙の二試合【が】行われた。」
という文全体を【俯瞰して】読むことが大事です。
そうすれば、この文は、
・二試合【が】行われた。
ことが言いたい文だということが理解できるはずです。
つまり、『十年目を迎えた』かどうかは、あくまで補足であって本旨とは関係ないことなわけ。
「日本アイスホッケーリーグ【は】二十六日、東京・品川スケートセンターで開幕。国土計画―古河、西部鉄道―十条製紙の二試合【が】行われた。」
だけで十分意図は通じますよね?
なので、「十年目を迎えた」について読者が既知である必要はないわけです。
冷静に何度か読み直してみるとご理解いただけると思います。
>【こうした】は具体的に、何に繋がっているのですか。
:
「十年目を迎えた日本アイスホッケーリーグ【は】二十六日、東京・品川スケートセンターで開幕。国土計画―古河、西部鉄道―十条製紙の二試合【が】行われた。」
という文脈です。
>シチュエーションを勘案した文・文章全体などという曖昧な逃げ口上では、中学の試験でも☓です。
:
『曖昧』とお感じになるのは、ご自身の読解力が乏しいゆえかと。
何か言いたければどんどん言って構いませんが、それとは別に本質的問題に向き合うこともおろそかにしてはいけません。
No.11
- 回答日時:
#10 の応答について
>>(無意識的に)主題提示するわけです。
記者は夢遊病者ですか?
>>行なわれた試合が『国土計画―古河、西部鉄道―十条製紙の二試合』である、ということが【読者】にとっては新情報。
「十年目を迎えた日本アイスホッケーリーグ」は新情報ではないのですか。日本アイスホッケーリーグが何年目を迎えたかを記憶している【読者】はいませんが。
>>読者にとって新か旧かを記者が判断する。
という文脈であることが理解できないようですね。
「十年目を迎えた日本アイスホッケーリーグ【は】二十六日、東京・品川スケートセンターで開幕。国土計画―古河、西部鉄道―十条製紙の二試合【が】行われた。」
という文章のどこが、<読者にとって新か旧かを記者が判断する。という文脈>なのでしょうか。
チャランポラン、頓珍漢というのはこういう場合のことをいうのではないでしょうか。
他は阿保らしいので省略。
【チェイフ=大野の既知未知論は破産の宣告を受けよう。】というのが正しいことが理解できましたでしょうか。■
ご回答ありがとうございます。
>(無意識的に)主題提示するわけです。
⇒記者は夢遊病者ですか?
:
夢遊病者じゃなくとも無意識的言動は誰でもやっていますよ。
ちょっと考えてみればわかりそうなものだが。
>「十年目を迎えた日本アイスホッケーリーグ」は新情報ではないのですか。日本アイスホッケーリーグが何年目を迎えたかを記憶している【読者】はいませんが。
:
本当に文意が読めないのだということを自ら如実にお示しになっておられますね。(笑)
旧情報は「日本アイスホッケーリーグ」。
『何年目を迎えたかを記憶している』必要はないのです。
>「十年目を迎えた日本アイスホッケーリーグ【は】二十六日、東京・品川スケートセンターで開幕。国土計画―古河、西部鉄道―十条製紙の二試合【が】行われた。」
という文章のどこが、<読者にとって新か旧かを記者が判断する。という文脈>なのでしょうか。
:
文脈とは文の流れ、シチュエーションを勘案した文・文章全体を意味します。
近視眼的に『文章のどこが』といった疑問を抱くようでは、中学生に負けますよ。(笑)
こうした文脈で記者が「は」と言う場合、読者にとって新か旧かを記者が判断していることになるのですよ、と申し上げているわけです。
>他は阿保らしいので省略。
:
不思議ですね。
私もまったく同じことを思っていました。(笑)
しかし、誠意をもって何度も説明させていただいているところです。
>【チェイフ=大野の既知未知論は破産の宣告を受けよう。】というのが正しいことが理解できましたでしょうか。
:
どこに目をつけておられるのか。(笑)
賛同できない、と最初から述べていますよね?
ただ、批判の論理が不合理なので、その批判自体を批判している、ということ。
こんな簡単なこといちいち言わにゃならんとは、ほんと『阿保らしい』。(笑)
No.10
- 回答日時:
#7 です。
>>知らない人がいるかどうか、ということは関係ありません。
【記者】が、読者は「日本アイスホッケーリーグ」を既知情報と認識していると捉えて良い、と判断するからこそ、
「(十年目を迎えた)日本アイスホッケーリーグは」
と(無意識的に)主題提示するわけです。
>二試合の結果を期待している読者に対し、何が新情報?
:
行なわれた試合が『国土計画―古河、西部鉄道―十条製紙の二試合』である、ということが【読者】にとっては新情報。
ということ。
片や【記者】、片や【読者】と相変わらずのチャランポランですね。
【読者】は【読者】の既知/未知を透視する能力を持っているのでしょうか。
何故か、4次元世界やお化けの話しが良く出てきますね。
>>「中立叙述」とは総記でない「が」の意義に決まってますがな。
ああ言えば、こう言うのタイプですね。
「中立叙述」と「総記」を先ず、明確にしなければ、好き放題です。
>>「聞き手にとっても既知である」という話者の(基本的に無意識的な)判断です。
また、超能力の話しですか。
>>・君の嫁さん(という立場の人)は私がさがしてあげるよ。⇒立場・続柄など。
その人を誰が知っているのですか?
また、また、超能力の話しですか。■
ご回答ありがとうございます。
>片や【記者】、片や【読者】と相変わらずのチャランポランですね。
:
読者にとって新か旧かを記者が判断する。
という文脈であることが理解できないようですね。
チャランポランに見えるとしたら、読解力不足ですから、少し本を読む習慣をつけたほうがよろしいかと。
>【読者】は【読者】の既知/未知を透視する能力を持っているのでしょうか。
:
また悪い酒でも飲んでますかね。(笑)
『既知/未知を透視する能力を持っている』のは読者ではなく記者。
さらに、透視ではなく(無意識的)判断。
>「聞き手にとっても既知である」という話者の(基本的に無意識的な)判断です。
⇒また、超能力の話しですか。
:
『(基本的に無意識的な)判断』の話。
アスナロウさんも無意識に何か言ったりすることはありますよね?
たとえば、相手が敬語を使えば敬語を使うでしょうし、タメ口ならタメ口になるでしょう。
家族の顔を見れば無意識に朝の挨拶をするでしょう。
別に超能力が必要なことはない。
>・君の嫁さん(という立場の人)は私がさがしてあげるよ。⇒立場・続柄など。
⇒その人を誰が知っているのですか?
また、また、超能力の話しですか。
:
「君の嫁さん(という立場の人)」なので『その人』じゃないんです。
「立場・続柄」を『その人(未知)』とは認識しませんよね。
ユリゲラー(←古っ 笑)じゃなくても既知と認識できます。
・君、嫁さんはあるかい?
と言う場合の「立場・続柄」です。
独身男性にとっての「嫁さん(という立場・続柄)」は既知と認識されるでしょう。
いわゆる普遍性です。
ご理解いただけましたでしょうか。
・君の(あの)嫁さんは美人だね。(個人ー特殊性)
とは区別なさってください。
No.9
- 回答日時:
#8 について
>>どうも、「既知/旧情報」「未知/新情報」の定義が言語学者のそれとは違っているようです。
だから話がかみ合わないのでしょう。
ご指摘の通りで、諸説氾濫し、「百家争鳴」となるのが、現象論/機能論です。
あるものの本質を把握するとは、そのものがそのものであるために欠かすことのできない在り方を抽象することです。
抽象については先に説明しましたよね。
こうした、基本を理解せずにあれこれいうため混乱するしかありません。■
No.7
- 回答日時:
#5 です。
>>旧情報⇒「十年目を迎えた日本アイスホッケーリーグ」
新情報⇒「国土計画―古河、西部鉄道―十条製紙の二試合」
簡単な構図です。
旧情報⇒読者にとって何が旧なのでしょうか?
「十年目を迎えた」が旧情報?
「日本アイスホッケーリーグ」を知らない読者に対して、旧情報?
二試合の結果を期待している読者に対し、何が新情報?
新旧などという基準自体がナンセンスです。
>>中立叙述は未知の適用を受けない
毎回、適当な言い訳をするのは恣意的な解釈でしかありません。
そもそも「中立叙述」とは? きちんと説明して下さい。
>>「嫁さんという立場の人間」ということであり、これは聞き手としての独身男性なら誰でも共有できる既知の事柄です。
そんなことは、独身男性でなくとも誰でも知っている語の意義に過ぎません。語の意義を知らなければ文を理解できません。
既知/未知とは何を基準に言っているのですか? きちんと説明して下さい。
>>「君の嫁さんは美人だね」という既知とはまた違う使いかたですからご理解ください。
毎回、言い訳しかできないのですか。何が違うというのでしょうか。■
ご回答ありがとうございます。
1.
>旧情報⇒読者にとって何が旧なのでしょうか?
「十年目を迎えた」が旧情報?
「日本アイスホッケーリーグ」を知らない読者に対して、旧情報?
:
失礼しました。
旧情報⇒「十年目を迎えた日本アイスホッケーリーグ」
ではなく、
旧情報⇒「日本アイスホッケーリーグ」
ですね。
知らない人がいるかどうか、ということは関係ありません。
記者が、読者は「日本アイスホッケーリーグ」を既知情報と認識していると捉えて良い、と判断するからこそ、
「(十年目を迎えた)日本アイスホッケーリーグは」
と(無意識的に)主題提示するわけです。
>二試合の結果を期待している読者に対し、何が新情報?
:
行なわれた試合が『国土計画―古河、西部鉄道―十条製紙の二試合』である、ということが読者にとっては新情報。
ということ。
2.
>毎回、適当な言い訳をするのは恣意的な解釈でしかありません。
そもそも「中立叙述」とは? きちんと説明して下さい。
:
「が」を使う場合の無意識について分析的に判断するなら、『中立叙述は未知の適用を受けない』と申し上げている。
想像力の乏しい方にとっては『適当な言い訳』に聞こえるのかもしれませんが、そうではないということ。
「中立叙述」とは総記でない「が」の意義に決まってますがな。
3.
>そんなことは、独身男性でなくとも誰でも知っている語の意義に過ぎません。語の意義を知らなければ文を理解できません。
既知/未知とは何を基準に言っているのですか? きちんと説明して下さい。
:
「聞き手にとっても既知である」という話者の(基本的に無意識的な)判断です。
『独身男性でなくとも誰でも知っている語の意義』だからこそ、「聞き手にとっても既知である」という(基本的に無意識的な)判断を話者はするわけ。
むろん、文脈的に唐突であれば使えないのは言うまでありません。
>「君の嫁さんは美人だね」という既知とはまた違う使いかたですからご理解ください。
⇒毎回、言い訳しかできないのですか。何が違うというのでしょうか。
:
また『言い訳』ですか。
少なくともアスナロウさんには言われたくないですけどね。(大笑)
・君の嫁さん(という立場の人)は私がさがしてあげるよ。⇒立場・続柄など。
・君の(あの)嫁さんは美人だね。⇒個人。
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因みに
・鈴木さんが大きなあくびをしました。
の場合は、いわゆる「中立叙述」。
#3お礼欄からの続き。
3.
>・昔は、日本は、夏は涼しかった。
:
すべて既知と思います。
「昔は」⇒「日本は、夏は涼しかった。」
「日本は」⇒「夏は涼しかった。」
「夏は」⇒「涼しかった。」
のように主題が分担されているかと。
しかし、言わずもがなですが、主題が増えると焦点がぼやけますから好ましくありません。
・昔は、日本の夏は涼しかった。
とするのが妥当なのでしょう。
4.
>いいえ、そうではありません。
:
失礼しました。
総記について書いてしまいましたね。
>
・どうしたの? 何がおかしいの?
・鈴木さんが大きなあくびをしたの。
文全体が新情報で、焦点です。
:
質問文でも述べましたが、中立叙述の場合(ガの前の)新情報は適用されないでしょうね。
中立叙述の場合、後項が新情報になると思います。