【解消】質問投稿時のカテゴリ選択の不具合について

なぜ私たちは細長い物を「一本、二本」ってかぞえるんでしょうか?読む「本」となにか関係あるんでしょうか?真剣に困ってます。教えてください!

A 回答 (5件)

直接は関係しませんが、中国語学習者から一言。



「一本、二本」の本に当たることばを、日本語の文法では助数詞といいますが、中国語の文法では量詞といいます。数えるものの種類を決める言葉です。
専門的な証明があるかどうかは分かりませんが、中国語を学習すると、誰でも日本語の量詞は、中国語から来ているのでは?と類推できるほど、量詞は中国語になくてはならない概念です。日本語の量詞は、外国人にとって覚えるのが大変だ、ともいいますが、もともとは、おそらく中国語から入ってきた文法事項だと思います。
現代中国語(普通話)では、日本語のようにものを数えるときにのみ量詞を使うのではなく、名詞の多くが、
「(形容詞)+数詞+量詞+名詞」
の形で出てきます。日本語で、「あの本ください」というときの「あの靴」は、あれ+代名詞の二つからなっていますが、中国語では、
「那+(一)+本 + 書」
na4 yi1 ben3 shu1
あの ひとつ 冊   本
となり、日本語に訳すと、「あの一冊の本」という形で出てきます。
で、実は、現代中国語では、「本」は、日本語でいう本のことではなく、一冊、二冊と数える時の「冊」にあたる言葉です。では、日本語の本はなんというかというと、書となりmす。

中国語では、名詞を使わず、数詞+量詞を名詞のかわりに使うことが日常茶飯事です。
那(一)個(東西=もの)  =あれ
那(一)本(書)      =あの本
那(一)双(靴)      =あの靴
つまり、日本語で「あの本とって」を、「あの一冊とって」と話しているわけです。

で、中国語で、細長いものをあらわす量詞ももちろんあって、条(tiao2)がそれにあたります。
ただ、日本語とは使う場合が結構違います。何を「細長い」と思うかによるわけです。
たとえば、魚も細長いので、条を使います。一匹の魚、というところを、一本の魚、といっているわけです。

こういう風に、中国語を勉強すると、量詞が別に日本語に限った概念ではないことがわかります。
韓国語にも、量詞の概念はちゃんとあります。韓国語の場合も、日本語と同様中国語から入った文法事項だと思います。
量詞は、地味ですが、欧米圏の言語にはない、中国語独自の概念です。英語を例にあげると、two apples, three desksのように、量詞の概念がなく、数詞が直接名詞を修飾します。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

とてもよくわかりました!
こんなに丁寧に説明してくださりありがとうございます。

お礼日時:2004/12/15 19:02

「本」のテリトリーを再度見回してみると、本当に様々、広く使われていますね!



「本」の本来の意味は、「元」「根本」ではないかしら。。??
一本、二本、・・という助数詞も一つの塊ごとに扱って数えるところから使われたのを思います。
「本当」「本質」「見本」「本官」もこの意味から派生してるのを想像できます。
「見本」から、紙に書かれた物、「本」が派生して、多分?それは最初は中国で巻物だったのを想像します。
数える時に、一本、二本、と数えて、、やがて、長いもの全般に使うようになったのでは。。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

「塊ごとに扱って考える」。
なるほど。
そう言われてみるとそうかもしれないです。

お礼日時:2004/12/15 19:27

日本語は物を数えるときの助数詞が複雑で日本語を習う


外国人泣かせだといわれます。船は隻、飛行機は機、車は台、ミサイルは発など。

本は漢語からの借用語で元々は草木、花などを数えるときに使うものです。現在はタイヤ、刀、トンネル、筆、ヨーカンなどにも使われます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

そーなんですよね(T-T)
わたしも外人の友人に聞かれて困っていたんです。

回答ありがとうございます。

お礼日時:2004/12/15 19:00

「本」はもともと木の根元に一本線を引いたものを示す指事文字です。


意味的にはひろく「もと」の意味になるそうです。
ですから木のように長いものを数える言葉になったのではないでしょうか。
書物の「本」との関係はいまいちわからないのですが、
古代は書物が非常に貴重であったことを考えれば、
まさに原本、大本のものであったという考えはどうでしょう。
昔に木を切り倒して作った紙で出来ているから、などという説明も誰かから聞いた覚えもあるような、ないような。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど!この説ははじめて聞きました。
ありがとうございます。

お礼日時:2004/12/15 18:58

こんにちは。



辞書ではこんな風に書かれていますね。

「本ほん
(三)(接尾)助数詞。(1)細長い物の数を数えるのに用いる。「一―杉」「棒が三―」「牛乳五―」」
出典:三省堂 大辞林

「ほん【本】
(10)棒状の長いものを数える語。「鉛筆五―」
出典:岩波書店 広辞苑第4版

ご参考まで。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとございます。
参考にさせていただきます。m(__)m

お礼日時:2004/12/15 18:55

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


おすすめ情報