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現在日本では窒素酸化物の排出量を減らすためにどのようなことを行なっていますか?
できたら詳しく教えてください!

A 回答 (2件)

自動車は三元触媒とEGR


工場については排煙脱硝で検索してください。
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ご存知かと思いますが、窒素は地球の大気の約80%を占めています。

このため、窒素酸化物(NOx と呼ばれる)には
(1) 化石燃料やその他の「燃料」を燃やすことによって発生するもの(フュエルNOx:燃料由来)
(2) 大気中の窒素が、高温その他の理由によって大気中の酸素と結合して発生するもの(サーマルNOx:大気と熱由来)
の2種類があります。

(1) は自動車の排気ガスや工場からの排煙が主な発生源であり、自動車のエンジンや煙突の排ガス清浄装置によって除去します。技術としては「低NOx燃焼法」「排煙脱硝法」「触媒法(尿素SCRなど)」などがあります。
個別の排出量には「規制」が設けられて効果をあげていますが、東京などの大都市では自動車の台数が多いことから、地域の「総量」はかなり多くなっています。そのため「地域の総量」に対しても規制が行われています。
なお、数値規制されているのは「二酸化窒素(NO2)」であり、その他の「一酸化窒素(NO)」などは規制の対象外です。

(2) は発生を抑制することが原理的・技術的に難しく、こちらはほとんど手つかずの状態だと思います。

「硫黄酸化物(いわゆる SOx)」が「酸性雨」の原因となって直接自然環境に悪影響を及ぼすのに対して、NOx は「光化学スモッグ」を引き起こすものの、人体への影響がよく分かっていない、環境への目に見える影響がないこともあり、特に (2) に関して積極的な技術開発や大きなコストはかけていないのが現状かと思います。

↓ 参考
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizuk …
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AA%92%E7%B4%A0 …
↓ 尿素SCRシステム
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%BF%E7%B4%A0 …
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