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前処理カラム(ODS系)を用いて、ある食品の抽出液を前処理して不用成分を除いた後に、HPLCで分析して化合物Aの定量を試みております。方法は、以下の通りです。
1. 300 mgの食材の粉末に2 mLの50%メタノールを加え、抽出後、その液を全量、前処理カラムにロードしました(前処理カラムは事前にコンディショニングしています)。
2. 50%メタノールを5 mLくらい流して不用成分を除去した後、化合物Aを含む画分を100%メタノールで回収しました。この溶液を完全に除去した後, メタノールで再溶解し、2 mLのメスフラスコに定容しました。
3. HPLCで化合物Aの標準品を用いて検量線を作成後、この2 mLに定容した液の濃度を求めたところ、0.03 mg/mLであることがわかりました。ここから食品サンプル1 gに含まれる化合物Aの量(mg)を求める。

自分で計算してみたのですが、この算出方法であっていますでしょうか?
定容後の液をHPLCで分析すると0.03 mg/mLなので、定容した液には0.03 mg/mL x 2 mL = 0.06 mgの化合物Aが存在する。これは食品サンプル300 mgから抽出したので、300 mg中に0.06 mgの化合物Aが存在することになる。食品サンプル1 g中の化合物Aの量は、
300 mg:0.06 mg = 1000 mg:Xとなり、Xは0.2 mg。よって0.2 mg/g含まれている。

これは正しいでしょうか?前処理カラムを使って定量したことがないので、結果が正しいのか不安です。詳しい方、教えていただけないでしょうか?

A 回答 (1件)

正しいです。


実際には、途中で分取したり、濃縮操作があったりして、もっと複雑な計算になりますが。
また、食品100g中の含量だったり、一食分中の値が必要だったり。
いろんな計算が必要となります。
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