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質問第一 今回の質問の前提として、先に引用した常木実著・標準ドイツ語の箇所を、下に括弧内を含めて、そのまま記載します。仰るとおり、冠飾句の欄の記載ですが、内容は冠飾句に限られていないと思いました。ただ、私は、「現在分詞あるいは過去分詞を基礎とした句」の意味で「分詞句」という言葉を理解し使用していましたが、ご指摘を受けてみれば、私の用語の理解や使い方が間違えているのかもしれないと思いだしましたし、常木先生の下の引用文末尾の記述は、冠飾句についてのみに妥当するのかもしれないとのも思いも出てきています。如何なものでしょうか?お教え下さい、

                    記
「たとえば、ちょっと妙な例ですが「とうとう自分の夫から逃げ出した妻…」をドイツ語でいう場合、次の3つの型が考えられます:
関係文:die Frau,die entlich ihrem Mann entlaufen ist,…
   (die という定関係代名詞を用いた関係文の例)
分詞句:die Frau,entlich ihrem Mann entlaufen ,…
   (定関係代名詞dieも,定動詞istも省いた例)
冠飾句:die Frau,entlich ihrem Mann entlaufen ist,…
この冠飾句の例でおわかりのように、基礎となる形容詞‐上例で言えば、過去分詞gelaufen=は必ず句の最後に置きます。」

質問第二 上のように、本件の「,gegruendet 1050,」を、冠飾句と関係文で書き換えると、以下のようになると思いましたが、如何なものでしょうか?
1 冠飾句 「Die (im Jahre) 1950 gegruendete, aelterste und bekannteste deutsche Ferienstrasse,ist…」
2 関係文 「, die (im Jahre) 1950 gegründet worden war,」
この関係文の主語は、die = Ferienstrasseだから受動文にし、本文が現在完了だから、この関係文は過去完了形にしました。
ご面倒をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

質問者からの補足コメント

  • ご回答に、分詞句には形容詞句的機能のものと副詞句的機能のものがあるとあります。この副詞的機能の句=「分詞構文」だと思います。宍戸里佳著・しっかり学ぶ中級ドイツ語文法(ベレ出版 2014年初版、同旨、同著・しっかり身につく中級ドイツ語トレーニングブック301頁)318頁には「分詞を副詞として使うとき、この分詞に情報を付加し、副詞句にすることが出来ます。これを分詞構文といいます。英語の分詞構文と発想は同じです。副文に準じた使い方をするので、次のような特徴があります。①分詞を最後に置く②分詞構文の前後をコンマで区切る」と、同310頁には「④副詞句は拡張すると分詞構文になる。⑤形容詞句は同冠飾句になる」とあります。上➀の理由が書いてないので検証できないのですが、この宍戸説によれば、1行目と⑤と⑥とからして、分詞句は、全て分詞を末尾に置くことになるはずです。この宍戸説に対する御感想等をお願いします。

      補足日時:2020/01/26 22:47

A 回答 (3件)

(No.2 からの続きです。




さて、分詞句(分詞構文)に形容詞的なものと副詞的なものがあるという話をしたのは、
分詞句の中の分詞の位置がこれと関係しているのではないかと思ったのがきっかけなのですが、
前回の質問での分詞句が短かったことと、分詞の位置について書かれている文法書からの引用があったことにちょっと惑わされて、
一番基本的な視点の一つを忘れていたようです。

ドイツ語の文には、重要な情報や強調したい語は後ろに置く、という傾向があります。
例えば、分離動詞を現在時制の平叙文で使うとき、分離の前綴りは文末にくるという規則は御存じだと思います。

Ich nehme es in die Schule mit.(私はそれを学校へ持っていく。)

しかし、持っていく先が学校であるという場所の方を強調したい場合、(特に口語で)それを文末に持っていくことがあります。

Ich nehme es mit in die Schule.

あるいは、質問文とのセットで考えるとわかりやすいと思います。

Was spielst du mit deinem Freund?
Ich spiele mit meinem Freund Tennis.

Mit wem spielst du Tennis?
Ich spiele Tennis mit meinem Freund.

こういうことが、分詞句の内部でもあり得ると思います。
例えば、スイスの文法サイトに出ている形容詞的分詞構文の例に下のようなものがあります。

Der Schauspieler, geboren in Deutschland, wurde in Amerika ein Star.
その俳優は生まれたのはドイツで、アメリカでスターになった。

前回の回答で引用した例文と比較してみてください。

Der Schriftsteller, 1960 in Berlin geboren, hat einen neuen Roman veröffentlicht.

過去分詞 geboren の位置が違っています。前の例文では in Deutschland が後置されていますが、
そのあとに「アメリカで」スターになった、という内容が書かれているので、それとの関係で、
生まれた場所である「ドイツ」の方に意味の重点があると考えられます。
それに対して、下の方の例文の 1960 in Berlin geboren は、単なる「履歴」に過ぎません。

同じサイトからもう一つ例文を借りると、下の文の場合も、比較する「対象」の方が重要なので、これが分詞より後ろに来ていると考えられます。

Verglichen mit anderen Vorschlägen, ist eure Lösung die beste.
ほかの提案と比較すると、君たちの解決策が最もよい。

また、ドイツの Duden から出ている "Richtiges und gutes Deutsch" という文法書には、トーマス・マンの『魔の山』から以下の文が引用されています。

In einem Winkel saß Dr. Krokowski, begriffen in frischem und herzlichem Gespräch mit einem Halbkreise von Damen…
片隅ではクロコフスキー博士が、婦人たちに半円形に囲まれて元気に親密に話しながら座っていた。

句頭に出ている begriffen は、辞書では「分詞的形容詞」となっており、begriffen in で「~の最中である」の意味です。
一見、saß に係る副詞的分詞構文のようにも見えますが、同書の解説では、主文中の主語に係る、と書いてあります。
この場合、「~の最中である」ことよりも、「誰と何をしている最中か」の方が重要なので、それが後ろに置かれているのではないかと思います。
また同じ書物には、意味内容的には同じといえる二つの文で、分詞の位置が逆になっているのも興味深いです。

Ich muss dem ganzen Buch widersprechen, den Schluss ausgenommen.
Ich muss dem ganzen Buch widersprechen, ausgenommen dem Schluss.

2番目の文では、主文中の動詞 widersprechen が dem ganzen Buch という3格目的語を取っていますが、
「その本全体に反論しなければならない」が「終結部には反論しない」ということで、
除外されるべき dem Schluss があとに置かれていると考えられます。

以上のことを敷衍して考えると、

Die älterste und bekannteste deutsche Ferienstrasse, gegründet 1950, ist zum Vorbild für ihr japanisches Gegenstück von 1987 geworden.

という、今回の質問の出発点となった文の場合、
ドイツのロマンティック街道にあやかって日本ロマンティック街道ができたのが1987年という年号が出ているので、
それとの対比で、1950年という創立の年号の方に意味的な重みがあるというニュアンスゆえに後置されていると考えられます。
gegründet 1950 は形容詞的(付加語的)過去分詞構文、1950 は gegründet に係る副詞と結論付けます。

文法学習の難しいところですが、文法書によって説明の仕方が違い、レベルによっても説明範囲が異なります。
そして、そこに書かれている「規則」は、すべてのケースに当てはまるような、絶対的な文法上の正否を規定するものとは限らず、
あくまでも「原則」や「標準」であり、文脈や文体上の問題から変わる場合もいくらでもあるということです。
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この回答へのお礼

質問自体がしっかりしていないのにもかかわらず、懇切丁寧にお教えをいただき、ありがとうございました。恐らく、文筆業を生業としていらっしゃるのだろうと思いますが、ドイツ語の知識のみならず、表現力の素晴らしいことに感服いたしました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2020/01/28 14:56

補足を拝見して、もう一度まとめ直す必要があると思いましたので、少し長くなると思いますがもう一度回答します。



まず、常木実著の文法書の解説にある「過去分詞は最後に置く」という説明が、冠飾句に限ったものであるという点は明らかだと思います。
この文法書はかなり古いものですが、私の手元にもこれとほぼ同時期に出版された初級と中級の文法書があり、
そのどちらにも、分詞の位置に関する説明はありません。またこの2冊では、「分詞句」という用語は使っておらず、「分詞構文」となっています。

宍戸里佳著の文法書は、書店でパラパラめくってのぞいてみたことはありますが、持ってはいません。
先ほど、家の近くの図書館へ行ったのでついでに探してみましたがそこにはなく、同じ著者による『英語と一緒に学ぶドイツ語』がありました。
分詞を使った副詞句、および分詞構文について触れたページはあるのですが、解説があまりにも簡単に過ぎて要領を得ません。
引用していただいた解説文にも一部不明瞭なところがあります。

>分詞を副詞として使うとき、この分詞に情報を付加し、副詞句にすることが出来ます。これを分詞構文といいます。
>副詞句は拡張すると分詞構文になる。

最初の説明文では、「副詞句を分詞構文という(副詞句=分詞構文)」と書いてあります。
この書き方は、『英語と一緒に学ぶドイツ語』の「現在分詞」の項目にもありました。
ところが、2番目の解説文では、「副詞句を拡張すると分詞構文になる」と書いてあり、前の解説と一致しなくなります。
2番目の解説で「副詞句」としているのはちょっと混乱しており、「副詞的に使う分詞」でないと辻褄が合いません。
また、『英語と一緒に学ぶドイツ語』では、「現在分詞を含む副詞句は、前後をコンマで区切り、英語でいう分詞構文になります」と書いてあります。
「英語でいう」と書かれると、ドイツ文法ではそう呼ばないように聞こえて、これもちょっと混乱します。
「現在分詞が句の終わりに置かれる」という説明は、この本にも書いてあります。
同書の「過去分詞」の項目にも、「副詞句(=分詞構文)」という書き方がされています。

英語の文法書での「分詞構文」は、副詞句な用法しか扱わないと思います。
そして、日本の出版社から出ているドイツ文法の本でも、分詞構文や分詞句の見出しによる解説で挙げられている例文は、ほぼすべて副詞句です。
これが英文法からの影響なのかどうかは不明ですが、ドイツ語の形容詞的な分詞句(分詞構文)は、
副詞的なそれと比べると用例は少なくなると思うので、日本の初級、中級の文法書では扱っていないというだけなのかもしれません。

「分詞が句の最後に置かれる」という説明は、宍戸里佳著の文法書以外のものには見つかっていません。
その説明が間違いだとは思いません。実際、日本の文法書に出ている副詞的分詞構文の例文は、
すべて分詞が句末にあるものばかりで、形としてはこれが標準なのだろうと思います。

これらの点がドイツの文法書と違う点です。ドイツの文法書でも、
「分詞句(Partizipphrase)」や「分詞構文(Partizipkonstruktion)」という用語が使われています。
その場合、「付加語的(attributiv)」と「非付加語的(nicht-attributiv)」という分け方をします。
attributiv というドイツ語の用語の定義に議論があるようではありますが、
Duden 社の文法書では、この attributiv に当たるものを「分相応の分詞・形容詞句(Satzwertige Partizip- und Adjektivphrasen)」と呼んでいます。
そして、ここで扱われている分詞句、もしくは分詞構文は、副詞句ではなく、名詞を修飾するものです。

Vor dem Bild, eine Landschaft darstellend, stehen drei Leute.
風景を描写しているその絵の前に3人の人が立っている。

上の文の分詞句「eine Landschaft darstellend」は、名詞 Bild を修飾するものです。
このように、先行する名詞に係る形容詞的な分詞句(分詞構文)の例は、先の回答中にもいくつか引用してあります。
ですので、「副詞的機能の句=分詞構文」ではなく、形容詞的、副詞的、どちらの分詞構文もあります。
ただ日本のドイツ文法書では、形容詞的な分詞句は冠飾句に限定されているように見えます。
今日、図書館で偶然見つけたもう一冊の文法書に、菊池雅子著『ドイツ文法の入門』というものがありますが、
私が今回確認した日本の文法書の中で唯一、形容詞的な分詞句の例文を収めてありました。

「過去分詞構文」の例文
Fünf kleinere Mahlzeiten, über den Tag verteilt, sind besser als zwei große.

上の文は、「一日の間に配分された5回の少なめの食事」は「2回の大量の食事よりよい」という意味で、
過去分詞句 über den Tag verteilt は、名詞 Mahlzeiten にかかっているので形容詞句です。

「現在分詞による文の短縮」の例文
Beide Männer, ein wenig hinter ihm stehend, schlugen auf ihn ein.

上の文は、「彼の少し後ろに立っていた両方の男」が「彼に殴りかかった」という意味で、
現在分詞句 ein wenig hinter ihm stehend は Männer に係っています。

それからもう一つ、「分詞構文の前後はコンマで区切る」という説明ですが、これも初級者用の原則だと思います。
在間進著の『詳解ドイツ文法』では、現在分詞構文と過去分詞構文が分けて説明されていますが、
そのどちらでも、「主文と分詞句との間のコンマは任意である(意味関係を明確にしたい場合は打つ)」となっています。
この文法書は、近年のドイツの文法研究に基づいている部分が多く、実際コンマの打ち方については、ドイツの文法書などでも自由度があります。

回答 No.3 に続きます。
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この回答へのお礼

ご面倒をおかけして申し訳ありませんでした。できれば、今度は、もう少し自分で調べてから質問させていただきたいと思っています。

お礼日時:2020/01/28 14:59

前回、「基礎となる形容詞は必ず句の最後に置く」という引用文から、これは冠飾句の説明ではないのかと思ったのですが、やはりそうだったようです。


結論から言うと、上の規定は冠飾句のみに該当し、分詞句には当てはまりません。

その前に、引用部分に誤りがあり、冠飾句と分詞句の区別を完全に理解されていないおそれがあるので、そこから書こうと思います。

先に簡単なスペルミスですが、entlich ではなく endlich、「ついに」「とうとう」という意味であり、
「終わり」を意味する Ende から派生した語なので、ent- ではなく end- です。
(t の発音になる d をうっかり t で書いてしまうミスはよくあります。)

文法書から引用していただいた部分なのですが、3番目の冠飾句の例文は写し間違いです。それは冠飾句ではありません。
冠飾句というのは、現在分詞または過去分詞を含む複数の付加語が名詞の前に置かれた場合を言い、
その冠飾句内の最後に位置する分詞が、形容詞として直後の名詞を直接修飾する形です。
ですので、3番目の冠飾句の例文は、下のようになっていなければおかしいのです。

冠飾句の例 die endlich ihrem Mann entlaufene Frau

定冠詞+名詞である die Frau の間に割って入り、名詞 Frau を直接修飾している「endlich ihrem Mann entlaufene」の部分を「冠飾句」と呼びます。
この場合、冠飾句最後尾の分詞 entlaufen の語末は、性、数、格による語尾変化をします。
つまりこの場合、冠飾句の最後の分詞は形容詞として直後の名詞と直結していなければならないので、
「基礎となる形容詞は必ず句の最後に置く」という説明になります。

entlaufene(過去分詞=付加語的形容詞)→ Frau(名詞)
die(定冠詞)+ [endlich ihrem Mann entlaufene](冠飾句=付加語的形容詞句)→ Frau

冠飾句の例をいくつか挙げてみます。まず、現在分詞を使った冠飾句。

die bunt blühende Blumenwiese
色鮮やかに咲いている花畑

過去分詞を使った冠飾句の、格による分詞の語尾変化は以下のようになります。
ihr Mann「彼女の夫」の間に、im Krieg gefallen「戦死した」という過去分詞を含む冠飾句が挿入された形です。

ihr im Krieg gefallener Mann(彼女の戦死した夫)
2格で das Grab ihres im Krieg gefallnen Mannes(彼女の戦死した夫の墓)
3格で Sie erzählt von ihrem im Krieg gefallenen Mann.(彼女は戦死した夫のことを語る。) 
4格で Sie erinnert sich an ihren im Krieg gefallenen Mann.(彼女は戦死した夫のことを思い出す。)

このように、名詞の付加語となる冠飾句では、形容詞として機能する分詞は最後に置かれて、名詞の直前に位置しなければなりません。
したがって、die Ferienstraße に冠飾句を加える場合は、1950 gegründet という語順にしなければなりません。

die 1950 gegründete Ferienstraße(不可:die gegründete 1950 Ferienstraße)

今引用されている例文にはさらに形容詞が並んでいるので、下の形は正解です。

Die (im Jahre) 1950 gegründete, älterste und bekannteste deutsche Ferienstraße, ist…

以上のように、「基礎となる形容詞は必ず句の最後に置く」という説明は、冠飾句に関してはその通りです。
しかし、前回の質問で扱った文は冠飾句ではなく、分詞句です。
分詞句には、その前にある名詞を説明する形容詞句的な機能をするものと、
あとにくる動詞にかかる副詞句的な機能をするものの2種類があります。

Der Schriftsteller, 1960 in Berlin geboren, hat einen neuen Roman veröffentlicht.
1960年ベルリン生まれのその作家は新しい小説を発表した。

上の文の途中に挿入されている分詞句 1960 in Berlin geboren は、その前の Schriftsteller という名詞への付加情報であり、形容詞的です。

Der Arzt, in Hamburg gekommen, besuchte sofort seinen Freund.
その医者は、ハンブルクに到着するとすぐに友人を訪ねた。

上の文の分詞句 in Hamburg gekommen は、「到着した後に訪ねた」の意味で、Arzt の付加情報ではなく副詞的です。

このような分詞句においては、分詞はそれが修飾する語と直結しておらず、分詞句の最後に置かなければいけないということはありません。
下の文は、ドイツの文法書の分詞句の項目に出ている現在分詞を使った例文です。

Eine ärztliche Behandlung, aufbauend auf einer eindeutigen Dianose, hätte den Patienten gerettet.
明確な診断に基づく医師の治療だったらその患者を救っていたかもしれない。

この文の場合、aufbauend auf einer eindeutigen Dianose という分詞句は、直前の名詞 Behandlung を説明する形容詞句です。
分詞の位置については、この文法書には何も書かれていないようですが、
被修飾語である名詞に近い位置に置いているのかもしれません(Behandlung ← aufbauend)。
同じような分詞句が副詞句的に使われて、そのあとの動詞を修飾するような場合は、分詞が後ろにくることはあり得ます。

Auf einer eindeutigen Diagnose aufbauend, behandelte der Arzt den Patienten.
明確な診断に基づきながら、医師はその患者を治療した。
(aufbauend → behandelte)

ただ、いつも上のような理由で分詞の位置が決まるわけではないと思います。
分詞の直接目的語がある場合は、ein Buch lesend や eine Zigarre rauchend のように必ず前に出ます。
しかし、「妻に見捨てられて」のような内容の分詞句では、verlassen von seiner Frau という語順が多いように見えます。

Verlassen von seiner Frau Stefanie zieht er sich in sein Bauernhaus in der Toskana zurück
妻シュテファニーに去られて、彼はトスカーナにある自分の農家に引きこもる。

こういった例から考えても、前回の文の中の分詞句の語順には特に縛りはなく、1950 は前でも後ろでも構わないと思います。

a) Die älterste und bekannteste deutsche Ferienstrasse, gegründet 1950, ist zum Vorbild für ihr japanisches Gegenstück von 1987 geworden.

b) Die Romantische Straße, 1950 gegründet, ist die älteste und eine der beliebtesten Ferienstraßen in Deutschland.
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この回答へのお礼

私は引用文の写し間違いをしました。これからは注意します。, gegründet 1950,という語順は、ご指摘のとおり、分詞を被修飾語である名詞に近い位置に置いたのだと考えればスッキリするように思いました。お陰様で、冠飾句については理解できたように思います。それにしても、前回教えていただいた「フレーズ検索」を、まずすることの重要性を、改めて認識させていただきました。詳しく教えていただき、ありがとうございました。

お礼日時:2020/01/26 20:28

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