性格悪い人が優勝

第一次世界戦争では 
 ○独、墺、(伊)は同盟国軍
 ●英仏露、米は協商国軍

第二次世界戦争では
 ○独墺、(伊)は枢軸国軍
 ●英仏露、米は連合国軍

こーも呼び方が変わるのは何故  ですか?

A 回答 (1件)

第一次大戦当時、ドイツ、オーストリア、ハンガリーは「中央同盟」(ドイツ語で Mittelmachte)という協定を結んでいたために「同盟国」(英語で The Leagues)と呼ばれます。


これに対して、イギリス、フランス、ロシアは「三国協商」(英語では Triple Entente)を結んでいたために「協商国(Entente Powers)」あるいは「連合国(Allies Powers)」と呼ばれます(三国協商加盟国以外にもアメリカや日本が加わっているため「連合国」と呼ばれる)。

第二次大戦では、大戦前の1935年にドイツとイタリアが協力関係を約束したときに、ムッソリーニが「ローマ=ベルリン線は他国を隔てる隔壁ではない。協調と平和の意志を持つすべてのヨーロッパ諸国が、その周りを回ることができる枢軸である。」という声明を発表したことから「枢軸国」(英語で Axis Powres、Axis は回転の中心軸の意味)と呼ばれるようになったものです。
また、日本とドイツは1936年に「日独防共協定」、1937年にはイタリアが加わった「三国防共協定」になり、これが発展して1940年の「日独伊三国同盟」になったが、上記の経緯から「枢軸国」と呼ばれました。
1939年のドイツのポーランド侵攻に対して、イギリス、フランスが宣戦布告し、こちらを「連合国」(United Nations)と呼びました。1941年のドイツ侵攻以降はソビエト、日本がアメリカに宣戦布告することによりアメリカも加わった。
(ちなみに、この「連合国」(United Nations)が、そのまんま「国際連合=国連」(United Nations)になっていることはご存じですか?)

>こーも呼び方が変わるのは何故

「異なるものを区別して呼ぶ」のは当然ですよね?
第一次大戦と第二次大戦で同じ呼び方をしたらどちらのことか紛らわしいので、意図的に分けて呼んでいるのです。
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