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ニュースで高齢者運転の死亡事故がよく報道されています。
今日もTwitterで高齢者運転の死亡事故ニュースを見ました。リプ欄では『また高齢者か』『コロナで老人減ろ』などを見ます。
実際警視庁の交通死亡事故のデータや加害者の年齢別のデータを見ると、若い年代と高齢者がどっこいどっこいの結果でした。死亡事故は高齢者の方が高いですが、事故数としては圧倒的に若い年代が多いという結果に対し、メディアの高齢者運転の沢山の報道から、多くの高齢者が事故を起こしているという先入観にとらわれていました。やはりメディアの切り取られた情報を鵜呑みにしているためこう言ったリプをよくめにするのだと思いました。この事故も氷山の一角であり、他にも交通死亡事故はいっぱいあるという事実に驚きました。

ですが、今回の事件や丁度一年前に怒起こった飯塚幸三の事件を軽んじている訳ではありません。
被害者のお気持ちを考えると物凄く心が痛みます。


特に言いたいこともなく愚痴というものでもないので、皆さんが思っている交通事故の年齢に関するお話や、メディアの報道に対する意見など様々な意見お待ちしてます。

A 回答 (2件)

前にも高齢者の運転事故が多いので高齢者の免許は早く取り上げろ、という書き込みがここにあって、似たようなコメントをしました。



警察のデータを確認すると、交通事故を起こすのは高齢者よりも若者のほうがずっと多いんですよね。それで免許を与えるのは、30代になって分別がつくようになってからにしたほうがいい、と書いたような気がします。

若者の事故にも悲惨なものがありますが、高齢者の事故は予想もしない驚くようなものがあります。それでマスコミが取り上げるんでしょう。
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質問者様の認識はその通りですが、もう一歩踏み込んでみることをお勧めします。



なぜいま「高齢者運転の問題」がクローズアップされているかというと「近年になって高齢者が運転するようになり、事故が増えつつある」からなのです。

逆に若者が運転する事故は減っていて、ある意味「これ以上減らすのは難しい」から話題にならないのです。もちろんそれは若者人口が減っていること、老人人口が増えていること、なども関係しています。

さて、実際の数字を見てみましょう。
まず2019年の事故死者数は過去最少の3215人です。そのうち半数が高齢者です。高齢者は事故を起こすだけでなく、犠牲者としても増えているのです。

ちなみに10年前の2009年の死者数は4914人、20年前の1999年は9,012人、1989年は11,086人でしたので、30年で1/4近くまで減っているわけです。

で、若者は免許取り立てなので、常に事故が多いのはある意味当然なのですが、若者人口の減少にくらべても事故犠牲者そのもの減少のほうが大きいのです。(1989年の新成人は186万人・2019年は125万人と減り方は2/3です)

なので「若者を含めた殆どの運転車が10年前、20年前に比べて事故を起こさなくなっている」といえるわけです。しかしその中で「高齢者の事故だけが増えている」から問題になっているわけです。

ただ、もっと正確にいうと「高齢者による事故は増えていない、逆に減っても居ない」とはいえます。つまり高齢者が起こす事故件数はこの10年ぐらいほぼ横ばいなのです。

実際に、2008年の高齢ドライバーによる交通事故発生件数は6840件、2017年は、事故件数が5876件ですから、どちらも6千件当たりで推移しています。しかし「事故件数や事故死者自体が減っている」のですから、高齢者の事故件数だけ減らないなら、相対的に「増えている」といえます。事実2008年の事故件数で高齢者が占める割合は11%ぐらい、しかし2017年は18%ぐらいとかなり増えている形になってしまうのです。

ということは「高齢者人口がこれからも増える以上、高齢者による事故件数は増え続ける」という予測が成り立ちます。だから「高齢者ドライバー向けの対策をする必要がある」ということでニュースになるのです。
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