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53歳になる父が疑粘性腹膜液腫(漢字があっていないかも知れませんが)という病名と診断されました。腹水たまり、腹水の中にがん細胞があるということでした。私は遠方に住んでいるため、父の病状がどのくらい進行しているかよくわかりません。どのような病気なのかネットで調べてもあまり詳しいことが載っていません。どなたかこの病気について詳しくしりたいのでご回答お願いいたします。

A 回答 (1件)

 腹膜偽粘液腫ですね。



 多くの場合、原発巣は虫垂または卵巣(女性のみ)です。この部位にできた粘液産生腫瘍は、通常は内部に向かって粘液を産生するので袋状に大きくなっていきます。
 この袋が破れてしまうと、中にたまっていた粘液と腫瘍細胞がおなかの中に散らばってしまいます。この状態が腹膜偽粘液腫です。

 この腫瘍が袋状になっているときには、この袋を破らないように摘出すれば治ります。しかし、破れておなかの中に散らばってしまうと効果的な治療法がありません。

 この腫瘍はいわゆる悪性ではないので急速に病状が悪化することはありません。しかし、粘液を産生するため腹水がたまったような状態になります。時に、ゆっくりと増殖した腫瘍が腸を塞いでしまい`腸閉塞`をおこします。

 癌のようにすぐに命にかかわるものではないので数年、十数年つきあわなければなりません。その間、腸閉塞のため何度か手術が必要になるかもしれません。

 もし調べるのであれば`腹膜偽粘液腫`または`pseudomixoma`がキーワードになるかと思います。
 
 
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