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原子のときは電気を帯びているのでしょうか? 
陽イオン 陰イオンのときは電気を帯びているのはわかるんですけど。
原子がイオンになるときはどのようなときですか?

A 回答 (2件)

基本的には原子のときは電気を帯びていません。

原子の構造は原子核とその周りを回っている電子からなりますよね。その原子核は電気を
帯びない中性子と陽子からなります。
一般に原子の状態のときは
陽子と電子の数が等しいので電気を帯びない。
また原子がイオンになるのは
例えば水を電気分解します。
すると水素と酸素に分解されますよね。
実はこの時、水素イオン(+の電気) 酸素イオン(-の電気)に分かれています。
その水素イオンは+の電気だから-の電極にいき、-の電極から電子をもらい水素原子になり
水素原子が集まり水素分子になり晴れて水素になります。また酸素イオンは-の電気なので+の電極に集まり、電子を奪われるそれにより
酸素原子になる。酸素原子が集まり酸素分子つまり酸素になる。
これはイオン→原子になる例。
原子がイオンになるのは塩を水に溶かすときとかですね。この時、塩(NaCl)はナトリウムと塩素からなります。水にとけるとNa+とCl-にわかれます。
イオンの世界はくったり食われたの世界です。
イオンのところは難所ですから参考書などで
よく復習するとよいと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2020/05/23 11:22

原子は 原子核とその周りを取り巻く電子から成り立っています


そして原子核は 陽子と中性子という粒子から成り立っています
中性子は字のごとく電気的に中性で プラスの電気マイナスの電気も持っていません
電子はご存じの通り マイナスの電気を持っていて
陽子はプラスの電気を持っていますが 
電子と陽子はプラスマイナスが真逆なだけで電気の量自体は変わりません
したがって 中性子はいくらあっても原子の電気の帯び方には無関係で
電子と陽子の数が等しければプラスマイナスが互いに相殺されて 全体としては原子は電気を帯びていないということになります

そして 原子核というのはかなり強力にくっ付いているので、通常は陽子を原子核から切り離すことは困難です(ただし放射線を利用すると切り離せるようになります。またウランとかプルトニウムなど 自然に陽子が離れて原子核が崩れていく原子も存在します。けれども私たちが日常で接している水素や酸素や窒素などという原子では陽子を切り離すことは困難です)
しかしながら、原子核と電子は離れているので原子の種類によっては電子が切り離されやすいものもあります
そのような原子が電子を放出すると 陽子と電子の数のバランスが崩れ 電気的にプラスの陽イオンとなります(電子が飛んで行ってしまえば陽子の個数が勝り、全体としてプラスの電気のほうが強くなるというわけです)

反対に、原子の中には放出された電子をひきつけやすいものもあります
外から電子を受け取った原子は電子の個数が陽子の個数を上回り、全体としてマイナスの電気が多くなるのでマイナスイオンになります

このように電子の放出と受け取りが NaCl(食塩)やNaOH(水酸化ナトリウム)などを水に溶かしたときに起こっています
だから、Na+だとかCl-などといったイオンができるのです
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2020/05/23 11:22

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