下記の続きです。
【「洗濯に」と「洗濯しに」の違いを教えて下さい】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/11698966.html
桃太郎の話を検索すると、ほとんどが「おばあさんは川へ洗濯に行きました」と書かれているそうです。
1)「洗濯に行きました」
2)「洗濯しに行きました」
3)「洗濯をしに行きました」
1)〜3)の意味はほぼ同じだと思いますが、この3つにはどのような違いがあるのでしょうか。
No.19
- 回答日時:
No.17 への応答の補足です。
>>私としては、「文法をやさしく、論理的に説明する」練習のつもりなのです。
(相手のトンチンカンさを楽しんでいる部分もありますが。)
これは、正しい方法を持たない事実を言葉と言い廻しで誤魔化そうという魂胆ですね。
そんな練習より、時枝の云う、
凡そ真の学問的方法の確立或は理論の帰納ということは、対象に対する考察から生まれて来るべきものであって、対象以前に方法や理論が定立されて居るべき筈のものではない。それが学問にとって幸福な行き方であろうと思う。たとえ対象の考察以前に方法や理論があったとしても、それはやがて対象の考察に従って、或は変更せらるべき暫定的な仮説として、或は予想としてのみ意義を有するのである。(国語学原論 (下)』岩波文庫 308p/)
という態度を学ばねばなりません。
>>市川論文について「意志性」がどうのこうの、と言っていますが、私は別に市川論文を支持していないし、「意志性」なんて話はしてません。
と言い逃れたり、当方が誤りを指摘した西山佑司『日本語名詞句の意味論と語用論 』に対し、
>>私は西山の議論にそのまま賛成しはしませんが、非常に興味深い論だとは思っています。
などと具体的な指摘が全くない思わせぶりで逃げまくるしかないところにその本質が露呈しています。■
No.18
- 回答日時:
No.17について。
いちおう返答を書いておきます。相変わらず、いつもの焦点を外した、ピンボケの応答ですね。
日本語の読解能力の問題に矮小化するなどはさすがのテクで恐れ入谷の鬼子母神です。
だいぶ長くなったので、要点を記しましょう。
>>1.「「洗濯」は動詞だ」と誰が言ったんですか?
No.11の回答?への補足を。
今回の質問は、「洗濯」のような「動名詞」(動作名詞・漢語サ変動詞)が~
これは、
No.13
回答者: nwsaburoo 回答日時:2020/06/27 18:54
のお言葉です。これに疑問を呈されるのは、単に日本語の読解能力の問題のような気がしますね。「洗濯」=(漢語サ変動詞)ですよね。
>>2.次はもっとひどい読み間違い。(意図的?)
<それが、「意義」の違いだ>と記しています。>は誰の言であれ記しているのは事実ですね。それを、話者の問題に矮小化し、問題のポイントをずらすのはさすがのテクです。問題のポイントは意味とは何か、意義とは何かです。
>>「意味と意義の相違と関連」などというものは、理解どころか考えたこともありません。
その必要を認めないからです。
だから駄目だということです。欠陥文法の発想では「意味と意義の相違と関連」を捉えられずに誤った結論を出しているということです。「意味も同じと言っていい、ということには反対は少ないだろうと」主張するのであれば、まず意味とは何か、そして辞書に記された規範としての語の意味(意義)との相違と関連を明らかにしなければ議論になりません。
>>「意味」と「意義」を別の術語として使う考え方があるのは読んだことはありますが、それによって、「意義(価値)のある」議論になっていると思ったことがないので、それ以上勉強したことはありません。
正直な告白ですが、それで語、句、文の意味を論じようというのは全くの無手勝流です。この点が根本的な欠陥です。これは多分、フレーゲの宵の明星と明けの明星のに関する話題で止まっているということですね。
これこそ欠陥文法の欠陥たる所以です。もっとも、欠陥文法辞典は「文法」の意味さえ忌避する体たらくですが。
是非、まずこの点を明確にして下さい。と言っても「それ以上勉強したことはありません」ではどうしようもないということで、所詮無理筋ですが。
それゆえ、この根本を避けまくり、逃げまくる結果になっていることを自覚していただきたいものです。
>>3.そして、No.15の中でいちばん重要なところ、「洗濯し」が名詞でないころを論じたところを飛ばして、「圧倒」の話へ行きますが、「洗濯し」の議論は読んで理解できなかったのですか?
いつもの、「自分の間違いにはほっかむり」戦術ですか?
読みの浅さが目立ちますね。
最後に、
そして動詞と名詞の相違もその意義ではなく、表現された結果や形式から区分しようとしても正しい理解は得られません。本質を捉えることなく、無闇矢鱈に事例を並べても何の解決にもならないことは再三再四指摘している通りです。
と記している意味が理解できませんか。山田孝雄の名詞論を拳拳服膺していただきたいものです。そして、御要求の、
>>それが、「意義」の違いだというなら、それが言語の内容(本質??)にどう関わるのかを教えていただきたいところです。
に応え、お教えしましたが、「それ以上勉強したことはありません」では理解のしようがないということにならざるを得ませんね。
いつも、一番重要なポイントを外し、コーパスやら、他人の論文を無差別に引用するしかないのは、時枝の言う通り正しい方法をもたないさがだということをしっかり反省していただきたいものです。■
No.17
- 回答日時:
No.16について。
いちおう返答を書いておきます。相変わらず変なことを書いていますが、ここまで来ると、文法用語の知識と言うより、単に日本語の読解能力の問題のような気がしますね。
1.
>>「漢語サ変動詞の名詞部分」とでも書けばわかりやすかったかな?
分かり易いのではなく誤りですね。「洗濯」は動詞的内容はもっていますが、
名詞です。これを動詞という文法研究者は回答者と同レベルですね。
「「洗濯」は動詞だ」と誰が言ったんですか?
「これを動詞という文法研究者」はたぶんいないと思いますし、「回答者」
(つまり私のことだと思いますが)も言っていません。
次の段落の内容が読めていないのでしょう。
「動名詞」(動作名詞)が、例えば「洗濯」のような語を指し、
「漢語サ変動詞」が例えば「洗濯する」のような語を指す
ことは、文法研究者の間では周知の事実なので、そういうものが
分析の対象なのだよ、という意味に過ぎないのですが。
この部分をどう読めば、
「洗濯」は動詞的内容はもっていますが、名詞です。
これを動詞という文法研究者は回答者と同レベルですね
という言葉が出てくるのか。不思議です。
2.
次はもっとひどい読み間違い。(意図的?)
ここでは、「意味も同じと言っていい」と述べながら、
<それが、「意義」の違いだ>と記しています。
次の所ですね。
「洗濯」の場合は、この3つの形がすべて成り立ち、意味も同じと
言っていい、ということには反対は少ないだろうと思います。かっこ
の中に書いたような文法的な形の違いがあるのは言うまでもないことで、
それが、「意義」の違いだというなら、それが言語の内容(本質??)
にどう関わるのかを教えていただきたいところです。
えええ? ここを読んで、
<それが、「意義」の違いだ>と記しています。
という形で引用するのは、悪意ある切り取り、「ねつ造」と言うべきですね。
これは、私が< >の内容を「記し」、つまり主張したという書き方ですね。
しかし、上の文を読めば誰でもわかる通り、
それが、「意義」の違いだと(あなたが)いうなら
の意味ですよね。
日本語の文章が読めないのですか?
私は、「意義」という言葉を、meaning あるいは sense などの言語学の用語として使ったことはありません。(「~することには意義(価値)がある」というような使い方は別です。)
「意味と意義の相違と関連」などというものは、理解どころか考えたこともありません。
その必要を認めないからです。
(「意味」と「意義」を別の術語として使う考え方があるのは読んだことはありますが、それによって、「意義(価値)のある」議論になっていると思ったことがないので、それ以上勉強したことはありません。)
3.
そして、No.15の中でいちばん重要なところ、「洗濯し」が名詞でないころを論じたところを飛ばして、「圧倒」の話へ行きますが、「洗濯し」の議論は読んで理解できなかったのですか?
いつもの、「自分の間違いにはほっかむり」戦術ですか?
以上、3点、返答していただけますか? ごまかさずに。
saburoo
以下は1131tobi さんへのお詫びです。
無視してください。相手をするのは時間のムダです。
相手をしないでください。
と何度もご注意を受けながら、やめず、すみません。
私としては、「文法をやさしく、論理的に説明する」練習のつもりなのです。
(相手のトンチンカンさを楽しんでいる部分もありますが。)
なお、ついでに「圧倒」の話に関して言えと、「健闘」はどうでしょうね。
「健闘/健闘し/健闘をし に行く」?
「健闘」は「健闘を称える」など、「名詞」として使えます。もちろん、「健闘する」と言えます。
つくづく、「動作名詞・動名詞・漢語サ変動詞(の名詞部分)」というのは、一筋縄ではいかない語群だと思います。
私は、「動名詞」という語を自分で使ったのは今回が初めてです。英文法の用語という意識が強かったので。昔は「漢語サ変動詞」というのが普通だったように思います。その名詞部分は、特に研究対象になっていなかったような。(単に、私が不勉強で知らないだけかもしれません。)
「動作名詞」というと、「歩き」「夜逃げ」みたいなものを連想してしまうのがどうもなあ、と思っていたので、自分では「「洗濯」のような動作名詞」とごまかしていたようにおもいます。
>私としては、「文法をやさしく、論理的に説明する」練習のつもりなのです。
当方もちょっと似た感覚です。少しでも役に立つ記述がないか探すのですが、1%未満の気がします。それは世間では「時間のムダ」という気がします。
やはり何を書いてもムダですって。
間違いや矛盾点を指摘しても返答はなし。ごまかすために論点をズラして長々と垂れ流し……話がグチャグチャになる一方でいっこうにまとまりません。
コミュニケーションをする気がなくて、ただただ相手の意見を否定することが目的なんですから。
下記がいい例です。ここまでヒドくなくても、同様のゴミが山ほどあります。というより、お念仏ではない例は数えるほどしかありません。
【「次の2つの文の「には」の働きは別なのでしょうか。/1)庭には二羽鶏がいる 2)私には弟がいる」:Ⅱ】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/11456532.html
>なお、ついでに「圧倒」の話に関して言えと、「健闘」はどうでしょうね。
3つのパターンがあって、語によって自然さが異なるのは、ナゾです。
やはり、多くの例文にあたるしかないのでしょうね。
それナシで理論だけデッチ上げても単なるお念仏の可能性が高いでしょう。ごくまれに、本質(笑)を言い当てることはあるかもしれませんが。たんなる偶然でしょう。
No.16
- 回答日時:
No.15 にお応えして
いろいろな御指摘に感謝致します。しかし、街の好事家だけあって根本的な誤りがありますのでそれを指摘させていただきます。これが、この質問のポイントです。
>>「漢語サ変動詞の名詞部分」とでも書けばわかりやすかったかな?
分かり易いのではなく誤りですね。「洗濯」は動詞的内容はもっていますが、名詞です。これを動詞という文法研究者は回答者と同レベルですね。
まあ、これは前置きですが問題は意味とは何か、意義とは何かです。
以前にも注意しましたが、回答者は意味とは何かが理解できておらず、以前の指摘に対しても、それは大きな問題だという逃げ口上しかありませんでした。それがここに露呈しています。
>> 洗濯に行く (名詞+に)
洗濯しに行く (動詞連用形+に)
洗濯をしに行く (名詞+を+スル連用形+に)
「洗濯」の場合は、この3つの形がすべて成り立ち、意味も同じと言っていい、ということには反対は少ないだろうと思います。かっこの中に書いたような文法的な形の違いがあるのは言うまでもないことで、それが、「意義」の違いだというなら、それが言語の内容(本質??)にどう関わるのかを教えていただきたいところです。/
本質的に重要な問題なのでお教えしましょう。
ここでは、「意味も同じと言っていい」と述べながら、<それが、「意義」の違いだ>と記しています。これは意味とは何か、意味と意義の相違と関連が全く理解されていないことを露呈しています。
回答者は単に結果としての品詞の相違を説明しているに過ぎず、単なる現象論を述べているだけです。意味が同じという根拠がないため自分の解釈と対象自体を比較し、「意味も同じと言っていい」と勝手な解釈を下しているだけです。問題は、なぜ3種類の異なる表現が生まれたかにあります。
これらは、話者による対象のとらえ方、つまり認識が異なるために表現が異なるもので、表現と話者の認識の関係、つまり意味が異なります。意義とは規範としての概念であり、辞書に示される内容です。
洗濯に行く
洗濯しに行く
洗濯をしに行く
という異なる表現が生まれるのは、話者による対象の捉え方が異なるためで、勝手に意義を持つ単語が自分から並んだわけではありません。そういう馬鹿話しをするのは生成文法論者が語が移動するというのと同じ言語言霊(ことだま)観のレベルで、それに追従する奴素人の発想です。
作者、小説家が文、文章の推敲に神経を磨り減らすのは意味が異なり、自己の認識を正しく伝えられないためであるのは常識でしょう。
対象→認識→表現という過程的構造を捉えられないかぎり、意義と意味の相違と関連を理解することはできません。それがソシュールパラダイムの限界です。
>>「洗濯」のような「動名詞」(動作名詞・漢語サ変動詞)が「~に行く」という 文型とともに使われるとき、名詞として、あるいは動詞として、どのような制約 があるか、というけっこう複雑な問題にかかわるものだろう
などと、意味とは何かと同じように「けっこう複雑な問題にかかわるものだろう」といつもの世迷い言を並べることになります。ここまで言ってもドシロウトさんには何のことかわからず、ポカンとするだけかもしれませんね。
なお、圧倒について云えば、
あっ‐とう【圧倒】
①押し倒すこと。
②段違いの力で他をおさえつけること。「敵を―する」「経済力で他を―している」「威容に―される」
【広辞苑】
で、「洗濯」のような具体的な内容の意義をもたず「圧倒的」のようにむしろ属性的な面が強いため名詞としては使いづらいということです。単なる現象論、形式論ではなく、意義を正しく捉えることが重要で、「けっこう複雑な問題にかかわるものだろう」と寝惚けた言い逃れしかできないことになります。
そして動詞と名詞の相違もその意義ではなく、表現された結果や形式から区分しようとしても正しい理解は得られません。本質を捉えることなく、無闇矢鱈に事例を並べても何の解決にもならないことは再三再四指摘している通りです。
>>(時枝文法は、その後、ほとんど何も生み出していないじゃありませんか。)
それは、時枝文法の意義が理解できずに投げ捨て、西欧形式主義文法に追随した結果に他なりません。本質を捨て、形式や機能に依拠した結果、北原保雄の形式主義や、仁田義雄の欠陥文法論では科学的な文法論は展開できません。
少しは、科学的、本質的という意義、意味を理解いただけましたでしょうか?■
No.14
- 回答日時:
No.13 の回答に応えて
>>今回の質問は、「洗濯」のような「動名詞」(動作名詞・漢語サ変動詞)が「~に行く」という文型とともに使われるとき、名詞として、あるいは動詞として、どのような制約があるか、というけっこう複雑な問題にかかわるものだろうと考えました。
<「動名詞」(動作名詞・漢語サ変動詞)>
これが何を言っているのか意味不明です。
名詞と動詞の定義と区分が理解できていないということです。
「洗濯」は<動詞>的な内容を持った漢語名詞です。名詞とは実体概念を表わす語です。これ自体は<サ変動詞>ではありません。(動作名詞・漢語サ変動詞)と一括りにするところに、<漢語サ変動詞>に対する無理解が露呈しています。いつもながらの味噌糞の現象論です。<漢語サ変動詞>について三浦つとむの本質的な説明を挙げます。
漢語には<動詞>的な内容を持つものがいろいろありますが、活用を欠いているので直接に<接尾語>や<助動詞>をむすびつけることができません。それで、<抽象動詞>「する」を使って抽象的にとらえなおし、この活用を利用します。
労働→労働する 労働したくない
成功→成功する 成功しなかった
放任→放任する 放任せねばならぬ/
このような漢語動作名詞の和文への取り込みから<漢語サ変動詞>が生まれたもので、名詞としてそのまま動詞「行く」の対象として「に」で静的に位置付けるか、抽象動詞「する」の動的な目的として名詞「洗濯」を「を」で位置付けるか、連用形名詞「洗濯し」として動詞「行く」の静的な対象として「に」に位置付けるかの相違です。
この本質を捉えることなく、
「洗濯」のような「動名詞」(動作名詞・漢語サ変動詞)が「~に行く」という文型とともに使われるとき、名詞として、あるいは動詞として、どのような制約があるか、というけっこう複雑な問題にかかわるものだろう
というのは、全くの藪睨みで、同様の藪睨みによる論文の検索をしたところで何の解決にもなりません。いつも指摘する通り、ただ問題の廻りをうろつき廻り、あれこれ御託を並べることにしかなりません。■
No.13
- 回答日時:
No.11の回答?への補足を。
今回の質問は、「洗濯」のような「動名詞」(動作名詞・漢語サ変動詞)が「~に行く」という文型とともに使われるとき、名詞として、あるいは動詞として、どのような制約があるか、というけっこう複雑な問題にかかわるものだろうと考えました。
動名詞は、現在の文法研究の中で比較的重要な位置を占めるものです。それ自体の性質の複雑さ(自他の問題、とりうる格、その名詞性、その他)の研究とともに、今回の質問のような、他の文型とのかかわりの問題もいろいろ難しい点があるからです。
国立国語研究所の論文検索で調べてみると、かなりの数の論文が出てきます。(いつも書くことですが、これは網羅的なものではないと思われます。)
「動名詞」で検索
https://bibdb.ninjal.ac.jp/bunken/ja/result?per= …
「漢語サ変」で検索
https://bibdb.ninjal.ac.jp/bunken/ja/result?per= …
「動名詞」の検索の5番目は、
5 移動の目的を表す表現「~に行く」に前接する動名詞の格付与についての考察
杉松 香苗, 国学院大学日本語教育研究 08, 国学院大学日本語教育研究会 2017.03
まさに「~に行く」の構文ですね。どういう考察がなされているんでしょうか。
相変わらず、何もわからずに「味噌もくそも」などと書いている方もいますが、シロウトの文法愛好家は、「動名詞の用法の精密な記述」なんてしなくていいのでしょうから、気楽ですね。
文法研究者は、私があげたような例が、どういう制約のために不自然になるのか、どういう場合は自然な日本語とみなせる文になるのか、ということを真面目に考えなければなりません。地道に、一つ一つ考えていかなければ、文法は書けません。(もちろん、考えなければならない例は、もっともっとたくさんあります。)
時枝について少しだけ書いておくと、彼は、「事実を山ほど集め」ることができなかった人なのですね。だから、「日本文法 口語篇」のような小さな本を書くのがやっとだった。その後、口語文法について、さらに論文を書くことはできなかった。
同書の「はしがき」に、
以上のやうな理由に基づいて、本書では、日本文法の組織の骨組みを作ることに
追はれて、充分な記述にまで手がのびなかったことを諒承されたい。
という言い訳が書いてありますが、時枝は「充分な記述」を書くことはその後もありませんでした。「事実を山ほど集め」ていなかったからです。
同書は1950年の出版ですが、その3年後、三上章の「現代語法序説」が出版されます。
時枝の本と同時代の文法書とは思われない水準の、日本語のシンタクス(構文論)の始まりを告げる研究書でした。全編、シンタクスの話です。
時枝の本では「構文論」という考え方がほとんど論じられません。「日本語文法 口語篇」には四十数ページの「文論」がありますが、「詞」と「辞」の論と、例の入れ子型の図式の説明が少しあって、それで終わりです。日本語の構文はほとんど何も明らかになっていないのに。
書き始めると長くなってしまいます。中途半端ですが、ここでやめます。(夕食の時間で)
saburoo
No.12
- 回答日時:
No.7(lucky7) のお礼にお答えして
なぜ「回答済み」になるのでしょう。
事実を述べただけです。
ところで、意味とは何かをご理解いただけましたでしょうか。
この点の理解なしに、感覚的な質問、回答を繰り返しても何の進歩もないことは質問者が自ずと実証していると感ずるものですが。
そして、味噌も糞もごたまぜにし例文を列挙することに何か意味があると勘違いされている街の文法好事家も「もちろん、私は答えを持っていません!」と事実、現実を正直に吐露されるに至っています。
正しい方法を持たないのに、「事実を山ほど集めて、そこから素晴らしい結論が出るだろうなんて期待するのは、学問の邪道」(時枝誠記『国語学への道』)
だという警告も、この際思い出してもらいたいものですね。■
No.7に書いたコメントを繰り返します。
===========引用開始
>前回既に回答済みです
それがまったく理解できないから再質問しました。それぐらい常識でわかりますよね。理解できない念仏は、何度繰返されても理解できません。
しかも、「洗濯をしに行きました」は前問にはありません。読めば小学生にもわかりますよね。
なぜ「回答済み」になるのでしょう。
===========引用終了
まったく的外れだからそう指摘したのに「回答済み」になるのでしょうか。意味不明です。
「ところで〜」
都合が悪くなるとそうやって話をそらして毎度毎度の「お念仏」を繰り返すから、話が進まないんです。
こんな簡単なことがどうしてわからないのでしょう。
No.11
- 回答日時:
こんにちは。
こういう質問が好きですねえ。
では、私なりの参加を。いろいろ例文を考えてみました。
1 いくつかのコースの選択に行く([または]コースを選択に行く)
いくつかのコースを選択しに行く
いくつかのコースの選択をしに行く
2 夫と市役所へ離婚に行く
夫と市役所へ離婚しに行く
夫と市役所へ離婚をしに行く
3 自然のエンジョイに行く(自然をエンジョイに行く)
自然をエンジョイしに行く
自然のエンジョイをしに行く
4 相手の圧倒に行く(相手を圧倒に行く)
相手を圧倒しに行く
相手の圧倒をしに行く
5 あのゲス野郎とケンカに行く
あのゲス野郎とケンカしに行く
あのゲス野郎とケンカをしに行く
6 面倒な議論に参加に行く
面倒な議論に参加しに行く
面倒な議論に参加をしに行く
言いにくい、不自然に感じられるのはどういう場合か。それはなぜか??
(もちろん、私は答えを持っていません!)
saburoo
コメントありがとうございます。
>こういう質問が好きですねえ。
明らかに当方の本意とは違いますので、失礼とは知り{ながら/つつ}さすがに言葉を返しておきます。
むしろ嫌いです。さらに言えば、こういう質問に妙な屁理屈(たいてい単なる主観)を押し付ける回答者は●●だと思います。
「ほぼ同様に使えます」「接続のしかたは違いますが、意味はほぼ同様です」などで済むところを、妙な相違をこねくり出して、質問者を混乱させる回答が多くてウンザリします。「混乱させる」で済むならまだしも、多くの場合は「丸め込む」だと思います。ある質問で、
もっとまずいのは、そういう妙な屁理屈ばかりが流布すると、本当に「違い」がある場合との区別がつかなくなることです。
それは下記のNo.4のお礼に書いたとおりです。
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/11689262.html?pg=2& …
もう少し詳しく書くと下記のように考えています。
【使い分け教/分別教 統一教……〈3〉つつ ながら goo 辞書 】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12600634860.html
下記で〈日本語教師になったつもりで回答してください。〉というフレーズを目にしたときには言葉を失いました。
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/11698907.html
No.9
- 回答日時:
No.8 の回答に見える根本的な誤りについて。
この方は毎回、念仏のような戯れ言を並べられていますが無定見な内容なのでこの点を指摘しておきます。
>「に」の働きに関して、
あるかたは〈時間的・空間的な位置付けの認識を表わす〉と言う(笑)。
あるかたは〈【着点】〉と言う。
あるかたは〈「に」は収束「を」は拡散〉と言う。
人は自分の言いたいことの半分も言葉で表現できない、聞いたものはさらにその半分も理解できない、と言われます。
それを念頭に置いて考えれば、3人とも、言いたいことは同じように思えます。
同じように見えるのは対象の本質の相違が理解できないための混同に過ぎません。
No.7で回答の通り、助詞は話者の主観である認識を客体化することなく直接に表現する語で、認識つまり主観と、客体である「点」や「収束」「拡散」とは品詞が異なり「同じ」ではありません。
この主観と客観の関係を正しく理解することなく、混同、同一視するのは論理的な混乱を招くことにしかなりません。
これらの内容を自分なりに考え、自分なりの理解を得る必要があります、その上で自分なりに主張できる内容を構築する必要があります、これが本当?の勉強です。
この点を拳拳服膺し、念仏とは異なる真っ当な論理的見解を展開していただきたいものです。■
>毎回、念仏のような戯れ言を並べられていますが無定見な内容なので
やっとご自身のコメントの欠陥に気づきましたか。
一歩前進しましたね。おめでとうございます。
で、次の課題です。
「喧々服用」ってどういう意味ですか。
「呉越同舟」ってどういう意味ですか。
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【本質坊主の念仏コメントに対する世間の評判】ごく一部です。
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12429517796.html
>私は、「意義」という言葉を、meaning あるいは sense などの言語学の用語として使ったことはありません。
やはりそうなのですね。安心しました。
当方は、お念仏に関して最初から言っています。「意義」という言葉と「認識」という言葉を使わないで書いてくれ、と。
一般とは違う意味で使っていることはわかるのですが、なぜそんな言葉を使うのかさっぱりわかりません。定義も不明のままです。
どうやら基本的な言葉らしく、お念仏の中に頻出します。
意味がよくわからない言葉を頻出させて、文章の意味が通じると考えるのはどういう神経なんでしょうね。ただでさえ文章力がないのに、無意味にむずかしく書いて、通じるわけがないのに。
〈この文、意味が辞書に入っているというのはナンセンスでしょう。〉
はおそらく下記のような意味なのでしょう。
〈話者(いつも思うが「書き手」は関係ないのだろうか)の考えによってかわってくる「文」や「意味」の語釈が、辞書にすべてのっていると考えるのはナンセンスでしょう。〉
こう書いてくれれば理解〝は〟できるかも。少し説明を加えるなら、これは再三再四繰り返されている(重言?)「お念仏」(読む価値はない)。だからなんとか意味は想像できるけど、相当わかりにくい。しかも、繰り返す意味が不明。
〈「文」や〉は必要ないでしょうね。もしこれを入れるなら「文章」も入れるべきでしょう。入れるとさらにわかりにくくなるけど、それは原文がヒドいから。
一般の常識とは懸け離れたものすごく異様な理屈をこねているのですから、せめて文章は少し考えてもらわないと常人には理解できません。