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自分の住んでいる町は田舎で高齢者も多いです。
自分たちの地域を活性化させるには若者にスポットを当てるか高齢者にスポットを当てるかどちらの方がより良いか教えてください。

A 回答 (2件)

『スポットを当てる』という言葉は、聞こえはいいですが、何も具体的なことを言っていません。


このような議論には『具体的な案』がどれだけ出せて、そのどれをどう進めるかという計画を地域で合意し、実際に進めなければなりません。
それをやる気があれば、おのずと答えは出てくるんじゃないでしょうか。

私がプロファイルに記したような者と言う意味で的外れかもしれませんが、参考まで。
私は今の町に10数年住んでます。
半径数十キロに人は住んでおらず、ウチの町も人口5万ちょっとの恐ろしい田舎町です。

数十年前まではもっと小さい街だったと聞きます。
特別な産業もなく、廃れていくだけの町だった。

そこで『これではいけない』と立ち上がった人たちが居た。
町の真ん中に小さく古い大学があった。
それを育成しよう。

まず取り組んだのは都市計画でした。
目標とする大学の最終形をイメージし、その時に町に必要な機能を地域にレイアウトしました。
キャンパス、住宅地、商業地、インフラなどなど。

時間をかけて大学に学部を新設したり、学生数が増えるように教室などの施設も広げました。
道路網も整備しました。

その結果、次第に大学の規模が大きくなり、それに合わせていい教員たちが来てくれるような施策を打ち出しました。
その例には、教員の子弟が通う小中高校の質を高めて田舎でも来たいと思う要素を作ったり、町の中に縦横無尽にバスを走らせ、車社会のアメリカなのに、車がなくても移動を簡単にしたり、医学部を整備して町の住人の医療を安価で提供したり、演劇や芸術を充実させて周囲の町から隔離された生活でもレベルの高いエンターテインメントが手に入るようにしました。
立派で充実した内容の図書館、3つのテレビ局、3つのラジオ局。
あぁ、言い忘れました、市内のバスはタダです。

こうすることで、町にはやる気のある若者が集まり、歓楽街がない分勉強に集中でき、教員にも優れた人たちが集まるようになりました。
こうなるのには30年はかかってます。

結果として、ウチの州の州立大の旗艦校(本部校)となり、いろいろな方面でノーベル賞を取る研究者も居たり、そこで教え、訓練する内容が全米一のものだったりするまでになっています。
ちなみに、大学の客観的な良し悪しを教えてくれるいろいろな世界的なランキングで、日本の東大や京大と比肩するまでになってます。

町は今でも人口は変わらず5万数千人です。
そのうちの半数が学生や研究者、残りの半数が教職員、そのまた残りの半分が教職員の家族などで、最後の残りの1万人が『年寄』です。
私たちは子供がこの大学の学生なので住んでますが、子供が巣立った後もここに居ようと思います。
この『年寄』は私たちのような者だったり、教職員を退職した人たちです。
でも、環境や医学や交通などのインフラサービスが良いので、全米でも『年寄』の住みたい町のひとつと言われ、それで移り住んできた人たちも大勢います。

この例は『若い』世代にフォーカスしたコンセプトで築いたものです。
『年寄』もたくさん居ますが、何しろ町の半分以上は若くやる気のある人たちですから、暮らしていてその『活気』で元気になります。

ただし、これ、成果が出るには何十年と時間がかかるので、その間計画を進める覚悟は必要です。
お耳汚しでしたら失礼。
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地域を最終的に終息させるのか、成長させるのか。


そこを決めたら、ハッキリしますよね。
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