
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
分かりやすくするために、電流計とはその内部抵抗に流れる電流の大きさを表示する機器であるとします
分流器を使う時、電流計に直で流れている電流の測定範囲はおっしゃる通り変わりません
しかしながら、分流器にバイパスした電流と電流計の内部抵抗に流れる電流の間には次のような関係があります
電流計と分流器を並列につないだ場合、両者にかかる電圧は等しいのでともにVと置くことができる
電流計の内部抵抗rに流れる電流をi
分流器の抵抗Rに流れる電流をIとすれば
オームの法則から i=V/r
I=V/R
ゆえに i:I=(V/r):(V/R)=(1/r):(1/R)となり、各電流は抵抗の逆数の比になることがわかる
よって仮に r=4.5Ωのところに R=0.5Ωの分流器を並列接続すれば
i:I=1/4.5:1/0.5=1:9となり
分流前の電流10のうち1が電流計にながれ
のこり9は分流器にバイパスされるので
i:(i+I)=1:10となることが分かる
このことからこの場合、電流計の指示を10倍すればバイパス前の電流値となることが分かります
(仮にr=9.9Ω R=0.1Ωなら i:I=1/9.9:1/0.1=1:99 →i:(i+I)=1:100だから 電流計の指示を100倍すればバイパス前の電流となります)
このように 分流器利用では
電流計に実際に流れている電流の数倍がバイパス前の電流となるので、倍率をあらかじめ把握しておけば
電流計の指示x倍率
でバイパス前の電流を知ることができるという仕組みです
No.5
- 回答日時:
V=I×R
何の公式か分かりますよね。
テスターは、電圧・電流・抵抗測る計測器。これも分かるよね。
で、テスターは、幅広いレンジの電圧・電流・抵抗が計測できるように、レンジが切り替えられるようになっています。
そこで、抵抗を用い流れる電流を1/10に抑制すれば、指針の示す値を10倍に、電流を1/250に抑制すれば、250倍すると云うように計測します。
電流が分からない時は、MAXレンジで計測、針の振れが小さい時は、順次倍数の大きなレンジに切り換える事で、精度の高い計測が可能になるのです。
No.3
- 回答日時:
用途を示さずに、単に分流器と言うだけでは、何のこととかもわかりません。
計測器における、抵抗による分流器、と言う事であれば、
テスターにおける電圧や電流計測の内部回路が代表と言えます。
テスターにおける表示器は電流計になるので、
測定対象から抵抗で電流を分岐してメーター(表示器)を振らせて、
その分流比により測定対象の単位に変換してるのです。
例えば、
測定対象の1/100を分流すれば、測定対象は分流値の100倍を、
1/1000を分流すれば1000倍を、
それぞれ測定できることになります。

No.1
- 回答日時:
電流計の内部抵抗が9として、分流器が1とすると分流器に9割の電流が流れます。
1/10が電流計に流れるので測定範囲は広げます。電流計がMAX1Aですと100Aまで測定できます。
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