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地球近くの宇宙空間は日影でマイナス120度位とのことですが、なぜ絶対零度にならないのでしょうか。空気が無くて、日も届かなければ、何が温度を保っているのでしょうか。地球が保有している熱が伝わっているのでしょうか。

A 回答 (4件)

地球周辺の軌道を飛行する物体(スペースシャトルや人工衛星など)の表面の温度は、使用している物質の太陽光(赤外線)の吸収の度合いやその表面から熱を放射する度合いによって変わってきますが、だいたいの値は、陰の部分はマイナス150度、反対に日が当たっている部分はプラス120度ぐらいにまでなります。



宇宙空間の温度を計測するにあたり、まずは「温度」とは何か?

物質が温度を持っているということは、その物質を構成している分子や原子たちが運動していることを表します。

つまり、温度とはそれらの運動エネルギーを計測した値を示しています。言い換えれば、分子や原子が激しく運動すればするほど、その温度が上昇していくわけです。

さらに、分子たちが運動するときには、その運動エネルギーに応じた波長の電磁波を放射、あるいは吸収しています。

けれども、実は電磁波(紫外線・赤外線・可視光線・X線…)と温度の間には密接な関係があります。

たとえば、私たち人間は36℃程度の体温ですが、その温度に見合った電磁波として、常に赤外線を放射しています。

日常生活を送っている中で、人体が赤外線を放射しているという感覚はないでしょう。でも、赤外線センサの付いた自動ドアやライトが反応するのは、人が赤外線を放射しているという確固たる証拠です。

また、温度が低ければ低いほど放射する電磁波の波長は長くなりますので、電磁波の波長を調べればその温度が分かります。

サーモグラフィーのような温度計測装置は、物体から放射されている電磁波(主には赤外線)をキャッチし、その波長を温度換算して表示させるという仕組みになっています。

宇宙空間の温度はいったい何度なのか…?

太陽のように熱源になるものが何もないところは、きっと寒くなりそうですよね。

…実はその通りです。答えを言ってしまうと、宇宙空間の温度はおよそ3K(ケルビン)であることが分かっています。

ケルビンは絶対温度の単位で、3Kは私たちが普段使っている摂氏に直すと-270℃となります。

質問者様の言われておられる通り地球が保有している熱も関係しているとおもわれます。
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この回答へのお礼

詳しいご説明ありがとうございます。よくわかりました。

お礼日時:2020/07/15 19:06

>地球近くの宇宙空間は日影で・・・、なぜ絶対零度にならないのでしょうか。


地球の日影でも、他の天体からの反射があるし、太陽だけでなくたくさんの自分のエネルギーで輝く、恒星がある。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。よくわかりました。

お礼日時:2020/07/15 19:05

それは物質の表面温度が-120℃まで下がるってことではないですか?


宇宙の空間自体は温められる物質がない(厳密には全く無いわけではない)ので-270.42℃です

宇宙船などで船外作業をする場合、日陰では物質は-120℃ほどまで冷却され、陽のあたる場所は120℃くらいにまで温度が上昇する。
これは光の力、赤外線等によって物質が温められるためです、日陰であっても反射によってその影響が全てなくなるわけではないので-120℃くらいで済んでいる
例えばほとんど真空に近い月面に置いて、月の裏側、光のより当たらない場所は-170℃にまで気温は下がります
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この回答へのお礼

ありがとうございます。よくわかりました。

お礼日時:2020/07/15 19:06

太陽に近いからです。


太陽からの熱放射により、地球周辺の粒子が暖められているからです。

宇宙そのものの気温はマイナス270.42度です。
絶対温度で約3度ですね。

なぜ絶対零度にならないのかというと、宇宙には微弱な光子(弱い電波)が満ちあふれています。
これはビッグバンのいわば残り火なのですよ。

なにかわからない点があれば私の知っている範囲でお答えします。
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この回答へのお礼

詳しいご説明ありがとうございます。

お礼日時:2020/07/15 19:05

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