ピラミッドの石の大きさ、重さ、どこから・・という記事はよく見るのですが、
ピラミッドの中の空間をどの様に造ったのかという記事を余り見ません。
例えば、石の寸法より大きな部屋を造ると上に重量のある石はのせられないだろうし・・。
予め部屋を造っておいてその上に載せるにしても同じで、重量物を乗せるのは困難だと思うのですが。
それとも、サイズの違う石が多数ありそれらを組み合わせて天井に持って行ったと言う事でしょうか。
それにしても、部屋の位置が下だとなおさらに重量を受ける事になります。
部屋の大きさと天井石の関係を教えて頂けませんでしょうか?
A 回答 (6件)
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No.9
- 回答日時:
横から失礼します。
> あの時代のことですから、支配者の力は相当なもので、労働力はなんとかなったのだと思います。(歴史情報より(^^))
私には、それが大変なことに思えます。日本なら弥生時代とかでしょう。中国だって、商朝・殷代以前でしょう。 そのような動員力をもつ王朝があるってことが、驚異的だと思います。メソポタミアのジッグラトやインドのハラッパーにもスゴイ遺跡がありますが、ピラミッドはレベルが違うと思います。 日本の大型前方後円墳を造るのだって大変な労働力が必要でしょうし、よく「数万の軍勢を率いて」ということがありますが、「それほどのことをなんとかできたのか」とても不思議に思ってます。
話しは全然違いますが、万里の長城でも、長い歴史といろいろ変遷はあるようですが、スゴイ例は16世紀のたった7年間だそうです。 http://www.nhk.or.jp/co-pro/recent/20080124.html
その長城を造った中国ですし、長安など都城の見本を造ったところでも、wikiの記述には次のようにあります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
大都の構造は、周礼の匠人営国の記載に則って構成され、南には宮殿と官庁街、北には市場が置かれる「面朝後市」など、中華帝国の帝都の理想形を模して作られた。こうした都城構成は、歴代中華王朝では一度も作られたことがなく、異邦人であるモンゴルが史上初めて実現させたものである。大都はこうした構成に見られる如く、純然たる計画都市として設計されたため、極めて整然とした構成美を持っていたとされる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
人口が多い、絶対権力をもつものがいたというだけでは、巨大な土木建築は行われないように思います。 技術も必要には違いないですが、なにがそこまでして建造に向かわせたのか、それを可能にしたものは何だったのか、かなり気になります。
ところで、ただ技術に関しては、傾斜(次第上昇させる仕組み・構造物)、砂と水(滑からさと基盤の丈夫さをつくる仕組み)、ロープ・滑車・プーリー(力を伝達する仕組み)、多数の労働力とその労働者の食料確保、集団を組織化する仕組みが大事だったのだろうと思います。
「数トンもある大きな岩を台座から中空方向に移動させて対岸の台座に渡して天板状態にする」というのは無理で、中空ではなく、(下にがっちり固い基盤を一時造っておいてその上を)数トンもある大きな岩を滑らせて対岸の台座に渡して(無用になった基盤を破壊し)天板が渡った状態にするのだろうと思います。
天板でなく、キャップストーンでも、斜面を造って、滑るようにすれば、引き上げ・押し上げるのも、正確な位置に据え付けるのも、比較的楽になります。
城垣の大岩をうまくはめ込むのだって、支えになる石や砂を置いておきそこに大岩をずらし、また(支えになっていた石や砂をどかして、新たな支えになる石や砂を置いておきそこに大岩をずらし)を繰り返して、
岩を整形して組合せたときキレイになるようにするのだって、信じられないほどの手間が必要なのだから、運んで位置合わせするのにだって、少しずつやるのは問題ないでしょう。
https://www.google.co.jp/imgres?imgurl=https%3A% …
有り難うございます。
天板をどの様に設置したのか・・・という素朴な疑問でした。
部屋の広さが石の長さより大きく長い場合は、なかなか難しいだろうと思い。
こういう工事を貫徹するには、それなりの権力が無いと出来ませんが・・。
奴隷制度があったことで、上下関係が明確になっており出来たのかな?
とも思います。
いずれにしても、長い時間かかることなので驚きでしか有りませんが。
No.8
- 回答日時:
素人目には、方法は簡単だと思います。
ピラミッドの造成では、下のような方法で、石材を持ち上げたのでしょう。
https://news.nicovideo.jp/watch/nw4169772
新しい発見は杭を立てロープを利用することで、石よりも高度の高い場所で働く人数を少なくしても、低所の労働力で重量石材を引き上げることができたということのようです。
そのベースには、傾斜面が滑らかで固い砂基盤であること、それを砂と水で形成したことでしょう。
この付近は砂漠が多いし、洪水も多い地域ですから、乾いた砂は運びやすく、水を使えば瞬時に基盤が作れることは経験知として、ピラミッド造成よりも遙かに昔から知られていて、ごく普通に使われていたのだと思います。 しばらくときが経てば水分はなくなり、乾いた砂は除去するのも、形状を変えるのも簡単です。
狭い通路状に砂を集めるよりも多少広めに砂山を作って、石材を運ぶすぐ前の必要なポイントに水を流して砂を固めて石を移動させるだけで済みます。
https://news.livedoor.com/article/detail/9095208/
結果として石を積み上げれば良いだけなので、工事途中は砂が一杯一杯山になっていた方が楽です。 とはいえ、全く無用なところにまで砂を積むのは労力ばかり必要になるので、どのあたりにどのくらい砂山を作るかは、過去の経験から決めていたのでしょう。
日本の明日香の石舞台でも、砂や土を使って山を造り、その山の斜面を大きな石を運んで上に載せたという説明図があります。
http://town-page.jp/content/201502241401/
石舞台は、遙かに新しい造成物ですが、ピラミッドの造成法を教わって造った訳ではなく、まあ、子供でも思いつくような方法だと思います。
城壁のような石垣でも、大型重機などなければ、大きな石を運び、足場なしに微妙な位置合わせなどできないと思います、砂や小石を詰めてそこに大石を動かし、詰めた砂や小石を除いてという作業の繰り返しでキレイに面を合わせて造っているのだろうと想像します。
https://shirobito.jp/article/361
素人が簡単に思いつくのは、砂の利用でしょう。
数千年前でも、砂で山を造り、砂を固めた斜面なら、重量のある大きな石材でも運べるし、結果、高いところにも運べるし、結果、両端をちょっとだけ支えて昼間部は支えがないような構造になるところにも大板岩を渡したような構造物はできると、普通に思いつくのではないかと思います。
問題は 方法にあるのではなくて、そんなものを造ろうという意思とそれを貫徹するための労働力動員の体制にあるのだと思います。
有り難うございます。
平面は砂と水を使って運び、斜面は杭と縄を使って引き上げる。
てこの原理も使って運んだと言うことですね。
砂を濡らす事の効果を上手く利用したと・・。。
あの時代のことですから、支配者の力は相当なもので、
労働力はなんとかなったのだと思います。
(歴史情報より(^^))
No.7
- 回答日時:
石組みの橋を作るのと同じ考え方じゃないでしょうか。
垂直にかかる重さを石の一部を斜めに組むことで重力を横に逃がして
強度を保ったまま下に空間を作る。
ピラミッドでは「重力拡散の間」なんて言ったと思いますが。
有り難うございます。
>垂直にかかる重さを石の一部を斜めに組むことで重力を横に逃がして
この考え方はphjさんの言う所の少しづつずらせてというの同じですね。
気にしたのは、重力を逃がして造った空間のその上に重量物が乗るかどうか・・・
それを囲うような石組みを作り上げれば良いのかも知れない。
>重力拡散の間
やはり構造が間あげられていると言う事なんですね。
(netで確認しました)
あの時代にしては凄い事だと思います。
No.6
- 回答日時:
正直な話をすれば「謎のまま」なんです。
たとえばギザのピラミッドの大回廊は#2さんの言うように、ちょっとずつ巨石をずらしながら空間を作り上げていて、あのような高い天井になっています。
また王の間や女王の間は天井に三角になる屋根を作り、そこで重量を支えつつ4方向に力を逃がして空間を作っています。
そこまでは内部からみれるので「そういう仕組みなんだろう」とはいえるのですが、じゃあ大回廊を作りだしている岩は厚みがどれくらいあるのか?、とかその向こう側のピラミッド全体の材料はどうなっているのか?などは調査されていますが、未だに確定したものはありません。
なので
・ピラミッドの内側の大部分は砂
・ピラミッドの内側の大分はゴロゴロした石で隙間がある
・空間がある
など様々な説があるのですが、今の技術では壊してみないと分からない、というのが本当のところです。
ただ最新の科学では素粒子を使った測定によって「内部に見つかっていない大きな空間がある」と言う可能性はだんだん大きくなってきています。
有り難うございます。
>ちょっとずつ巨石をずらしながら空間を作り上げていて・・
なるほど、1つで考えていましたがいくつかをずらして積んでいると・・。
>・ピラミッドの内側の大部分は砂
>・ピラミッドの内側の大分はゴロゴロした石で隙間がある
>・空間がある
これなら、なんとなく理解できそうです。
そうはいっても高さが140m前後となると相当な石の数と荷重になりそうですね。
下記HPのような記述も有ました、数の多さは驚きです。
「巨石(重さ2.5t)を四角錐状に積み上げたクフ王のピラミッドは280万個という膨大な数の巨石が積み上がっている。建造には20年間。農閑期に浮く人手を、ピラミッド建設に当てたと言われている。」
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