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 以前から疑問に思っていたことがあります。
戦国時代、多くの大名家では、足軽たちは農業兼業だったと思います。そのような場合に「いくさ」に出て不幸にも戦死してしまった場合、残された家族に対する生活保障のようなものはあったのでしょうか?自分的には模しなかった場合、敵前逃亡や形勢傍観を決め込んでしまいそうなきがするのですが。もしそのような制度があったとした場合でも、戦いの結果次第では家族の居住地が他家の領地に併呑されてしまう場合もあると思います。そのような場合も補償は継続されたのでしょうか?ご存じの方がおいでましたら、教えて頂きたく伏して御願い申しあげまする。

A 回答 (4件)

地域差や時代差があるかもしれませんが村は自治と相互扶助が進んでおりましたから、領主の保護を受けるのではなく村内で助け合ったのではないかと。


平等・均等な相互扶助では無いにしろ村の人口や働き手が減れば、村全体の維持が出来なくなりますから。

大名・領主がせねばならぬ事はその領民を守ること。
戦争といっても関ヶ原の合戦や川中島の合戦の様に兵vs兵という大規模なものや城攻めばかりではありません。
最も多く行われた戦は「敵の村を焼く」「敵の村の物資を奪う」という小規模な戦がほとんどでした。
その際に、いち早く駆けつけ領民を守るのが領主の務めです。また戦でなくとも野武士集団からも村を守らなければなりません。
村が疲弊したり領民が減ったりしたら年貢収入や徴兵数が減るだけですから、結局損をするのは領主ですので。
また村が奪われても戦が終われば村へ帰れます。
土地だけ奪っても耕作人が居なければ田畑は運営できませんから・・・大名AのB村が大名CのB村になるだけですからB村の村人は領主がAからBに移っただけになります。
村から切り離された職業軍人としての足軽となった場合は簡単に帰れぬかもしれませんが、、、
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この回答へのお礼

回答有難うございます。村内で共同体みたいに相互扶助をしていたんですね。時代背景の説明を読み、妙に納得できます。当時は法律もあるわけではなく、結局のところ最後は喧嘩でスッキリ解決!みたいに日常茶飯事に争いがあったんですね。また、上の命令に従って、年貢(と言ったかどうか?)や軍役労役はするけれど、護るべきときにはちゃんと護ってくれよ、って感じなんですね。だから、庶民にとっては上が誰であろうとも、しっかり領民を護ってくれればそれで良しって感じなんだろうな。

お礼日時:2005/01/20 23:11

補償制度などなかったでしょう。


ですから召集された兵士なんか形勢不利とみれば脱走するのが当然です。  しかし陣場借りといって立身出世のために自発的に兵士となった場合は自己責任で戦死しても保証なんてありません。
勝利した場合、功労があれば恩賞は期待出来るでしょうが大体は略奪などで自前で集めるしかなかったでしょう。  戦死した場合は同郷の戦友などが助けあつたと思います。
豊臣秀吉の父親は戦傷で体が不自由になりましたが補償などはなかったと聴いています。

領主としては支配下の農民の平和を守っている代償として軍務につくのは当然くらいに考えていたでしょう。
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こんにちは。



大名の下に家臣がいるように、家臣の下にまた家来がいます。
その家来の下に・・・って感じでつながって行き、一番下が農家兼業兵隊さんなわけですね。

で、死んじゃった場合ですが、基本的にはその最少集団の領主?頭首?みたいなのがその家族を面倒みてる事が多かったようです。

時には、そのさらに上の領主?、もう一つ上の領主という所まで家族の保障に当たる例も多かったようです。

なんでかというと、当主や子供が死んじゃっても、残った家族がまた結婚して子供作れば、将来また兵隊さんができます。
また、それは同時にその地域の農業の労働力でもあります。

なので、現在の会社ー社員の関係よりはるかに手厚い保護となっていたようです。
特に功労を挙げて死んだような場合は、一番上の領主からも保護が得られるような場合も希ではなかったようです。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。なんというか‥‥、結構ドライだったんですね。そんなものなんだぁぁぁ!!ってちょっと拍子抜けしたようでもあり、妙に納得できるようでもあり。複雑。

お礼日時:2005/01/20 23:02

次男、三男などが戦争にとられることが多く長男の家が面倒をみていたのではないでしょうか。



また、そのころでは家という単位ではなく村という単位で区切られ農民色が強い場合他の男が嫁にとるということが多かったのでは?
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