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大学でjsmeの教科書を使わされています。あの参考書はなぜ英語を訳さずに載せてるんですか?
多くの場合、初学で使われるあの教科書が英語をそのまま載せるのは理解できません。初学はやはり母国語の方が理解も早いし深いです。

古今東西の学術界隈の皆さんのおかげで、多種多様の専門分野を日本語で学べる、という素晴らしい土壌ができているのにそれを活かさない理由がわかりません。

A 回答 (1件)

英語の方が分かり易い,説明が上手ってことはよくあります。


 僕は機械系ではありませんが,4年生くらいからは英語の本を読まされていました。訳本もありましたが,確かに訳本はわかり難い。日本語に訳された単語の意味がわかりにくい漢語になっている。英語を見て,あ,そうかぁ・・・という場合があります。これは社会学者の苅谷剛彦先生や苅谷夏子さん・鳥飼玖美子先生もおっしゃってます。そして,日本語で勉強した学生は,中途半端な(漢語から推測したいいかげんな)意味を使うことになることもあると。
 が,僕も,ある程度日本語で勉強してから,4年生以降は論文も本も参考書も全部英語でしたから偉そうなことは言えませんが,学部で日本語で習ってない分野の英語の教科書もわかり易いです。あとで訳本を見ると(翻訳が古い:僕らの先生の先生たちによる)とてもわかりにくいことも多々あります。機械系なら4年生以降は,英語の論文と本ばかりを読まなければなりませんから,早めに英語に触れておいた方がいいのも事実です。
 最近の若い先生たちの分かり易い翻訳ならいいですが,必ずしも日本語で初めて学ぶのが常にいいわけではありません。例えば座屈の勉強,これは圧倒的に英語の古い本の方がちょっと昔の日本語の本よりもいいということがあります。そもそも,今専門分野で使っている漢語(日本語)はもともと英語やドイツ語だったのを,明治・大正・昭和の大先輩が無理やり翻訳したものです。変形と変位を区別できない学生はたくさんいます。でもdeformationとdisplacementは同じには思えない。そういうことです。ただ僕の後輩のように修士以降英語だけで勉強した人は,日本語の論文が読めない・・・ま,稀なオチでした。
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この回答へのお礼

なるほど、たしかに英語の方が分かりやすいなんてことはありますね。例えば力積なんかもimpulseの方が分かりやすいですね。
ただ、分かりやすい訳本が無いのは由々しきことな気もします。もっと門戸を広く開けるにはやはり日本語で分かりやすい参考書があるべきだと思ってしまいます。
とは言え、回答者様の仰るとおり今後は英語の論文を読まざるを得なくなってしまうので、相変わらずやる気は削がれますが練習だと思って頑張りたいと思います。回答ありがとうございました。

お礼日時:2020/08/08 09:26

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