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人類のエネルギー問題を解決するともいわれる「核融合発電」を実現させるため、2020年の完成に向け世界最先端の大型実験装置「JT-60SA」(茨城県那珂市)の建設が大詰めを迎えている。

日本は核融合の技術で世界をリードしており、フランスを舞台に国際協力で進む「ITER(イーター)」計画とも協調することで、今世紀半ばの技術確立に向けた貢献が期待される

核融合が稼働したら安全で最強のエネルギーを手に入れられますか?

A 回答 (4件)

人間が火を使うようになってから、ずっと何かのエネルギーを使うことには危険を伴っています。


核融合炉に関しても同様だと思いますね。人間の考えることには完璧は無いと思います。
核融合炉の前に、次世代の原子炉(原理が今の原子炉とは違うらしいのと、幾つか種類があるようですね)の方が先な気がします。
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取り敢えず、CO2過剰排出問題は緩和されるね。



でも膨大な送電ロスを減らすために電源の小型化、超小型化を推進しなくてはならないし、変換ロスをなくすためには直流送電網の構築という巨大プロジェクトも残っていますね。
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無理。



核融合発電でも放射性廃棄物が発生するし、核融合炉そのものが放射性物質化するという問題がある。
放射性廃棄物が発生するため、現在の原子力発電と同じような対策が必要になる。

他にも高エネルギーの中性子線が放出され、それを完全に遮断する方法がないため、核融合は決して安全な発電システムではない。

核融合発電を開発している最大の理由は、燃料が重水素、三重水素、リチウムとウランに比べて豊富にあること、原理上、核の連鎖反応がないため暴走しないことが挙げられる。
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核融合が稼働したら安全で最強のエネルギー源になる可能性はありますが、実用化までにはまだ3段回のフェーズが必要でありそれぞれが20年以上を要するので、今の研究の方向では今世紀半ばの実用化は無理でしょう。


トリチウムを扱ったり、高速中性子による構造体の放射化の問題はありますが、低放射化材料を選べるので現在の核分裂炉に比べたら遥かに対処しやすいです。
一番の問題は、中性子と熱の壁負荷に長期間耐える材料がまだ開発できないことです。特に14MeVの高速中性子による壁負荷は深刻です。三重水素:重水素反応ではなく重水素:重水素反応を使えば多少は軽減されるのですが、プラズマの閉じ込めが格段に難しくなります。重水素:ヘリウム3反応であれば中性子の問題は解決できるのですが、プラズマの閉じ込めがさらに難しくなります。
三重水素:重水素反応以外の反応は、磁場閉じ込めでは多分実現できず、できたとしても百年先だと思います。最近のレーザーの発展は目覚ましいものがあるので、慣性閉じ込め核融合の方が芽があるような気がします。
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