
No.16ベストアンサー
- 回答日時:
>太平洋戦争に敗北した日本を、アメリカもしくは連合国軍はなぜ自国領土にしなかったのですか?
連合軍だからです。
第一次世界大戦と第二次世界大戦における「連合軍」は基本的にそれ以前の戦争とは異なり「暴発した国家が起こした戦争に対して、国際社会が連合して元の秩序に戻す」という目的で戦争に参加しているものです。
ですので、第一世界大戦の連合軍もドイツ、オーストリア、オスマン帝国、ブルガリア王国と戦いましたが、戦勝国のうち近隣の領土問題がある場合を除いて、連合国が占領し自国化することはありませんでした。
この原則は第二次大戦でも守られ、だから日本は台湾・朝鮮半島・満州などの近隣国家と領有権の争いがある場所は放棄、第一次大戦でドイツから移譲された信託統治領も返還、しかし日本の「固有の領土」とされた場所は北方四島は帰属に対して帝政ロシアと江戸幕府で争いがあったためロシアが勝手に占領、韓国がどさくさに紛れて竹島を占拠した以外は守られていたわけです。
したがって「アメリカがなぜ、日本を領土化しなかったのか?」といえば「連合軍はそういうものだから」としかいえません。ドイツは確かに一時的に分割統治されましたが、その後ドイツには政治主体のイデオロギーが異なる二つの政体ができそれぞれの傀儡政権だったと言えますが、しかしアメリカやソ連などが直接的にドイツ領を自国領にしたことはありません。
>沖縄は、1972年まで米国下にありましたが、日本に返還されました。
沖縄は日本敗戦後の重要な戦略拠点であったため当面の間「米軍」が管理していたわけですが、注意が必要なのは管理者が「米軍」であって、アメリカ合衆国政府ではなかったことです。
No.21
- 回答日時:
連合国は、第二次大戦の処理方針として大西洋憲章、カイロ宣言で領土不拡大の原則を宣言しているから。
それを無視して領土を拡大させた連合国はソ連ぐらいのもの。
日本国土が大々的にソ連領土にならなかったのは、結局のところ、アメリカが進駐して抑えたから。
No.18
- 回答日時:
共産主義の防波堤にするつもりだったから
領土にしなかったんですよ!
ロシアや中国との有事に備えてね
日本をアメリカの領土にしたら
有事の際は、限りなく死ぬ気で反撃しないといけなくなるからね
他国なら
損得勘定で、手を引くことも可能だからね
ハワイは領土にしたのに
日本は領土にしなかったのは
そんな感じですよ
No.17
- 回答日時:
もしかしたら51番目の州になっていたほうが良かったかもしれませんね。
しかし日本を”米国”にしてしまうと、ここを守らなくてはならなくなります。中国やソビエト、北朝鮮と、不安要素が山盛りです。米国にしないことで守る必要もなくなります。基地だけ置いて緩衝地帯にするほうが都合が良かったのかもしれませんね。

No.14
- 回答日時:
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アメリカが英仏の植民地政策を非難していたのは事実かもしれませんが、
それ=植民地に反対 とは限りません。
アメリカはフィリピンを植民地にしています。
当時の列強は、ブロック経済を敷いており各国は新たな市場を求めていました。
他国の植民地に文句をつけて現地人に協力して独立させ、その後に占領するという方法はどこの国も行っています。(フィリピンもその方法でスペインから奪いました)
ソ連も植民地政策を非難していましたが、傀儡政権や衛生国家は持っていました。
(現地の日本軍が抵抗してくれなければ、北方領土どころか北海道まで取るつもりでした)
以下の回答は、
質問者様は「日本はアメリカの51番目の州」という程度の言葉は聞き飽きているという前提でのものです。(これしか言えないなら黙ってりゃいいのに。 実態はそうだと思いますが)
>日本をアメリカはなぜ領土にしなかったのですか?
回答:領土にしない方がメリットがあったからです。
(領土にしたかったのは、アメリカだけではありません)
日本の処分ついては終戦時の連合国でも意見が割れていました。
英豪蘭中:酷い目(植民地を失った)にあった恨みを晴らしたい。
ソ連:日本を共産化→領土化する為には天皇が邪魔。(とりあえず「戦後処理」で北海道と東北が欲しい)
→日本の精神的な支柱としての天皇を処刑する必要がある。
「彼ら」は表向きは、未来における日本の再武装への懸念を主張し、その防止の為に自分達による日本列島の分割統治案や国民統合の象徴としての天皇の処刑を求めていました。
一方、アメリカとマッカーサーと日本の考えは↓のようなものでした。
アメリカ:戦後の日本にソ連が居座るのは困る。
マッカーサー:日本を民主国家に(したことに)して、その功績でアメリカの大統領になりたい。
(終戦の直接的な原因は原爆とソ連の参戦なので、彼の功績にはならない。)
→その為には日本人の支持を得る必要がある→天皇は必要。
【日本】
ソ連の目的や革命が起こった他国の有様を知っているので、とにかく国体(皇統と領土)は守りたい。
↑のような状況で、マッカーサーは皇統の存続を条件に、日本に軍隊を放棄した憲法を(押し付けて)制定させ、「民主化」と称して様々な「破壊」を行いました。
マッカーサーはこれらによって、日本の脅威は消滅したとして英豪蘭ソの主張と要求を否定しました。
当時のアメリカは、自分達が日本を守っていれば(それで日本をアメリカに依存させれば)アジアに影響力を行使でき、それでアジアは平和になると考えていました。
しかし、その後中国が共産化し、朝鮮戦争が起こりました。
これによって、アメリカと西側諸国は、共産主義と戦っていた日本を侵略と決めつけて潰してしまったことの過ちに(今更のように)気が付きました。
(その後、マッカーサーは朝鮮戦争の不手際で失脚しています。)

No.13
- 回答日時:
日本との戦争に勝った連合国は、アメリカ以外にソ連、中国など日本を領土にしたい国が一杯ありました。
アメリカだけが勝手に日本を領土にすることなんかできるはずがありませんでした。 その代わり、アメリカは日本中の好きなところに米軍の基地や施設を設けて、実質日本を領土にする方法を選択しました。 在日米軍施設・区域は31都道府県に置かれており、東京の一等地の六本木のど真ん中にも米軍基地があります。 また、良く知られているように、日本の上空でありながら、米軍の許可が無ければ日本の航空機が自由に飛べなくなっています。お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
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