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エルサレムってイスラム教、ユダヤ教、キリスト教の聖地で、それによって2000年もの間、紛争がおきていますよね。
この3つの宗教間の争いと、パレスチナ問題の関係がよくわかりません。
パレスチナ問題が起きている原因にはイギリスの2枚舌外交があるそうですが、パレスチナ人が今の場所にこだわる理由は宗教とは関係ないのでしょうか?

A 回答 (5件)

根本原因になった二枚舌外交のイギリスが,この問題をどうかんがえているのか,またみずからの政治的責任をかんがえているのかいないのか,知りたいですね。

大手新聞では報道されないので。
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参考程度に


問題の本質は、ユダヤ人のユダヤ教にありますね。パレスチナ人は、農耕民族で本来的にはアジア人のような穏やかな人々ですね。4000年以上前にモーゼがユダヤの民をつれてエジプトから脱出し、その約束の地がカナンの地、つまりパレスチナの地だったんですね。その時も大勢を殺戮して入植したんです。2000年前ユダヤの地を捨てたユダヤ人は、考えが偏狭がゆえにエジプトと同じよう2000年後もまたにヨーロッパで迫害を受けましたね。ヨーロッパでは同化できなかったがゆえに、4000年以上前の約束の地に再び集結したのが現在の状況を生んでいるのですね。つまりエジプトでもヨーロッパでも豊かさを求めて国を捨てたのですが同化できずにまた舞い戻り、パレスチナの民を迫害するということを4000年以上も繰り返しているへんてこな民ということですね。パレスチナの民はそのたびごとにえらい目にあうわけです。そのうちまたいられなくなって出て行きますから、辛抱ということですね。ユダヤ教は非常に偏狭なんですね。それを信じる限り未来は無いということでしょうね。ということでパレスチナ人の問題ではないんですね。
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この回答へのお礼

うーん。
ユダヤ人が度重なる迫害を受けてきた理由を彼らだけのせいにするのは少し理解に苦しみます。
喧嘩両成敗ではないけれど、パレスチナ人の問題ではない、
っていうのも少し乱暴な気がするな。

お礼日時:2005/01/30 18:53

>パレスチナ人が今の場所にこだわる理由は宗教とは関係ないのでしょうか?



だれでも、力で追い出されれば戦って土地を取り戻そうとするでしょうから、パレスチナ人の闘争の原点に宗教は関係ありませんでした。(I詳しくは、しっかりした本を読んでくださいね。)
パレスチナ人の事実上の政府に当たるPLOは、宗教とは関係なく、むしろ社会主義革命路線のイデオロギーを持った組織でした。PLOの幹部やメンバーにはキリスト教徒のパレスチナ人も多いのです。

ただ、1970年代以降、中東ではイスラム原理主義がじわじわと広まり、原理主義革命を行ったイランに近いシーア派系のヒズボッラーや、スンニ派原理主義に基づくハマスなど、イスラム原理主義のイデオロギーに基づく対イスラエル抵抗組織が発生し、力を持ち始めます。その結果、いまではPLO以上に宗教原理主義グループがイスラエルと激しく戦っている状況です。

つまり、大まかに言うと、
・最初は宗教間対立ではなく、純然たる『土地を巡る争い』だった。
・長期化するにつれ、中東のイスラム原理主義の拡大を背景に、1970年代後半から1980年代以降、パレスチナ側の闘争に宗教(イスラム)が持ち込まれた。

なお、イスラエルでも、昔は労働党(非宗教的、社会党型政党)が政権を取っていましたが、右派のリクードが強くなり、ユダヤ教宗教原理主義の存在が目立つようになっています。ただ、イスラエル政府も、PLOも、まだ今のところは非宗教的です。
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この回答へのお礼

詳しい解説ありがとうございます。用語でいくつかわかならい物があるので、調べてみますね。でも参考になりました。本当にありがとうございます。

お礼日時:2005/01/30 18:48

パレスチナの問題を宗教間の争いに帰結を求めるのは


無理がありすぎるような気がします。
ほんの10年前にはPLOというのはテロ集団でパレスチナには政府は無かったのですが、いまやPLOはイスラエルも認める交渉相手で、自治政府というのもできてます。
さらにはイスラエルとPLOがノーベル賞をもらった時期もあるのです。
「2000年もの間紛争がおきていますよね」というのは間違えではないけど、雑すぎますね。
それに、イギリスの2枚舌外交だって十分過去の話で、今の状況を、それで説明をするのは困難ですね。

今起きてる紛争の原因は、歴史や宗教の問題ではなく、今のパレスチナ指導部のメンバーに大きな原因があるわけで、アラファトが死んだときに「問題が解決に進むのでは?」との観測がでたのはこのためです。
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この回答へのお礼

パレスチナ問題もエルサレムでの紛争もユダヤ人が関わっているから、同じ問題なのかと思っていました。
どうやら違うようですね。きっぱりした回答、ありがとう御座いました。

お礼日時:2005/01/30 18:35

イスラム、ユダヤ、キリストは、元々は同じ宗教で、


言ってみれば宗派、派閥の争いですよね。

パレスチナ問題とは、
かの地に住んでいたパレスチナ人らが、
「ここはそもそも我らが住んでいた地であり、お前らは出て行け!」
とユダヤ人に侵略され、
「そんなのいつの話だ!」と抵抗し、
次によせばいいのに
アメリカ、国連がユダヤ人(つまりイスラエル)らを認めてしまい、
追われたパレスチナ人は自治政府として今も抵抗を続けています。

ざっくり言えばこういうことです。
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この回答へのお礼

なるほど、わかりやすい解説ありがとうございました!

お礼日時:2005/01/29 22:57

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