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【サイディング】一級建築士がサイディングは縦貼りの方が耐久性が高い。それは縦張りの方が水の流れ口が縦に出来るので誰でも少し考えたら分かると言っていました。

でもサイディングメーカーはほとんどを横張り用のサイディングを主力商品としています。

縦貼りの方が耐久性が高くなるのなら、なぜサイディングメーカーは主力商品を縦張りサイディングではなく横貼りサイディングを主力にそろえているのですか?

矛盾してませんか?

A 回答 (4件)

建築士のいう事が正解です。



ただ、施工性は横張の方が良い(楽)なので費用も割安(縦張が割高)になります。
ですから一般的な工務店は横張を採用することが殆どで、施主から縦張の要望が無い限りは横張が標準仕様になります。

おのずとメーカーも横張の商品を主力に考えバリエーションも増えます。
更に工務店も横張を標準化しやすくなります。
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横張り。


種類によって条件は変わるのですが、一般的な「窯業系」ということで。

>でもサイディングメーカーはほとんどを横張り用の
>サイディングを主力商品としています。

まず窯業系サイディングは今では横張り全盛ですが、初期は縦張りの方がはるかに多かったです。

理由は建築士さんの書かれる通り。

しかし初期のサイディングは「釘留め」。現在は「金具引掛け工法」。

古くは下地に対して釘で固定していたために、地震や強風、大型車両が多く通行する沿道などでは釘穴からサイディングが割れることが多く、破損が起きてしまっていました。
これは躯体に直接繋がっているために起こる事です。
(とはいえ、当時は横張りも釘留めでした)

現在は下地に金具を付け、そこにサイディングを乗せて上に重ねていきます。
金具とは締結されていないので、地震があってもサイディングは躯体の揺れで割れることはありません。
(そのためメーカーではサイディングは構造壁にはなりませんと謳っています)

同じ金具工法では縦張りは底面幅が狭すぎるので、基礎天で頑丈な金具で重量を受ける必要があり、あまり好ましくないことになります。

さて安定して施工後のトラブルが起きにくいのはどっちだ、ということになりますから、メーカーなら横張りを薦めたいわけです。
(当然メーカーも横張りのほうが格好良く見えるようデザインにも力を入れます)

そしてこの場合板の重なりの「実(サネ)」での毛細管現象も出来るだけ避けたいので、旧来より重なりが工夫されています。

他にも「メーカーの都合で」という理由はあるのですが、まあこれだけで充分説明になるかと。

ちなみに13mm厚のサイディングは今では「最低厚」のものだけです。
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まあ竪張すると和風に見えるから・・・


最近の住宅じゃアクセント程度にしか竪張使わないってのが
メーカーが横張の写真ばっか使う一因では?
柱や間柱は縦なのでので横張の方が楽って事もあるかな。
竪張は柱や間柱にプラスして横胴縁が必要だからね。
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先ず、お知り合いの「一級建築士」さんが、まあ、まともな方で、


「良かった」と、お祝い申し上げます。

メーカーが、横張りの商品を主力商品としている訳では
無いと、思います。

サイディングの版は、横でも縦でも、使えます。

ただ、横使いの方が、この業界では、珍しく見えるので、
印象深く、横貼りのカタログ写真が多いだけです。

窯業系サイディングは、材料としては、「縦長」の材料です。

これを縦使いすると、平屋建てなら、水平目地なしで、一枚で
外壁が構成可能ですし、2階建てでも、2枚になって、水平目地は、
一箇所で済みます。

横使いすると、平屋建てで、3列の水平目地が発生します。
2階なら、その2倍以上でしょう。

さて、サイディングの漏水の原因の大きなものは、目地が
原因です。

横使いでは、目地は「眠り目地」になって、シーリングを
することは有りません。

壁にぶつかった雨は、外壁をつたい、目地に至り、その目地を
横に走ります。
その行き着く先は、「縦目地」で、シーリングしてあります。

このとき、目地に沿って浸入した雨水は、シーリングの裏側に
浸入します。
これは、サイディングの厚みが、12.5ミリしかなく、まともな
シーリングが、技術的に出来ない事によります。

その発生確率が横貼りでは非常に多い、ということです。
縦貼りでは、水平目地には「サネ」がないので、シーリングで防御
します。
このため、雨水が「横に走る」ことはありません。

しかし、横使いでは、横目じ自体が非常に多く発生するので、
その目地分の「サネ」が発生し、その「サネ」に沿って、雨水が走ります。

結果、漏水の危険性は、横貼りが多い、ということになります。

尚、メーカーは、漏水に関して、現実的には、責任を負いません。

彼らは責任を追うのは、メーカーの責任施工であったり、施工要領書に
一言一句従い、その記録が完全に整備されている時だけです。

責任施工は、余りに高額に現実的ではないし、施工要領書も
完全な履行は、現実的では有りません。

逆に言えば、メーカーの逃げ道はいっぱいあるので、横使いの
カタログ写真であっても、逃げるということです。

お知り合いの「一級建築士」さんにもう少し勉強して欲しいとは
思いますが、言っていることは、全く正しい。
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この回答へのお礼

みんなありがとう

お礼日時:2020/09/22 23:26

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