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「間一髪」を「かんいっぱつ」と読むのはまちがいで正しくは「かんいちはつ」と読むのだ、と昔、教わりました。瀬戸内寂聴さんも同じことを書かれていましたので、「かんいちはつ」と読むのがたぶん、正しいのでしょう。
でも、人が「かんいちはつ」と言うのを、私は一度も聞いたことがありません。
自分で言うときは、少し迷いながら、「かんいっぱつ」と言います。
「かんいちはつ」が正しいと思いながらも、それを口にするのは抵抗があるのです。
かえって、誤った読み方のように聞こえてしまうのを、つい恐れます。
アナウンサーさんたちは、何と言っているのでしょう?どなたか、ご存知ないでしょうか。
ちなみに、広辞苑には「かんいっぱつ」とあります。
言葉は生き物だから、少しずつ変わって行く。それでよい、ということかも、と思いつつ、心のどこかに、今もちょっと引っかかっているのです。

A 回答 (2件)

実は「かんいちはつ」は初めて聞きました。


広辞苑の他,手元の『日本語大辞典』(学研),『新明解国語辞典』(三省堂),『明鏡国語辞典』(大修館)のいずれも,「かんいっぱつ」が見出し語で,「かんいちはつ」は説明にもありません。
たとえ語源的には「かんいちはつ」だったとしても,今日ではすでに「かんいっぱつ」で定着していると見てよいのではないでしょうか。
「新しい」は元々は「あらたし」ですが,「あたらしい」を間違いとはもはや呼べますまい。それと同じくらい定着しているといってよいでしょう。

これに対して,「間髪を容れず」は,「かんぱつをいれず」と読む人が増えていますが,私はまだ「かん,はつをいれず」と読みたいです。(広辞苑も「かんはつを~」ですね)

同類で,「綺羅星のごとく」も「きらぼし~」と読む人の方が多いと思いますが,本来は「きら,ほしのごとく」です。
……と書いたところで,念のため広辞苑を引いたところ,「きらぼし(綺羅星)」という言い方は謡曲(能の謡い)にもあるのですね。
謡曲の台本には,濁音で発音するところには濁点が(漢字にも!)ついているので,昔から「ぼし」と発音していたのだと思います。
そうなってくると,これもよく誤用の例に挙がっていますが,必ずしも誤りとは言い切れないのかもしれません。
いやあ奥が深い。

話を戻して,「間髪を容れず」は「読み方のゆれ」が起こっている段階にあると思いますが,「間一髪」は「新しい」と同じく,もはや誤りとは言えない段階になっていると思います。

ちなみに,「うる覚え」は少なくとも現段階では誤りとされるのではないでしょうか。(No.1さんごめんなさい)
今のところ,「ら抜き」表現などよりもさらに許容の度合いが低い言い方だと思います。
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この回答へのお礼

とてもよくわかりました。
実は、「間髪を入れず」」も、「綺羅星のごとく」も気になっていました。
今、打ち込んでみたら「かんぱつ」も「きらぼし」も一発で変換されました。
謡曲に「きらぼし」という言い方があるというのは、おもしろいですね。
広辞苑を引いてみました。
「綺羅星」はありましたが「間髪」はありませんでした。いずれこれも載るようになるのでしょうか?
意味から考えると、「間髪」というコトバを作るのは無理のような気がしますが。

「かん、はつを入れず」とか「きら、ほしのごとくに」とか正しく言うほうがかえって不自然で、聞いた
人を落ち着かない気持ちにさせてしまいますよね。
こんなにいい回答をいただけるなんて。
質問してみてよかったと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/29 07:59

うる覚えですが「NHKアナウンス辞典」なども「かんいっぱつ」だったと思います。

ちなみに学生時代放送部でこのような単語があったときには後輩に「意味は正しいと言っても言葉は生き物で時代の変化によって言葉も代わっていく。また正しくても、聴取者に意味が通じなければ元も子もない」って教えてました。
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この回答へのお礼

「アナウンス辞典」でもそうだったんですか。
言葉は、まさに生きているんですね。
自分では正しい、と胸を張っていても、相手に意味が通じなければしかたないですものね。
柔軟に対応していきたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/29 08:04

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