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最近、老人向けの生命保険のTVCMが多く流れています。
よくあるキャッチセールスコピーが
「持病のある方、既往症のある方でも加入できます」
「何歳でも、何歳まででも加入できます」
というものです。
ここまでは問題ないでしょう。
ふつうなら持病がある人や既往症(過去に重大な病気をしたことがある人)のある人は
保険加入を嫌がられます。たいていの生命保険は大体、社会人になったときや結婚、この誕生をきっかけとして加入しますが、そのころはまだ身体壮健でしょうから持病、既往症が問題になることはありません。しかし老人になれば持病も抱えますし、既往症も増えてきます。ましてや老人は死亡確率が上がりますから普通の生命保険会社はなおさら嫌がります。
「そういった持病、既往症のある方も受け入れますよ、老人でも加入できますよ」
という保険ですから、きっといい保険なのでしょう。

問題はそのあとです。こんなキャッチコピーで売っている保険会社もあります。
「葬式代のことで子や孫に面倒を掛けたくない」
「少しは子や孫に財産を残したい」

「ふむふむ、
加入したい人は葬式代がなくて困っているんだな・・・ 
子や孫に残せる財産がなくて困っているんだな・・・
ああ、そうですか、じゃあ今あるわずかな金を惜しみ惜しみ使ってお金を残せばいいんじゃないですか? それを生命保険に加入したら保険代がもったいないですよ」
って思うんですけどねえ。

普通の生命保険ってのは「不幸の宝くじ」とも呼ばれます。
不幸が起きたときに偶然宝くじが当たったような大金が入ってくる、という意味です。
逆に言えば、多くの人は外れくじを手にして損する、という事です。
それでもだいたい20歳から70歳ぐらいまでの間、保険を掛け続けて損しても、その掛け金は「安心料」ということで無理やり納得しています。
ところがこの手の老人向け保険で
「葬式代のことで子や孫に面倒を掛けたくない」
「少しは子や孫に財産を残したい」
というキャッチコピーを使っているということは、以下の二通りが考えられます。
1 この保険の加入者はみんなすぐ死んで、掛け金以上の葬式代や子や孫への遺産を手にできる。(まあ、手にできるのは加入者ではなく、受取人ですけど)
2 保険を使わず満期を迎えた場合、掛けた保険料をはるかに上回る満期返戻金がもらえる。

1も2も保険会社は破産しちゃいますよね。だって保険会社は
加入者が掛け損する額 << 保険金支払い
という数式で保険会社は経営している。
だから多額の保険金を払っても実はそんな金は全体の掛け金からしたら大した額じゃない。
なのに、この老人向け保険会社はまるで
「保険に加入したらそれ以上のリターンが必ずある」
かのようにキャッチコピーを流しています。

本当はこの老人向け保険会社、どうやって儲けているのでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • 誤字訂正

    1も2も保険会社は破産しちゃいますよね。だって保険会社は
    加入者が掛け損する額 << 保険金支払い
    という数式で保険会社は経営している。


    1も2も保険会社は破産しちゃいますよね。だって保険会社は
    加入者が掛け損する額 >> 保険金支払い
    という数式で保険会社は経営している。

      補足日時:2020/10/05 19:46

A 回答 (7件)

70歳の平均余命は女で20年、男で15年です。


あの手の保険の死亡保険金は50万くらいですから保険金は年2.5万、3.3万位でペイすることになります。
年額だと高そうですが月々3千円とか言われると安く感じると言うことですね。
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>もめ事が起きたりしないんでしょうかね?


あるでしょうね。
ですから、ターゲットを確実にとらえて営業するように指導されて
いると思いますよ。

持病があって、医療費がかさみ、さらに他の病気になったらどうしよう。
医療保険に入れないと悩み、諦めていた人を見つけ出して、現在の持病
以外だったら入れるんですよ!と救いの神のように営業するよう指導
されていると思います。

高齢者の定期死亡保険も、世界一長寿命の日本ならではでしょうね。
商品の中には、定期保険が期限が来ても生きていたら、長寿祝金を
出して満期を迎えるといったものもあります。
もちろん払った保険料>>>>>長寿祝金になっているでしょうし、
特に長寿命の高齢女性は、相続財産と遺族年金で安定した生活が
できており、そのあたりをターゲットした商品だと推測されます。

そうしたニーズを生み出し、手頃な金額設定など、よく考えたものです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>あるでしょうね。
ですから、ターゲットを確実にとらえて営業するように指導されて
いると思いますよ。

気を付けて営業しているんですね。
まあ、どんな保険会社も加入者が事故無く死亡せず健康に保険期間を生き抜けば儲かるようになっているので、これら老人をターゲットにした保険会社は
「お年寄りの長生きを祈っている会社」
ということで良しとしましょう。

お礼日時:2020/10/05 21:21

そこが騙しのテクニックです。

A^^;)

ただ、いろんなパターンがあるので、全部は説明しきれません。

既往症のある人の医療保険は、既往症以外の病気で給付金が出るのです。
糖尿病がある人は、糖尿病を起因として発症した病気には給付されない
ってことです。

葬儀代の死亡保険は、たいていは『定期保険』なのです。
定期保険というのは、何歳までに死んだら死亡保険金が出ます。
ということです。
70歳で加入して、80歳までに死んだら、死亡保険金がでますが、
81歳で死んだら、出ません。
という死亡保険です。

この保険は、現在の年齢と平均余命により、何歳までに死んだらで
保険料が決まる保険なのです。

それに対して、以前は終身保険というのがありました。
これは、いつになっても死んだら保険金がおりる保険です。
100%出る保険金です。
現在の終身保険の商品は、かける保険料より保険金が少ない保険なら
あります。払う保険料より保険金が少ない分、
医療保険特約と抱き合わせにし、
相続税の節税になるし、
残された人がモノイリの時に早く保険金が下りる。
といった売り文句になっているのです。

ご理解いただけたでしょうか?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

いろんなテクニックで、あたかもわずかな保険金で多額の葬式代が出たり
どんな病気でも治療費が出るようにうまく加入させるんですね

なんか保険会社と加入者の間でもめ事が起きたりしないんでしょうかね?

お礼日時:2020/10/05 19:48

損保的事故率で計算してるらしいよ

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます

確率計算で必ずもうかるようにしているんですね。

コロナで死者が出ることまで計算してますかねえ?

お礼日時:2020/10/05 19:48

>本当はこの老人向け保険会社、どうやって儲けているのでしょうか?



一般の保険よりも掛け金を高めにして設けます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます

>一般の保険よりも掛け金を高めにして設けます。

そうなんですか、CMでは「月々の掛け金はわずかで済みます」って言ってますけどねえ。なにかのまやかしがあるんでしょうかね。

お礼日時:2020/10/05 11:36

薄利多売ってやつです。


平均余命の数学から導かれた式があります。保険会社はこれで掛け金を設定しています。
老人の平均余命が長くなったのと、既往症がその平均余命にあまり影響のないことが
分かったので、人口の多い老人からも儲けようと言うことです。
若者は、その日暮らしで、生命保険料を支払う余裕はありません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます
薄利多売なんですね

お礼日時:2020/10/05 11:29

s_endさんへ。


確かに最近多く聞きます老人生命保険や病気で入院しても支払われる保険ですが。
掛け金は戻りませんよね、掛け金が高ければ毎月の支払いが大変でしょう、
もしもの時の葬儀代でしょうか、ある程度蓄えが有れば不要でないでしょうか、
保険会社は損をするような案件計画はしないでしょう、もしも私が年老いても、
数百万・ィ千万近くあれば保険は入りませんね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます
おっしゃる通りですね
仮に加入中に死んでも、掛け金を大幅に上回るような保険金をじゃんじゃん支払って豪華な葬式をしてもらっては保険会社は儲からないどころか破産してしまうのではないでしょうか?
まあ、キャッチコピーに嘘があるとすれば、保険金支払いがほんの数十万円程度で
「こんな金では葬式は出来ん!」
と言われたとしても
「今は安い葬儀会社がたくさんあるんですよ」
といって激安葬式会社のパンフレットを渡される、とかね。

お礼日時:2020/10/05 11:29

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