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- 回答日時:
梁を扱うときの力学モデルでは中立軸は重心となります。
構造力学的に考えるとき、梁の軸線は、桁断面の重心を結ぶ線です。曲げによる応力度が0の位置ですので中立軸といいます。従って、力学モデルや構造力学的には中立軸は重心を必ず通ると言えます。しかし、実際の桁断面は上下左右に非対称ですし、コンクリートとの合成作用などを考えると、理論的な中立軸がどの高さになっているかは分かりません。構造物の設計は、理論解析で考える力学的な骨組みを中立軸で構成しますが、実際の構造をそのようには作成できません。つまり、理論的な仮定と実際とは同じになりません。この違いを、設計計算で神経質に考えることもありますが、実践的には、細かな検討を省いて、設計時の許容応力度を決めるときに、それらの影響が含めてあると解釈します。
この回答へのお礼
お礼日時:2020/11/04 21:21
回答ありがとうございました!
断面二次モーメントなどの問題を解く際には重心位置を通るとしても差し支えなさそうですね。
素早い回答感謝です。
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