プロが教えるわが家の防犯対策術!

鉄鋼材料の勉強をしていてわからないことがあるので質問させてください。
鋼の組織についてなのですが、

例えばDP鋼なら柔らかい初析フェライトと硬いマルテンサイトの混合組織で、TRIP鋼なら初析フェライト+ベイナイト+残留オーステナイトの組織だと調べて分かったのですが、IF鋼についてしらべてもこのような組織に関する情報が得られず困っています。
極低量の炭素鋼でNi,Tiを添加してC,Nを無くすものなのは分かりましたが組織とかがぜんぜんわかりません。
そもそもIF鋼は上記の2個とは考え方みたいなのが違くて、こういう質問すら的外れなものなのでしょうか。
回答をよろしくお願いします。
マルエージング鋼やバッドフィールド鋼についてもお願いします。

A 回答 (1件)

IF鋼(極低量の炭素鋼でNb,Tiを添加してC,Nを無くしたもの)


自動車用の高加工用の鋼板です。自動車会社は鋼板の安い時に、大量に購入
しておいて、必要な時プレス成型して、車の外側に供します。ですから、何時成型しても綺麗に成型できる、時効レスでないといけません。時効の一番の原因はCです。鉄の格子欠陥にCが集まらないようにNb-TiでCをトラップしています。組織だけなら、断面をナイタールエッチングで見られますが、各
組織が何かはX線解析が必要です。このデータは外部に出ません。IF鋼は
自動車用の最先端鋼ですので、社外秘になっているからと思います。以下の
文献から、何かヒントが得られませんか?

https://www.jim.or.jp/journal/j/pdf3/60/08/717.pdf
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!