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好酸球性気管支喘息に対する脂肪由来間葉系幹細胞療法について教えてください。最近、各クリニックなどで慢性閉塞性肺疾患の治療が脂肪由来間葉系幹細胞で行われるようになっているようです。また、同種(他家)の間葉系幹細胞の製品としてHLCM051というものも急性呼吸急迫症の治療薬として認可されているようです。
これらの細胞薬は好酸球性気管支喘息などにおいて、既にダメージを受けた組織の再生を行ってくれたりするのかについてと、その他に期待できる治療効果などもありましたら、お教えください。

A 回答 (3件)

脂肪由来間葉系幹細胞療法は再生医療で、あまり意味がありません。



喘息はⅠ型アレルギー(血液中にIgEができる病気)であり、即時型反応と遅発型反応によって症状がでます。

●アレルギー体質とは、体内に侵入したアレルゲンを白血球が処理する際、通常はつくられないIgEという抗体がB細胞(リンパ球)によってつくられる体質をいいます。
できたIgE抗体は、マスト細胞(肥満細胞)という白血球に付着し、再び侵入したアレルゲンをIgE抗体で捕えます。
IgEで捕えたマスト細胞はヒスタミンやロイコトリエンなどの化学伝達物質を放出し、血管壁に炎症を起こし喘息というア症状をおこします。
・即時型反応は、ヒスタミンによる血管壁の炎症により、気道の平滑筋の収縮、粘膜のむくみ、分泌物の増加などによる喘息発作です。
・遅発型反応は、ロイコトリエンによる数時間後にあらわれる反応であり、気管支平滑筋を収縮させ、好酸球を刺激し、炎症部位に白血球を呼び寄せ炎症を慢性化させる。

この遅発型の喘息が治らないということでよろしいですか?
「好酸球性気管支ぜん息と脂肪由来間葉系幹細」の回答画像1
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私の記録を調べますとあなたは以前にベンラリズマブ(商品名ファセンラ皮下注30mgシリンジ)のことで投稿されていました。

私は少し免疫学の知識を持ちますので詳しく説明します。

先ず、
●喘息やアトピーなどのアレルギーは、体内に侵入したハウスダストを白血球が排除する際、ヘルパーT細胞2型(Th2)が強く働き、B細胞がIgE抗体を作る体質となって生じます。
(ヘルパーT細胞には1型と2型が存在します。普通の身体では、ハウスダストを処理する際にもヘルパーT細胞1型(Th1)が働き2型(Th2)の働きは起きません)従って、
《2型の働きが強くなることが根本の原因です》

重症喘息は、ロイコトリエンによる遅発性反応に合わせ、ヘルパーT細胞2型(Th2)が出すインターロイキンIL-5という伝達物質が、好酸球表面にある「IL-5受容体」に結合することより、好酸球が増殖・活性化されることから好酸球性喘息となり重症化することにあります。
 ベンラリズマブは好酸球の「IL-5受容体」に付着するものであり、先回りして受容体に付き、IL-5という伝達物質が付くのを阻害します。それと同時に、NK細胞という白血球がベンラリズマブに反応し、ベンラリズマブが付着している好酸球を殺すという作用を持つ抗体薬品でした。
 阻害剤であり、治すものでは無いことが解りましょう。

解決策ですが
●始めにアレルギーは《2型の働きが強くなることが根本の原因です》と書きました。それは免疫学的に解っていることですが、なぜ2型が優位になるのかは現在も明らかではありません。
ただ、アトピーや喘息は癌の免疫療法として開発されたハスミワクチンのアジュバントという免疫賦活剤で治る事実があります。
それから考えれば、Th2を異常にさせるかTh1を障害している何らかのウイルスの存在が推測できます。
過去に調べたところでは、喘息に関係するのはRSウイルスやライノウイルスの報告があり、ハスミワクチンによる治癒例は、活性化した白血球がウイルスを排除する結果と思われます。
何はともあれ、治せるものがあることは事実です。試されたら良いと思います。
受診元は東京ですが、大阪・広島・島根・福岡・徳島には協力医がおられワクチンの手配が出来ます。
医療法人社団珠光会BSL48珠光会クリニック。
https://bsl-48.com/hasumi-vaccine/
沿革についてはhttp://www.shukokai.org/outline.html

画像のワクチンの左のアンプルがアジュバント(独:マリグナーゼ)です。
アレルギーにはこれだけを5日ごとの皮下注射により使用します。
以前は抽出型のものでしたが、現在は人工合成したものとなっています。
副作用はありません。
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再生医療は破壊され失われた細胞を補うものです。

私はおそらく確実なものは出来ないと推測しています。たとえできたとして、入れればやはり破壊されます。
あなた様のアレルギーは細胞の破壊ではありませんから意味がありません。
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アレルギーのメカニズムについては探しましたがまとまった説明図がありません。私がまとめたものを添付します。遅発反応までは書き込んではいません。
ヘルパーT細胞には1型と2型が存在します。普通の身体では、ハウスダストを処理する際にも左の流れであるヘルパーT細胞1型(Th1)が働きます。
右の2型(Th2)の働きがアレルギー発症の流れです。
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