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家族のものが胃が刺すように痛いということで緊急入院したところ、
膵臓炎と判断され透析治療を続けていました。
ところが、どうも膵臓が肥大しているらしいと判断され、
膵臓を切って胃とつなげ、
膵臓に溜まっている水を胃に流すという手術を行うらしいのです。
膵臓炎から膵臓肥大になったときにこのような治療は正しい方法なのでしょうか?
血液濾過透析だけでは完治しないのでしょうか?
いままで行われていた治療が血液濾過透析なのか透析治療なのかわからないのですが、
完治が難しいと言われる膵臓。
上記の病状から正しいと思える治療、専門医などを教えていただければありがたいです。
患者は他に「糖尿病」「胆石」などもわずらっています。
どうか、よいアドバイスをお願いします。

A 回答 (3件)

「慢性膵炎」に関しては、以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか?


この中で特に「原因と危険因子」「症状」「治療」「予後と転帰」「合併症」と関連リンク先を参考にしてください。

>血液濾過透析なのか透析治療
腹膜還流か血液透析かは、腹部にチューブを入れて透析しているのであれば「腹膜還流」、腕の血管にチューブを入れて血液を循環させていれば「血液透析」です。

恐らく、透析は「糖尿病」の進行により「腎機能低下」によるものではないでしょうか・・・?

主治医に良く問い合わせては如何でしょうか?

http://leo.city.naze.kagoshima.jp/housecall/cgi- …
(糖尿病)
この中では特に「合併症」と関連リンク先を参考にしてください。
http://leo.city.naze.kagoshima.jp/housecall/cgi- …
(胆石症)

ご参考まで。

お大事に。

参考URL:http://leo.city.naze.kagoshima.jp/housecall/cgi- …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
お勧めのホームページは色々と参考になりました。
入院してから、腕にチューブを入れていますので「血液透析」の方だとわかりました。
明後日が手術予定日で、明日家族全員が先生との面談を行うことになっています。

お礼日時:2001/08/25 07:15

先ず最初にaksdrさんのご家族の主治医の方は大変優秀な方で、かなり苦労してようやく命を助けられたようなのでよくお礼を申し上げた方がよいとおもいます。


お話から推察しますと、ご家族の方は急性膵炎の重症な病態である急性壊死性膵炎で入院され腎不全も併発しておられたようです。
急性壊死性膵炎は重篤な疾患で死亡率は50~80%と言われており、腎不全など他の臓器にも障害を生じることの多い疾患です。
治療は膵炎に対する治療のほかにそれら障害を受けた臓器の治療も併せて行います。併発している急性腎不全に対してはやはり透析療法でしょう。おそらくCHDFと呼ばれる持続透析を行っていたのではないでしょうか?
この方法は腎不全によって溜まってしまった老廃物を外にだせるだけでなく、
議論もあるのですがサイトカインという炎症をおこす物質をある程度除去できるのではないかと期待されており、他の臓器が障害を起こすのを多少なりとも軽減したいといった意味もあったのかもしれません。
急性壊死性膵炎のあと自己の組織が自分の消化液で消化されてしまって液が溜まった膵仮性嚢胞を作るのは一般に見られる膵炎後の合併症の一つです。
治療は主治医の先生のおっしゃる通りの術式による手術ということになろうかと思います。
主治医の先生が説明下手なのかもしれませんが、わからないことはよく質問してよりよい患者ー医師関係を築いてください。
とても信頼できる先生だと思いますよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。今でもそれほどの高い死亡率とは知りませんでした。
もともと、担当の先生から話を聞くまでは膵臓の病気というものすら良く知りませんでした。
インターネットで色々調べたのですが、血液濾過透析をやっていれば、かなり回復する。
それぐらいの知識しか得られず、一時は病状が良好になったので、これで退院できると思っていました。
その矢先の膵臓肥大、手術、と聞かされ大変なショックだったのです。
先生に対する不信感も大きくなりました。
体を開いての手術は出来るだけやってほしくなかった、
ましてや胃と膵臓をつなげるなんて、
そんな手術は寿命を縮めるだけで、得るもの無し。
そんな素人の大きな勘違いが判っただけでも、感謝させていただきます。
先生を信頼していきます、丁寧な解説ありがとうございました。

お礼日時:2001/08/25 07:29

急性膵炎に対する手術療法には急性期に行うものと、ある程度時間が経過してから行うものがあります。


急性期の手術は主として、壊死物質や感染巣の除去を目的としたものであり、時間が経過してから行う手術のほとんどは、後期合併症と呼ばれる膵の仮性嚢胞に対するものです。
これは、自然に吸収されるものはそのまま経過観察でよいのですが、急速に増大したり、出血を伴ったりすると処置が必要になります。まずは、皮膚の上から穿刺して吸引を行いますが、効果がないものに対しては手術の適応になります。手術の術式にもいろいろあり、嚢胞を摘出するものや嚢胞と消化管をつなげるものなどがあります。
膵臓肥大と書かれているのはおそらく膵の仮性嚢胞のことだと思いますので、そのような手術は一般的なものだと思います。

膵炎というのは、膵臓から逸脱した酵素が周辺の組織や内臓を自己消化してしまい、容易に多臓器不全とよばれる重篤な状態となり、生命を脅かす重大な病気です。重症例については、特殊な治療として腹膜かん流、血漿交換、透析などが行われることがあります。これらの治療は早期の死亡率を下げる効果が期待されますが、膿瘍や敗血症などの合併症も増やすとの報告があり、そのような合併症を減らすためにいろいろな工夫がなされています。

糖尿病や胆石症の合併は、ごく普通に見られるもので、今後はこういった疾患の管理、高脂血症の治療、禁酒などがとても重要になります。

非常に専門的な治療が可能な施設に入院されているようなので、futukayoiさんも述べられているように主治医の先生と十分なコミュニケーションをとられることが重要だと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。これほど専門知識のある方々からお返事をいただけるとは感謝の念にたえません。
皮膚の上からの吸引ではないということは、病状もそれだけひどいと言うことなのでしょうね。
素人の僕は病状も病気の部位も、はじめて聞くことばかりだったので、最初にそのような消化器との接合手術を聞いたときには、腕の悪い医者とさえ思ってしまいました。
体を切らず、開かず、そういう治療で治っていけばいいと思っていたのですが、それは無理ですね。
手術によって腹水が流れ出てしまい、体内臓器の位置が不安定になるのではないだろうか?そのような心配があるんですが、手術以外で良好にならないとなれば仕方ありませんね。
明後日の手術の成功を信じて、病院に行きたいと思います。

お礼日時:2001/08/25 07:43

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