冬の健康法を教えて!

LIMEXが開発しビニール袋の石灰石の部分はマイクロプラスチック問題を発生させますか?

A 回答 (1件)

LIMEXの石灰石ペーパやそれから作られたポリ袋は「まやかし環境製品」


です。

その成分の内の50重量%が天然に豊富にある石灰石で、残部が自然破壊の
要因となる天然資源の紙を使わないポリマーと唱っています。
しかし、大切な点は製品の形を作る体積%で見ると、比重は石灰石2.71で
ポリマー1.0ですから、石灰石の体積%は27%となります。
言換えると、樹脂ベースの中に石灰石の粉が混ぜ込んである物です。
(実際の分析結果は石灰石41重量%ですので、20体積%です。)

無機物を含む樹脂製品の分解劣化は当然なことに樹脂部分で起こります。
石灰石ペーパもマイクロプラスチックに成り、更に小さく成り、最後には
粉末になります。樹脂単体ではなく、石灰石という異物を含んだマイクロ
プラスチックです。

つまり、樹脂の持つ環境に対する懸念を解消するどころか、悪化させる
物で、更に以下の様な懸念が指摘がされています。
1)石灰石(炭酸カルシウム、CaCO3)は焼却すると大量の
 二酸化炭素(CO2)が出るため、・・・石灰石ペーパーを焼却すると、
 普通紙以上の環境負荷がでる。
2)紙代替のLIMEXは一般の人には「普通紙」と誤認され、間違えて古紙
 回収に出されてしまう可能性が高い。再生紙製造のプラントを痛める
 恐れもある。
3)石灰石は・・・「地球上にほぼ無尽蔵にある」(TBM社ウェブサイト)
 というが、石灰石も有限の資源である。石灰石採掘に伴う生態系への
 影響や、((加工時のエネルギ浪費による))環境的・社会的な影響は
 少なくない。
4)適切なリサイクルがされない場合、石灰石ペーパーのうちプラ成分は
 早晩、環境中に拡散する。
https://www.alterna.co.jp/30206/4/
((・・))は小生の追加です。

変革の過渡期に現れる、まやかし製品の代表格です。
プラスチックリサイクル問題の元専門家としては、LIMEXが淘汰され
市場から消え去る事を切に願います。
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