性格悪い人が優勝

タイムマシンで太古に遡れたとして、人間が生活できるのはどの地質時代でしょうか? 「生活できる」とは、その時代の空気を吸い、その時代の動植物だけを食べ、その時代で一生を暮らすことです。タイムマシン観光旅行で半日くらいの見物をすることではありません。

A 回答 (2件)

>その時代の空気を吸い、


酸素濃度は時代とともに大きく変動している。
2億5千万年前、シベリアで起こったプルーム大噴火とその余波により、それまで30%台だった酸素濃度は一気に10%程度に低下したと言われている。
10%では人間は呼吸できない。
酸素濃度がまた回復するまで1億年程度かかったと言われている。

また、4億年ほど前、生物の陸上進出が始まった。
大気の酸素濃度が十分な濃度に達し、オゾン層が形成され、有害な紫外線が地上に降り注がなくなったからと言われている。
「十分な濃度」を動物が呼吸可能な濃度と仮定すれば、4億年前は人間も生存できたかもしれない。

したがって、酸素濃度から見た人間の生存可能期間は
・4億年ほど前~2億5千万年前
・1億5千万年前~現在
となる。

>その時代の動植物だけを食べ
どの生物が人間に対しどういう毒性を持つかは、化石からでは分からない。
骨と皮しか残っていないからである。
分析法が進化して骨に残っている微量の元素も検出できるようになればそのあたりは明らかになるかもしれない。

なので、すべての生物が人間に対する毒性を持たないと仮定する。

4億年以降の最初のうちは、地上に生物はいない。
したがって漁をすることになる。
しかし漁をするには木が必要である。
船を作るにも漁具(網の繊維、釣り糸など)を作るにも。
海藻の繊維は弱く魚の引きには耐えられない。

したがって、木ができて森ができるまでは漁はできない。
木は魚の加熱等にも必要となる。

地球最初の森は石炭紀。
その始まりは3億6千万年前と言われているから、人類が住めるのもその後だろう。


以上、仮定の域を出なくはあるが、総合すると、人類生存可能な期間は
・3億6千万年前~2億5千万年前
・1億5千万年前~現在
となる。

ただし恐竜絶滅の原因となった大変動は乗り切れるものとする。
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この回答へのお礼

丁寧に説明いただき、ありがとうございました。

お礼日時:2021/07/08 16:16

カンブリア紀

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この回答へのお礼

御解答ありがとうございます。

お礼日時:2021/07/08 16:17

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