実名報道について

実名報道に対する批判が年々高まっていますがこれにより実名が減少して匿名が増えるでしょうか？
メディアも無視できない状況だと聞きましたが実名報道の問題は解消するでしょうか？

質問者からの補足コメント

• 実名報道への不満やメディア批判が増えてマスコミも無視できない状況だと聞きましたが近い将来匿名報道が増えて実名報道の問題が解消するでしょうか？

  No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時：2021/07/08 17:25

• 実名報道は加害者家族も被害を受けますし加害者家族も被害者ですよ。
  実名報道やメディアへの不満が高まってメディアも無視できない状況になってますがこれが匿名報道の増加や実名報道の問題の解消に繋がるでしょうか？

  No.2の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時：2021/07/10 16:45

No.2 回答者： 二回戦敗退 回答日時： 2021/07/09 00:02

実名報道をすると、

(1)関係者に対する差別や風評被害を助長し、人権やプライバシーを侵害するおそれがある
(2)容疑者は有罪が確定するまでは全て無罪推定でり、犯罪者であるとの印象を与えかねない
(3)20歳未満の犯罪者について、社会的偏見から更生の道を閉ざすことになりかねない
(4)犯罪を個人の問題と印象づけ、個人的興味を煽るおそれがある
などの考えに基づいて、匿名報道がなされている。

一方で、
(1)真実性や正確性を担保するために必要
(2)公権力や大企業などの弾圧、横暴、犯罪などを監視するために欠かせない
(3)犯罪者に社会的制裁を加える意味がある
(4)国民の知る権利にこたえる必要がある
などの考え方に立脚し、実名報道の必要との意見もある。

匿名報道主義をとっている報道機関でも、公権力や公人に関しては実名報道にする場合が多い。
匿名、実名の報道は、国や報道機関により対応がまちまちで、人権尊重と報道の自由のどちらを重視するかで判断はバラバラである。

日本では基本的に実名報道主義がとられてきたが、1958年の小松川女子校生殺害事件で未成年の犯罪者の実名が報道されたのを機に、最高裁判所と日本新聞協会は少年法第61条に基づき協議し、少年に対する実名報道を控えるようになった。1990年代以降は、犯罪被害者の人権を守るため、匿名報道の流れが強まっている。

世界的には、言論の自由が強く保障されている英米でも実名報道が主流である。

質問・将来匿名報道が増えて実名報道の問題が解消するでしょうか？
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回答・偏向的な報道機関が存在する限り、匿名報道は増え続け問題解消にはならない。人権やプライバシーを侵害することは問題だが、基本的には実名報道にすべき。被害者はともかく、犯罪者の人権擁護など問題外。

No.1 回答者： 二回戦敗退 回答日時： 2021/07/08 10:07

事件情報の場合、警察・検察の発表という場合と、記者への非公式にリークする方法がある。

実名報道については、法律上、定められた基準は無い。警察もメディアも、内部基準を設けていると言われるが、公表されてないので内容は不明。

統一的な基準を設けているわけでもなく、実名報道されるか否かは、警察とメディアの判断に委ねられているのが現状。

匿名が増えるかはケースバイケース、特に偏向的メディアが多いので実名報道の問題は解消しない。