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私の小さな町の中学校にもALTの方がおられて
これまで3名の方と付き合う機会があったのですが
彼等は例外なく、日本語が話せませんでした。
ネイティブというだけで、英語をしかも習い立ての
中学生に教える資格や能力があるのでしょうか。
せめて日本語の日常会話くらいはマスターしておかね
ば生徒達と満足なコミュニケーションがとれないと
思うのですが。
しかも彼等には日本語を習得しようという姿勢も見ら
れず、2年ほどしてもあいかわらずのカタコト日本語
でした。
彼等は単なるアルバイトとしかとらえていないみたい
ですし、それとただALTがいればいいと考える学校
の姿勢にも腹が立ちます。
もし私が異国で日本語を教える、それもお金をもらっ
て、となると、最低限現地の日常会話をマスターして
からでないとその資格はないと考えるのですが。
日本はそんなに英語ネイティブに対して甘いんでしょ
うか。

A 回答 (7件)

>日本はそんなに英語ネイティブに対して甘いんでしょうか。


甘いんです。ほんとに。
もともとALTの導入の経緯が問題なんです。
はっきり言うと「貿易格差是正のための手段」です。
ようするに、出稼ぎして円を稼げ・・・ということ。
ですから、金の出所は文部省でなく通産省でした。
(その当時の省名です)

>彼等は例外なく、日本語が話せませんでした。
すでに回答ありますが、ALTは日本語を話せないほうがいいらしいのです。
そういうウワサは耳にしています。
ALTの採用レベルを上げると、もっと給与を払わなくてはいけないからとか、そんなウワサも聞きます。

>生徒達と満足なコミュニケーションがとれない
そのために英語教師がいるらしいです。
本来、通訳じゃないんですけどね。
ちなみに労働条件や家賃、光熱費なんかの交渉も、
全部英語の教員がやらされてます。
ALTの対応は本来教員の業務じゃないんですけど。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
詳しい経緯いたみいります。其の筋の方かな?
裏事情ありってことですね。
そんな訳ありの薄給でも、せめて生徒達のいい兄貴、
姉貴みたいな存在になってくれればいいんですけど
ね。

お礼日時:2005/03/05 23:24

#3です。


一部の回答や質問者様のコメントを見てどうしてもこの誤解だけは解いておかなければと思い、再び投稿させていただきました。

まず、ALTの採用についてですが、国の制度(JETプログラム)で来るALTは、各国の日本大使館等を通じて募集が行われ、書類選考と面接ののち採用が決定されます。採用に当たっては、その時点で日本語を知っているかどうかが重要ではなく、日本に来てからどのように子ども達と関わっていきたいか、来日後に日本の文化や言葉を学習する意欲があるかをチェックするようです。アメリカの好景気におされ、志望者が減少しているようですが、決して誰でも良いわけではありません。アルバイト感覚丸出しでは、絶対採用されません。

繰り返しになりますが、ALTの仕事はネイティブとして子ども達とコミュニケーションをとり、英語力や国際理解力を高めることです。その意味で、他の日本人教師とは異なります。教育委員会の立場としても、当然単に日本語が話せることより、子ども達と積極的にコミュニケーションをとってくれる人を優先します。だからこそ、子ども達にはたとえHi, I'm OO. How are you?だけでもいいから、コミュニケーションをとろうとして欲しいし、英語の先生にはよいコミュニケーションのとり方を子ども達に教え、言葉の壁に尻込みしている生徒に積極的に質問できるよう応援してやって欲しいのです。(英語教諭の仕事は決してALTと生徒の間の通訳ではありませんし、そんなことするとALTの存在意義が半減します)

私も中学校に行ったときに、休み時間にありったけのボキャブラリーとボディーランゲージを駆使(?)して、ALTとの会話を楽しんでいる生徒達を見かけます。有能なALTはできるだけわかりやすい英語と、自分の知っている日本語を交えながらそれに答え、また自らも質問します。子ども達は必死になってそれを理解し、答えようとします。こうして少しずつ英語でのコミュニケーション能力がついていくのだと思います。テストではないので、文法的な間違いは問題ありません。重要なのは、いかにして自分の考えを日本語の通用しない外国人に伝えるか努力することです。

あと、ALTの雇用には大変お金がかかります。給与は全国統一、往復の航空券代や場合によっては住居費も市町村負担です。ALT2人分の経費で、日本人の非常勤講師3人が楽に雇えます。それでも、多くの教育委員会が(予算編成時に財政サイドと喧嘩をしてまでも)ALTの雇用を継続するのは、決して見栄ではなく、上記のような経験がこれからの時代を生きていく上で重要になると考えているからにほかなりません。単に英語を教えるだけでいいなら、英語が堪能な日本人を雇って補助教員につけたほうが、よほど安上がりです。

ついでに「経済格差是正のために通産省が金を~」との話がありましたが、この制度は昭和62年に当時の自治、文部、外務の各省が共同で始めたもので、決してそのようなことはありません。ちなみに現在は総務、文部科学、外務の各省が共同で行っています。

大変長々と書いてしまいましたが、決して皆さんの揚げ足をとるつもりではなく、今後この質問を参照した方(特に教員と中学生をもつ保護者の方)にALT制度について誤解されたくないためですので、ご容赦ください。

※参考までに、JETプログラムのHPのアドレスを記載しておきます。

参考URL:http://www.jetprogramme.org/j/
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございました。
URLまで貼って頂き感謝しております。

お礼日時:2005/03/11 09:12

#4です。


失礼しました。教育関係者の方なのですね^^;
(中学校の)学生さんかと思って勘違いしてました。
確かに、日頃の人間関係を潤滑にするためにも、現地語を習得するのは重要な事ですね。
ただ殆どの場合(世界的に見た場合)、業務上の共通語はだいたい英語なので、仕事上日本語が重要なんだという感覚をお持ちの方はあまりいらっしゃらないのが現状なのではないでしょうか?
対応するのも英語教員ということですから、ALTも英語ができるスタッフが応対してくれるという認識を持っていて、「(一般的な)英語教授法と業務上の英語ができてれば事足りる。日常会話も英語で大丈夫だろう」と思っているのでは・・・
先ほどは大変失礼いたしました。
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございます。
拙い文章で誤解を招いたことご容赦ください。
学校関係者ではありませんで、ただ単に彼等と
個人的に付き合ったことがあるという程度です。
♯5さんのおっしゃる通りならば、限られた財源
でバイリンガルを雇うことは無理でしょうね。
バイリンガルならもっと待遇のいい就職先があるはず
でしょうから。薄給でも日本の生徒に英語を教えたい
というバイリンガルは簡単には見つけられないでしょうね。
でもせっかく異国の先生が来ているのだから
子供達とは時間の許す限り交流してもらいたいものです。課外での接触の方が中学生には有意義であるとも
考えます。しかし現実は言葉の壁で、うちの子供達
も含めて彼等に積極的に接触しようとはしません。
中学生の英語レベルです。
「どこの国から来ましたか?」
「何才ですか?」
のような、授業で習ったことを反復するしかなく
それ以上会話が発展しないことは容易に想像できます。
たまたま私の友人が英語が堪能であったため彼等は
休日の度に友人を訪問しておりましたし、現在も
そうです。特に田舎では彼等は英語の出来る人間
に飢えているようです。その結果必然的に彼等同士
で集まるようになっているようです。
「日本の大人はたいてい英語が出来る」
という、よくある誤解を彼等も抱いていました。
いくら積極性、好奇心のある生徒でも言葉の壁の前
には尻込みするようです。
経費の問題が絡むとなかなか難しいですね。

お礼日時:2005/03/06 05:39

「ある言語を勉強するとき、別の言語を介してではなく、その言語を通して習得する」(例えば英語を勉強するときは英語で、英和・和英方式ではなく英英方式で)というのが第二言語習得の基本というか常識です。

日本だけではなくどの国に行っても同じ事です。
なぜかというとその方がよりネイティブに近い感覚を身に付けられ、より誤謬が少なくて済むからです
ただ、日本の場合はそれが中途半端になってしまっているというか、生かしきれていなくて、せっかくのALT・AETの存在意義が薄れてしまっているという事も否めないような気がします。

もしあなたがもっとALTを活用したいなら、より積極的に(日本語ではなく英語で)コミュニケーションを取るように心がけることです。

ご参考までに。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
>ある言語を勉強するとき、別の言語を介してではな
>く、その言語を通して習得する」(例えば英語を勉強
>するときは英語で、英和・和英方式ではなく英英方
>式で)というのが第二言語習得の基本というか常識で
>す
ということには会話上達法として同意しますが
それと、講師が現地語を理解しているということとは
別問題だと思えます。
たとえば、授業中の生徒のちょっとした私語を理解で
きるかできないかでその生徒により多くのアドバイス
が出来るのではないかと思います。
日本語が出来ても授業中は一切しゃべらなければすむことですし。
それと、先生という以前に彼等は社会人としての
先輩なのですから、授業以外でも数学や国語の先生
と同じく恋の悩みや勉強の悩みを聞いてやることだって出来ます。
多くを望みすぎでしょうか。

お礼日時:2005/03/05 21:04

教育委員会に勤務して、日々ALTたちと仕事をしています。



確かに毎年日本にやってくるALTたちの大半は全く日本語が話せませんし、日本のことなんてまるで知らないという人がたくさんいます。また、せっかく日本にきても日本のことを知ろうともしないし、日本語を勉強する気もまったくないという人も少なからずおり、私も何のために日本に来ているのか疑う場合もあります。

でも、日本語の通常会話がALTに必要かといえば、少し疑問です。彼らの役割はネイティブとして、英語でコミュニケーションををすることによって、生徒の皆さんの英語力とコミュニケーション能力を向上させることです。実際、私と一緒に仕事をしているALTのなかには、非常に流暢な日本語を話すALTがいますが、彼女は生徒と話すときは必ず英語を使いますし、生徒にも英語でコミュニケーションをとるように求めます。教育委員会によっては、あえて日本語のまったく話せないALTをリクエストする場合もあります。

確かに英語が習いたてだったら完璧なコミュニケーションをとることは困難でしょうが、たとえ文法的に正しくなくても、日本語まじりでもALTに話しかけてコミュニケーションをとってみてください。続けるうちに英語力(というか、英語でのコミュニケーション能力)は確実に上達します。また彼らももっと日本語を理解したいと思うようになると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2005/03/05 20:48

こんにちは☆ALTの日本語を修得しようとしない態度、アルバイト感覚で働いているような雰囲気…私も共感する部分があります。


しかし、私が大学生のとき、先生に、ALTはどのようにして選ばれて日本に来るのか、と聞いたところ、アメリカやイギリスなどでは求人雑誌でアルバイトを募集するような感じでALTも募集されているのだそうです。なので、応募する人たちも英語をしゃべることができれば他には何の資格を持たなくても働けるのだそうです。これを聞いた時は驚きました。しかし、私の現在勤めている中学校のALTの先生は非常に熱心に日本語を覚えています。先生方と話すときもほとんど日本語を使っています。仕事に対する前向きな姿勢は教師として常に考えていかなければならないことだと思うので、ALTの先生方にもその意識が浸透すると良いですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
雇う側に問題ありの制度のようですね。
今の時代、現地人にこだわらなくても
帰国子女もいっぱい存在するでしょうし
費用も安上がりだろうし・・・
そんなこと、発想自体ないんでしょうね。

お礼日時:2005/03/05 14:42

ネイティブ講師は不足しているんです。


なので、どうしてもお金で買う講師が増えてしまっているのが現状です。
日本にはお金で買う以外に魅力がないからなんです。
島国ですし、気軽に英語を学べる環境はありません。
仕方なく海外から高いお金を払ってALTを雇うことになりますが、彼らはお金儲けが一番の目的です。日本に興味ある人だけを採用するとなると、絶対的に不足します。

彼らの教える資格ですが、一応大卒以上ならばALTに採用される資格をもちます。大卒以上であればだれでもよい的な感覚はあります。

彼らの能力を補うべく英語の教員がいますから、彼らに任せるしかないでしょう。また、現状彼らを育てるシステムがないのは、日本の教員を育てるシステムがない、ことから当然と言えましょう。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
>現状彼らを育てるシステムがないのは、日本の教員
>を育てるシステムがない、ことから当然と言えまし
>ょう。
悲しいですけど、これに尽きるのかもしれませんね。
教育委員会は、子供のために、というより格好を付け
るためにATLを導入したのでは。
手段が目的に摩り替わっているような気がします。

お礼日時:2005/03/05 14:35

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