大人になっても苦手な食べ物、ありますか?

木灰の成分は強いアルカリで様々な酸化物です。
これに砂を入れて水を入れればCa分が溶け出し、一般的なアルカリのようにセメント水和物を作り、セメントになりそうな気がするのですが、なぜ、木灰はモルタルにならないのでしょうか?

また、木灰の20%程度の消石灰を入れればモルタルになりますか?
また、木灰に炭酸カルシウムをいれてもモルタルになりますか?

A 回答 (2件)

リンク確認しました。


「木灰に消石灰と水と混ぜることにより、セメントを使用せずに強度を発現する、簡易舗装用のコンクリートのブロックを開発した。圧縮強度は 2N/mm2 以上となった。」
いろいろ研究していますね。
コンクリートの強度性状は一般には、圧縮強度18~150 N/mm2・引張り強度=圧縮強度の1/10~1/13・曲げ強度=圧縮強度の1/5~1/7・せん断強度=圧縮強度の1/4~1/6で、コンクリート分野において単に“強度”は圧縮強度を指すようです。
圧縮強度は 2N/mm2では通常の道路や建築基礎には無理でしょうが、歩道や花壇の化粧ブロックなどには使えるかもしれません。
セメントの硬化は、土壁のように乾燥して固まるのではなく、化学反応で物質分子が変わることにありますから、カルシウム類だけでなく岩石の主成分であるケイ素なども必要ではないかと思います。砂・砂利などの成分ですが、砂・砂利はそのままでは骨材としての役割にすぎませんので、粉末にして焼成するなどのセメント製造工程に似たものが必要ではないかと思います。
その辺は、専門家たちが研究されているとは思います。
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そう簡単には硬化しないですね。

木灰に水をかけて固まってしまうと困る場合も多いでしょう。
木灰の成分は、木によっても異なるでしょうが、カリウム7%、石灰(生石灰(酸化カルシウム、CaO)・消石灰(水酸化カルシウム、Ca(OH)2)・炭酸カルシウム(CaCO3)・カルシウム(Ca)など)20%程度のようです。
一方、セメントの成分は、ケイ酸三カルシウム(3CaO・SiO2)・ケイ酸二カルシウム(2CaO・SiO2)・カルシウムアルミネート(3CaO・Al2O3)・カルシウムアルミノフェライト(4CaO・Al2O3・Fe2O3)・硫酸カルシウム(CaSO4・2H2O)です。また、これらの成分を焼成行程などを経て製品化しているもので、単に混合すればよいというものではありません。
近年では、燃えるゴミの最終処分として、燃焼灰を埋め立て廃棄するのではなく、セメント類に混合して建築にリサイクルするという試みも研究されています。またケイ酸と混ぜて焼成したガラス固化材を建築用不燃性断熱防音材としての利用も研究されています。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
どうしても気になり色々ググっていると、木灰と石灰のみでモルタルを作っているものが見つかりました。実際、簡単に固まるのでしょうかね?
http://chiikirenkei.org/%E6%9C%A8%E7%81%B0%E3%81 …

お礼日時:2021/09/08 01:02

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