A 回答 (2件)
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No.2
- 回答日時:
No.1の回答に若干の補足を。
今の段階で都と特別区のどちらかを絞りきれないのであれば、両方受験するのも手ではないかと思います。
都と特別区はI類、II類の採用試験をそれぞれ同日開催するので、どちらかでI類を受けてもう一つはII類を受ける、ということになります。
また、仮にどちらか一つを受験することにしたとしても、I類とII類は併願して2回受験することを強くオススメします。
なぜなら、
一応試験の区分上はいわゆる「大卒程度」と「短大卒程度」とされていますが、実際の合格者はII類の人もほとんどが大卒です。難易度も若干違うといわれていますが、きちんと勉強しているのであればほとんど誤差の範囲内程度の差しかありません。都のI類に採用された人でも、I類とII類を両方受けて、I類には受かったけどII類には落ちた(笑)、なんて人がたくさんいます。
採用された後も国と違って任用、昇進で差別を受けることもありません。要はII類の人は初任給の号給が若干下、というだけです。(これも残業数時間でひっくり返るような差でしかありません。どっちにしても安いですから!)
唯一の違いといえば、仮にII類採用となった場合は主任試験昇任選考の受験資格ができるのが2年遅いくらいですが、この差は入ってしまえばほとんど意味のないものだと気づきます。何故なら仮にI類で採用されたとしても、昇任選考に一発で合格するとは限りませんし、そもそも受験資格が生じた年に忙しすぎて試験どころではない(笑)という事態もおうおうにしてあります。入った後に「昇任選考を受けない」という選択肢を選ぶ人も実際はかなり多いです。
また、II類で入った後にまだ気力があれば、「能力認定試験」というものを受けてI類の資格を取り直す、という制度もあります。とにかく合格してしまうのが先です。
仕事の内容になりますが、
幅広く色々な仕事をやってみたいのであれば都の方が仕事の内容は多彩です。
なぜならば、都は通常の府県行政だけでなく、都区制度のもとで、通常であれば市(町村)の業務である基礎的自治体業務の一部もやっているからです。例えば都営交通とか、上下水道とかがこれにあたりますね。(他にも色々ありますが)その一方で、府県行政を超えた、いわばスーパー自治体的な仕事も数多くあります。
言い換えれば、都の仕事は基礎的自治体業務から国家レベルまで非常に幅広いものです。まさに何でも屋です。それが強みでもあり、逆に弱みでもありますが。
ただし、あなたがもし「地域に密着して、住民サービスをやりたくて公務員になる」という希望があるならば、都はあまりオススメできません。上述のように、そういう住民と非常に近いところで向き合う仕事もあれば、全然そうでない空中戦を繰り広げている部署もあるからです。異動で希望の部署に行けることはあまり期待しない方がいいでしょう。どこにでもいかされます。
特別区の方は、基本的には市町村の業務を行います。最近は各区で政策の違いを打ち出すようになっては来ましたが、一般に政策形成機能は控えめです。地域で保健所につとめたり、正に常に住民と向かい合ってサービスを提供する業務と考えてそうはずれはないでしょう。区の区域内だけでの異動がほぼ確実、というのも大きな魅力だと思います。ただし、上述のように都が市町村業務の一部を担っている実情もあり、普通の市町村よりも特別区の業務の範囲は限られています。
最後になりましたが、都の面接について。
基本的にはここ1,2年の傾向は一次はゆるくして面接で落とす、という方針なので面接は厳しいです。大体3分の1ぐらいに絞るんじゃなかったかと思います。
従って当然受験生の方も色々用意して、勉強している人が多いです。
ただ、実際面接をするのは都庁の管理職で、何百人という受験生を面接するのだということを忘れないでください。
はっきり言ってしまえば、受験生の付け焼き刃程度の都政勉強なんて薄っぺらいものです。薄い知識をひけらかすの受験生の面接は多分聞き飽きています。ありきたりな正解や生半可な知識はみんな持っているので、ほとんど差がつきません。むしろ都政の細かい知識に詳しくなくても、その場で考えられる思考力や、わからないことを逆にプラスにかえられる臨機応変さや、人格の方を見ています。
もうすぐ受験ですが、最後の追い込み頑張ってください。
No.1
- 回答日時:
昨年度のデータでは、都庁は約7倍、特別区は約18倍の倍率となっています。
但し、特別区の場合、独立日程ということもあり試し受験の人がかなり存在します。
都庁合格者の中には、例年国1合格者が多数います。受験者の母集団は都庁の方が上です。
難易度ですが、筆記の難易度はほぼ変わりません。易しい問題ばかりですので、ミスしたら痛いです。
専門論文も難易度は変わりません。
しかし面接でかなり難易度が違います。
都庁の場合、受験者の中には「絶対、都で働きたい!」という熱い人々が多く、やりたいと思う仕事をきっちりもっています。当然、政策なんかも詳しく知っています。
特別区の場合は、1次が終わってからで十分対応可能です。
倍率や母集団を考慮して決めてみてはいかがでしょう。面接に強いなら、どっちでも合格できると思います。
仕事は部署によって違いますが、大雑把に言うと、
都庁は、石原さんの文句の通り「東京から日本を変える」という大きい政策。
特別区は、住民に密着したサービス提供という内容です。
最後に一言だけ。都庁と特別区はどっちが偉い・上だということはありません。全く別物です。
自分にあった職場を受験してみてください。
えらそうにすいません・・・
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