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機械の修理業を営んでいる新設法人です。2月決算です。修理業でも原価報告書は作成するのでしょうか?
決算で、期末の部品等の在庫調べはする予定ですが、その他に修理途中の「仕掛品」・修理は完了して後は納品だけになっている機械の「製品」の評価の仕方はどうようにするのでしょうか?「仕掛品」は今まで修理に使った部品等の金額で評価・「製品」は発注先に請求する売上金額で宜しいのでしょうか?宜しくお願い致します。

A 回答 (1件)

製造原価報告書の作成は、そこまで求められませんし、必要ないと考えていただいてよいと思います。



貴法人の規模や経理体制によって、「原価計算」をどこまでなさっているかによっても、以下の処理は変わってきますが、小規模法人が、だいたい行っているであろう処理で述べててみます。

(1) 売上締日の関係で、2月中にすでに引き渡しているが、3月請求分に含まれるものは、「締後売上高」に計上する。

期末棚卸の評価は、要するに今期中に経費に計上されているもので、まだ売上として上げられていないものの分を抜き出して、今期で落とさないための処理だと考えていただけば良いのですが。

(2) 仕掛品の評価は、厳密に言えば、材料費・労務費・光熱費・・・等、今までにかかった費用の集計になるのですが、そこまでの評価をしなくても、基本的に材料費・外註費の合計で集計すれば良いと思います。

(3) 未引渡しの完了品についても同じ考え方です。
例えば、今期80の経費がかかったが、未だ売上になっていないので、80を「完了品未引渡し分」として棚卸計上します。翌期に100の売り上げがたったとして、[100-80=20]
の利益として実現させるわけです。

「原価の集計」は当然細かくかつ正確なほど良いわけですが、貴法人で評価(集計)の仕方を決めて、それを毎期継続して適用していけば、税務上それほど大きな問題になることはないと思います。
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この回答へのお礼

早速のご返事を有難うございました。判りやすくご説明いただきまして、本当に有難うございました。今まで悩んでいた事が解決できて、安心しました。
本当に有難うございました。

お礼日時:2005/03/13 22:59

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