プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

私は強迫性障害で自閉症スペクトラム、双極性障害を併発しており、障害者手帳2級を持っています
最近、本屋に行くと、ひょっとしたら本を破ってしまったのではないか?と不安感が強く出てきます。
何か克服する良い方法はありませんか?

A 回答 (1件)

>最近、本屋に行くと、ひょっとしたら本を破ってしまったのではないか?と不安感が強く出てきます。



まずその症状がいつから出始めたのかを絞り込んで下さい。
「最近」というのは何日前、何か月前のことでしょうか。
何かきっかけになる出来事があったでしょうか。

どのような症状であれ、それがいつから始まったのかは、治療をするにあたり、とても大事な手がかりになりますので、なるべく具体的に思い出してください。

たとえば、実際に、本を破いてしまったことがキッカケかもしれません。
本屋で何かのトラブルを目撃したのがきっかけかもしれません。
本や本屋には直接関係なく、全然別のショックな体験が引き金になることもあります。例えば身近な人との人間関係が悪化したり、別れや喪失を経験した人は、その直後から何らかの神経症を発症してしまうことがあります。

特に気になる出来事はなにもなくても、寝不足気味になっていたとか、食事が偏っていたとかで、メンタルに影響を与えることもあります。

あなたの場合はどうなのかはあなた自身にしか分かりません。
自分でよく振り返り、症状が出始めた時期と、キッカケになる出来事をなるべく自力で絞り込みましょう。

>何か克服する良い方法はありませんか?

キッカケや原因がある程度絞り込めたら、そのことについては軽視せず放置せず、進んで具体的なケアをすることが大事です。

現在、あなたには主治医やカウンセラーがいると思います。
自分の治療者をある程度信用できている場合は、その問題について、しっかりと相談してください。そして必要なケアについてよく話し合って下さい。

それと同時に、特定の本屋さんで特にそういった不安が出ている場合は、行きつけの本屋を変えてみたり、図書館を利用したりして、環境を少し変えてみることで症状が改善されるかどうかも試してください。

理性を働かせて常識的に考えてみることも大事にしてください。

常識的に考えて、本屋さんでウッカリ本を破ったら、まず、自分がすぐに気づくでしょう。よっぽどボーっとしている人でも、自分で紙を破いたら指先の感触で気がつきます。

だから十中八九、あなたは実際には本を破っていない筈です。
理性ではそれがよく分かっているにもかかわらず、本屋さんに行くと、本を破ったかもしれない≒自分はそのことを覚えていないだけではないか、と感じるのであれば、あなたは無目的に、なかば放心状態で、あてもなく本屋に行くことが多いのかなと推察します。

寝ぼけたような状態で無目的に外出するので、自分のしたことが曖昧になり、本を破ったか破っていないかさえ、自信が持てなくなってしまう。という風にも言えます。

ですから本屋に行く時は前もって、自分は何のために本屋に行くのかと一旦、自問自答してください。ただ何となく、というような曖昧な理由で頻繁に本屋に行くのはこの際ですから止めましょう。

深夜帯に本屋に行くのも避けて下さい。夜間は誰でもボンヤリしやすくなり、不安が出やすいからです。本屋に用事があるときは、できるだけ日中の明るい時間帯に行きましょう。

みだりにダラダラ立ち読みをせず、自分が買いたい本を予めインターネットなどで調べ、本屋に行ったら店員に「〇〇という本を探しているのですが、お店にあったら持ってきてください」とお願いしましょう。

そして、店員さんの目の前で「中身を少し確かめたいので本を広げていいですか?」と尋ねて、店員さんの目の前で、立ち読みしてください。
店員さんが忙しくてあなたの傍を離れてしまったら、あなた自身がレジカウンターや、誰か暇そうな店員の目につきやすい位置に移動して、そこで立ち読みしてください。

そうすれば、もし万一あなたが本を破った場合も、店員がすぐにあなたを注意しますので、お詫びして店員の指示に従えばそれで大丈夫です。

他にも、図書館で本を借りる、電子書籍を購入する、ネット通販を利用する、等の方法でも本は読めますから、どうしても不安がぬぐえない場合は、そういった手段でさしあたりを凌ぐのも一つの手です。

但し、あなたの場合は実際に本を破いていないにもかかわらず、本を破ったかもしれないと思い込みやすい精神状態が問題なので、根本的な解決をするには心身のケアが大事だと思います。
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