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No.6ベストアンサー
- 回答日時:
fire-bird1970さん及びこれを見る多数のために述べます。
「生命保険は必ず損をする」ということはありません。そういう商品ばかり注力しているケースも一部あるのかもしれませんが、小職や仲間達は「顧客利益の最大化」を実現する営業をしています。契約形態などを上手に組み合わせて生死いずれの場合も払込保険料より受取金額が上回るプランだって作れるのです(養老保険じゃないよ)また相続や法人経営者保険においては税制との整合を取りながら「生命保険でしか出来ない」損を減らす手法を駆使したりします。そういう世界もあるということを知っておいて下さい。さて「保険に入らない」というのは良い着眼点です。むしろその考えに立てれば今後は明るいです。何故か。
守りたい生活が10だとして既にある公的保障や自助努力が(α)だとします。10-(α)=(β)不足です。
まず死亡の場合を考えます。例えば子持ち世帯の世帯主(夫)が死亡しても遺族年金や妻の収入といった(α)が充分であれば(β)は小さい場合もあるでしょう。でも子供が小さかったり病弱で妻が働けないという場合には(α)が少ないでしょうから生活水準を10から5に落として子供には進学や希望進路を諦めてもらうこともあるでしょう。それで良いのか(この辺は価値観ですから正解はありません)「遺族の生活を10から5に落としたくない」と思うのならそれなりの対策が必要ですね。
他方、長生きも大変です。
私達の老後の年金は既に「年金だけじゃ暮らせない」と言われている状況です(fire-bird1970さんは昭和45年生まれかな?そうなら年金はとんでもないですよ)
つまり(α)がとっても頼りないということです。でも老後に向けた「計画的な」貯蓄を着実に出来ている人は殆ど居ません。(α)が頼れないなら、10を減らすか(β)を準備するかどちらかしかありません。
例を出しましょう。60歳に退職しその後の毎月の生活費が最低30万円欲しいとしましょうか。公的年金から夫婦二人分で18万貰えたとしても残り12万は自分で確保するしかありません。働きます?もし働けないなら貯蓄が頼りです。65歳から平均余命(男性約79歳・女性85歳)までの分を考えると男性12万×12月×19年=2,736万円(女性3,600万)ですね。60歳時点でこれだけ貯まっている自信あります?おまけに上記は「平均余命」の試算ですから二人に一人はこれよりも長生きということです。必要金額も倍加します。
それから早死にしろ長生きにしろ人はいつか死にます。例えば死の間際に病気看護や介護などで長男の嫁に多大な苦労を掛けたとします(次男夫婦は遠隔地だからほとんど何もしていない)
でも長男嫁には相続権はありませんから次男夫婦が「財産はウチに半分!」という状況になります。何も対策をしていないなら苦労を掛けた長男嫁に「恩返し」が出来ません。(これも価値観。嫁になんか報いてやる必要は無いというならそれも有りですけどね)
もし長男嫁を受取人とする生命保険を掛けていれば「長い間世話してくれて有難う」という思いを形にすることが出来ます。(死亡保険金は受取人固有の財産とみなされるため相続争いから切り離せるのです)実はこれ実例です。
ま、とにかく肝心なのはいきなり「お金」から保険を考え始めるのではなく、生老病死のそれぞれの場面においてfire-bird1970さんがどんな「思い」を形にしたいのかをお考えになる方が本当に欲しい保険に結びつくだろうということです。
「愛情をお金であがなうことは出来ません。けれどお金に愛情を込めることは出来ます」
※日本生命の広報 谷川俊太郎の詩「愛する人のために」より引用
参考URLはとても良いレポートなのでご参考までに。末期ガンの最後を「ホスピスで穏やかに過ごさせてあげたい」と思う人は沢山居ますがホスピスは未だ数が少なく、また経済的理由のために「手厚いケア」を受けられない人が多いのもまた現実です。看護する側の家族が「心安らかな最後を迎えさせてあげたい」という思いと「でもこれ以上費用払うのは大変だなぁ」という葛藤に苛まれる場面があるとしたら「お金の不安を緩和できる生命保険」は良いものだと思います。
長文ご容赦。
参考URL:http://www3.coara.or.jp/~fpc/study/08-ota.html
分かりやすい文章で、とても参考になりました。
目先の事だけでなく、長い長い人生の事をしっかりと考え直してみたいと思います。
ありがとうございました!
No.10
- 回答日時:
~簡潔に~
あなたが一家の大黒柱で万が一働き盛りの間に死亡してしまった場合でも、残された家族に十分な蓄えがあるのであれば生命保険に入る必要はないかもしれません。
病気等に関しても同様で十分な費用を賄えるなら、医療保険等に入る必要もないと思います。
今現在の税制面でいえば生命保険で死亡保障を残される場合には500万円×法定相続人数分までは非課税になるので、その辺のこともふまえながら総合的に判断されるといいのかもしれませんね。
※法定相続人数=妻と子供2人の場合、法定相続人数は3人になるので、保険で死亡保障を残す考えだと万が一の場合1,500万円までは非課税になる。
No.9
- 回答日時:
老婆心ながら、収入保障保険にはこういうケースもあるので注意してください。
→参考URL参照
参考URL:http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/fp/fp050127.htm
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No.8
- 回答日時:
#6答礼どうも。
最近の経験談を補足します。夫36歳会社員・妻34歳パート・娘7歳・賃貸住宅。ご用意されていた保障は夫死亡4000万円+学資保険(満期150万円)現預金は約300万。
話し合ったところ今、夫が亡くなると公的遺族年金は月額約15万ありそう。では夫亡き後「奥様は自活できますか?」と伺うとどんなに頑張っても当面は月収8万ぐらいが限界と。
このご夫婦は数年後にマイホーム取得を希望なんですが、じゃ志半ばで夫が亡くなったら賃貸住まいを続けますか?と聞くと「公営住宅に入るから」。なら母子家庭の補助も考えると住居費は今より下がりますね。
以上を総合して公的年金15万と妻8万=23万ですがどうですか?と聞くと「あと10万あれば大丈夫」と。
ならこんなのどうですか?というのが参考URLの考え方。それまでの「掛捨てコスト」が半分以下になりました。余った分で貯蓄を倍加できました。
このご夫婦に「4000万円という現金を手にしたことがあるか」とお聞きしたところ「想像も出来ない」と。こういう事例がありますよと説明しました。
●生活が派手になって散在してしまった
●子供に何でも買い与えて子供の金銭感覚が狂った
●どこで聞いたか高級品のセールスが群がってくる
●ちょっと貸してと親族知人がやって来る
↑
「あるある!」ですって(おいおい対岸の火事やないで)
10-(α)=(β)
いきなり(β)に飛びつくのではなく、まずは「場面をリアルにイメージして」(α)がどうなのか、10が5に減って良いのかダメなのか。つまるところ「思い」が大事だということです。「思い」が込められたお金であればたとえ100万円でも幸せですが、「思い」とは関係ないお金は1億円あっても不幸せかも知れません(というのは私見です)
ご参考になれば幸甚です。
「愛情をお金であがなうことは出来ません。けれどお金に愛情を込めることは出来ます」
※日本生命の広報 谷川俊太郎の詩「愛する人のために」より引用
参考URL:http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/m_guide/2004021 …
No.7
- 回答日時:
No.3です。
補足します。私は会社員で厚生年金に加入しています。 職を失う時は国民年金保険(国が保険者)に加入するつもりです。
No.3で、民間の生保、損保には入っていないと言いたかったのです。
潔くない言い訳でした。
No.5
- 回答日時:
保険は人類が生んだ智恵のひとつ、ひとりひとりが貯蓄して、いざというときに備えるより、多くの人が掛け金を支払って、なんらかの事故が起きた人を皆で救済したほうが、経済的に合理的という制度です。
損害保険は非常にわかりやすいですね、
自動車の死亡事故を起こすのは、1万人にひとり。ひとりあたり5000万円の賠償とすると、一人で貯金するのはとても無理、これを1万人で分け合えば、1人5000円で済むのです。
生命保険、これはいかがでしょうか。
死んでもだれも困らない、病気になっても貯金で大丈夫、だったら、生命保険は不要です。
しかし、葬式をだしてくれる人がいる、死んだらたちまち生活に困る家族がいる、病気になったら医療費を支払わなければならない人がいる、ということになると、貯金でOKですか。
それから、老後、厚生年金や国民年金と、貯金をとりくずして生活できますか、思ったより長生きして、公的年金だけでは足りなくなったとき、民間の年金保険にはいっておけばよかった、そんな後悔しませんか。
要はあなたの家族構成、ライフスタイル、将来の資金計画の中で、貯金と組み合わせて、欠けているものを選べば良いのです。
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No.4
- 回答日時:
生命保険の勧誘で女性が多いのは、大昔に戦争で未亡人が多く、その人たちを雇ったといいます。
そんな時代から勧誘の方法を変えていないこと、
株式会社ではなく相互会社なので市場からの監視の目が無いこと、
生命保険会社は、今もバブルの崩壊の影響で毎年数千億円の赤字を出していること(いわゆる利差損です)、
毎月支払う保険料を定年まで取っておけば家が1軒買えること、
などなどを考えると、
>現在、最低限の保障(こくみん共済)のみ加入して、
>後は貯金をしていこうかなぁと考えています。
という考え方は、賢いと思います。
私も、そうしています。
この回答への補足
同じ考えの方がいて勇気が出ました(笑)
もしかして自分の考えがとんでもない間違いだと思っていたので…。
他の方の意見も参考にしながら、改めて検討してみます。
ありがとうございました!
No.3
- 回答日時:
小さな声で恥を申します。
全労済、国民共済、市民共済、コープ(生協)の共済のいずれか掛け捨てのものにでも入らなくてはいけないと思っていますが、思い切りが悪く今日現在保険未加入です。
以下は蛇足です。
矛盾しますが、考えると、毎日の発泡酒、煙草に比べると掛け捨ての保険料は高くありません。 生活上必須でもない贅沢なADSLしかり。 しかし、大阪弁で言うと、「保険にはまだよう入っていません。」
自分自身を律することが出来ない者の繰言でした。
No.2
- 回答日時:
もと保険のセールスレディーです。
資料は見ても見てもわからなくなりますね。
一番いいのは信頼できる人が商品を薦めてくれることなんですけどね。
あなたに万一のことがあったとき、あなたの収入が無くて困る人がいなければ、貯蓄でいいかもしれません。小さいお子さんがいらっしゃって、配偶者が暮らすに困らない収入源を持っていない場合はなんらかの保険に入られた方が無難だと思います。
ただ、上記のような場合でも、「万一=死亡」ならいいのですが、要介護状態になったときは大変です。
最近の生命保険は、死亡保障だけではなく、介護状態になったときに大きな保障をくれる特約のある保険があります。
生命保険は加入者のほとんどが「金銭的には」損をするように作られています。(そうでなければ成り立ちません)
金銭的な損得を考えるなら、生保には入るべきではないのかもしれません。ただ、生保で金銭的に損をするということ(自分や大事な人が怪我、病気、死に遭遇しない)が、実は一番幸せなのんですよね。
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