アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

スィートスプリングとブラッドオレンジ(モロ)を露地に植えてます。若い葉が変形してハモグリバエが入ってます。オルトラン系のスミフェードを木の周りにまいてますが、ハモグリバエに入られた葉は切り取った方が良いのでしょうか?又、剪定は3月頃と聞いてますが、切り取るのはその頃が良いのでしょうか?よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

どうして切る事を先に考えるのでしょうかね。

切って状態が悪く
なれば、開花も結実も影響しますので、切る事よりも害虫を駆除
する事を考えるべきだと思います。

ハモグリバエは正しくはハモグリガと言い、別名をエカキムシと
言います。柑橘類ではミカンコハモグリガが主流です。

新葉の表皮下に潜り込み、葉肉から吸汁をしながら潜行します。
3月から成虫が活動を始め産卵をし、その後秋まで不定期に発生
を繰り返します。その間7~8回と言われています。
産卵して成熟になるまで約5~9日間と言われていますので、回
数が多いのはそのためです。

エカキムシの被害に遭っても、まだ緑の部分は残っているはずで
す。緑部分があるから生きられる訳で、緑部分が亡くなると光合
成が作れなくなり次第に衰弱し、場合によっては枯れる事もあり
ます。見た目には悪いのですが、害虫駆除をすれば被害は拡大し
ませんので、まずは剪定をするより害虫駆除を優先させましょう
よ。現在はオルトランを使用されていますが、粒剤の場合は雨等
で薬剤が溶け、それを根が吸収した後に葉に伝えなければ害虫は
死にません。つまり粒剤では硬貨が現れるまで相当な時間が必要
になると言う事です。早急に駆除したいなら、粒剤ではなく液剤
を使用した方が確実です。

住友科学園芸だとスミチオン乳剤、ベニカR乳剤、ベニカS乳剤、
ベニカべジフル乳剤、オルトラン水和剤、マラソン乳剤、ベニカ
水和剤が有効です。

発生してからでは遅いので、3月から本格的に活動をし始めるの
で、その前に予防として散布をされると良いでしょう。既に発生
をしていますので、上記に書いた液剤を早々に散布しましょう。

柑橘類の場合は、やみくもに剪定をするのは間違いです。害虫が
発生したからと葉を切ってしまうと、光合成が作れなくなり開花
も結実も出来なくなります。
エカキムシが発生するのは、それは葉や枝が込み過ぎている証拠
です。葉や枝が込み過ぎると、どうしても風通しが悪くなり害虫
が発生しやすくなります。これを防ぐには8~9月に夏の整枝と
言う作業をします。これは剪定とは違い主に不要枝を取り除く事
をします。これにより風通しが良くなり害虫の発生は少なくなり
ます。また結実した時の事を考え、結実した時に枝が垂れ下がり
そうな枝の吊り上げ作業をするようにします。
夏の整枝作業をする事で、風通しが良くなり害虫が発生しにくく
なり、結実した時に実を傷つけなくする効果もあります。
冬の剪定ですが、やみくもに剪定するのは間違いです。夏の整枝
と同様に不要枝を中心として切り去ります。また切り返しと言う
作業があり、弱った枝を切り去る事で良い枝を出させる意味もあ
ります。不要枝を切り去る事を間引き剪定とも言います。
なおエカキムシに喰われた葉は切り去らない事です。見た目より
も生育を重視させましょう。葉は枯れるまで大切です。葉がある
事で生育が順調になると考えて下さい。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

助かりました

早速ご指導いただき、ありがとうございます。早いうちにホームセンターへ行って購入してきます。今月中の対応が必要なのですね。とても良いタイミングでのご指導頂き感謝します。ありがとうございました。

お礼日時:2022/02/05 19:36

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!