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生活費は、"living costs"又は"cost of living"ですが、"living costs"の"costs"は複数形で、"cost of living"の"cost"が単数形となる理由についてご教示願います。

質問する目的は、このご回答が他にも応用できる可能性があると思うからです。

A 回答 (15件中1~10件)

言葉の使われ方は単なる歴史的経緯や習慣でそうなっており、もっともらしい理由は後付けでありそこに因果関係はなかったりする。



だから理由を問う、というのは意味や意味合いや使用域の差異を問う、と置きかえて回答します。

続く。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

続編お待ちしています。

お礼日時:2022/02/09 09:03

>> 生活費は、"living costs"又は"cost of living"ですが



cost of living はかなり決まりきった言い方(phrasal noun) なので単数形で the cost of living のように使うことが多いというだけのことです。言葉はもっと自由で "living cost" も "costs of living" もちゃんとした英文中で使われているのはネットで検索すればすぐに分かります。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

参考にさせていただきます。

お礼日時:2022/02/09 09:39

living costs は確かに複数形です。

しかし cost of living については、単数形なのか不可算名詞なのかはわかりません。しかし僕が思うには、これは不可算名詞として使われているのが大多数だと思います。

cost of living が単数形として使われていることがはっきりするのは、それが "a cost of living" というふうに、最初に a がついているときに限りますが、そういう例はきわめてまれではないかと思っています。少なくとも僕はそのように a がついている用例に、通常の読書の中で出くわしたことはありません。しかし検索すれば、そういう用例が出てくるだろうとは思います。

さて、それでは cost や cost of living や costs of living や living costs や living cost が、なぜ cost というふうに不可算名詞(あるいはもしかしたら単数形)として使われたり、costs のように複数形で使われているのか、その意味の違いはあるのか、については、僕の今までの経験上では、違いがほとんどないだろうと思っています。

もし cost と costs に違いを持たせながら使う用例があるとすれば、それは、「これこれという活動を行うには cost がかかるが、その cost には AAA のための cost と BBB のための cost と CCC のための cost と、合計で3種類の costs がかかる、というふうに使い分けるだろうと思います。つまり、cost は全体のコストを総称するための不可算名詞としての使い方と、一つ一つの活動のための cost という単数名詞としての使い方と、さらには何種類かの多様な costs があるというふうに複数形の costs を使うという用例もあるだろうと思います。

しかし、僕の今までの読書体験においては、そのように不可算名詞としての cost と、単数形としての cost と、複数名詞としての cost とをはっきり並べながら使っているものに出会ったことがありません。そういう用例があるとすれば、経済学の教科書などに出てきそうな気がします。

たとえば goods という形で「物品、品物」という意味になりますが、通常はこの goods の単数形であるはずの "a good" という単語が使われるのを見ることがありません。しかし Samuelson という経済学者の書いた "Economics" という分厚い教科書には、最初の方ではっきりと goods という複数形(あるいは不可算名詞としての goods)と対応させて、"a good" (一つの品物、一つの物品) という言葉とを対比させて使っています。

だからおそらく、経済学上の微妙な話をするときに、cost, costs の微妙な使い分けをすることもあるのだろうと想像しています。しかし僕は残念ながら、経済学の本をあまり読んだことがないし、あまり読みたくもないので、ついつい敬遠していて、それについて詳しくは知りません。

以上のような cost という単語の不可算名詞、単数名詞、複数名詞の使い分け方についての基本的な考え方は、他のたくさんの名詞の使い方に関しても言えると思います。ただし、単語によっては、単数形で使うことがほとんどなかったり、あるいは不可算名詞としては使われにくいものとか、あるいは複数形にはあまりならないような名詞とか、いろいろあると思います。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

>だからおそらく、経済学上の微妙な話をするときに、cost, costs の微妙な使い分けをすることもあるのだろうと想像しています。
学問上は、正確な専門用語として使い分けることで、学習者に意図を伝えようとしているのでしょうね。

お礼日時:2022/02/09 09:42

「品物、物品」という意味での goods の単数形である good (あるいは a good)は、いま僕がネット上で検索してみたら、ずらずらと並びました。

Samnuelson という有名な経済学者だけでなく、他のたくさんの人たちもそういう good を使っています。

Samuelson, "Economics" より
If ★good A★ costs twice as much as ●good B●, then demand to increases in income buy good A only when its marginal utility is at Market demand....

経済学に関するサイトより
Choke price is an economic term used to describe the lowest price at which the quantity demanded of ★a good★ is equal to zero.
https://www.investopedia.com/terms/l/law-of-supp …
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

goodの単複の使い分け勉強になりました。ここでも、学問上、正確に定義していみたいですね。

お礼日時:2022/02/09 09:43

単数形の cost と複数形の costs とをはっきり対比させて使っている用例が見つかりました。



https://www.harpercollege.edu/academic-support/t …

この上のリンク先をたどると、その p. 1 には冒頭付近に次のような解説があり、その直後に表があり、数字が並んでいます。

The per-unit amount of three different production ★costs★ for Jones, Inc., are as follows:

Production.  ●Cost A.   Cost B.   Cost C.●
20,000.    $12.00.  $15.00.  $20.00

このように、cost A と cost B と cost C とがあり、それを総称して costs という複数形で表現しているのです。

こういう用例は、cost, costs という単語に関してはやはり経済学に絡む文章によく出てくるので、そういう文献を英文であちこち読んでみれば使い方がわかります。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

個別具体の"cost"と、それを集めた"costs"という感覚ですね。

お礼日時:2022/02/09 09:46

いつも言うように、こういうことは実際の英文をいろいろと自分で読みまくらないと身に付かないのです。

どこかの文法書やメールマガジンや新聞雑誌でちょこっと出てきたからと言って、いきなりそれについて英語全般にわたる cost などの名詞の単数複数や不可算名詞の使い分けについて総合的に説明せよ、などというのは、こう言ってはなんですが贅沢というか怠惰な態度です。自分で足を運び(つまりあちこちの文献をじかに自分で読み)ああでもない、こうでもない、と頭を悩ませながら何年も何十年も呻吟しないといけないのです。

超初心者のうちから誰かに質問攻めしさえすれば身に付くなんてものではないのです。少なくとも僕自身は、誰にも質問できませんでしたし、誰に質問しても、まともに答えられる人はいませんでした。そして、現代のように便利になったかのように見えるときでさえ、やはり回答者たちはみな、大した回答ができていません。これはなぜかというと、こういうことはすべて自分一人で、膨大な文献をあちこち読み歩いて、自分で苦労して長い時間をかけて少しずつ身に付けるしか方法がないということです。
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この回答へのお礼

アドバイス有難うございます。

甘えている点私も認めます。申し訳ありません。

お礼日時:2022/02/09 09:47

生きているコストじゃないだろ。

living deadじゃねーよ。

living expenses
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cost of living, costs of living, living cost, living costs のいずれも使われるようですが、living 後置型の場合は cost of living が、living 前置型の場合は living costs が、それぞれ好まれているようです。

質問者さんがご指摘されたような「傾向はある」と言えるかと思います。
https://books.google.com/ngrams/graph?content=co …

では、なぜそのような傾向があるのか(living 後置型では単数の cost が好まれ、living 前置型では複数が好まれるのか)ついて、以下、個人的推測です。

cost of living の場合、living は名詞として辞書では立項されていますが、もともとは動詞 live の動名詞が前置詞 of の目的語になったものなのではないでしょうか(頻繁に使われているうちに名詞として独立して立項されるようになった)。これに対して、living costs の方は、辞書的には living は形容詞で立項されていますが、もともとは動詞 live の現在分詞だったのではないでしょうか(頻繁に使われているうちに形容詞として独立して立項されるようになった)。

高校の文法の時間に、動名詞と現在分詞の形容詞的用法について、その違いを学習されたことと思います。

高梨健吉『総解英文法』466頁~
形容詞としての分詞は、実際に行われた、あるいは実際に行われている事実をそのまま述べる。
(中略)
形容詞的用法の動名詞は、『目的・用途』を表す
A sleeping baby (A baby who is sleeping) 現在分詞
A sleeping car (A car for sleeping)    動名詞


前記のことを前提にすると、cost of living は「生活という用途のための cost」ということになり、living を全体として包括的にとらえるような感覚になり、その結果、cost は不可算名詞として単数形が使われる。

一方、living costs の方は、「今現在、日々実際に使っている cost」ということになり、「今日はガス代にこれだけ支払った」、「今日は食料の買い出しでこれだけ使った」のように、日々の出費の一つ一つに意識が向く結果、costs という複数形を使うのがしっくりとくる。


前述のとおり単なる個人的推測です。当たっているかどうかは全く分かりません。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

>質問者さんがご指摘されたような「傾向はある」と言えるかと思います。
傾向をお示しくださり、有難うございます。フルートフルイングリッシュの解説で見かけたので、質問させていただきましたが、やはりその傾向はあるのですね。

>前記のことを前提にすると、cost of living は「生活という用途のための cost」ということになり~中略~日々の出費の一つ一つに意識が向く結果、costs という複数形を使うのがしっくりとくる。
個人的推測で、ここまでの推測ができるとはすごいですね。
5knt9ehさんの推測は、私も十分納得できますし、貴重な感覚を身につけることができました。
確認ですが、この推測は、動名詞由来の後置型修飾と、現在分詞の前置型修飾に一般的にもある程度(言語なので当然例外は有るので、全てというわけではなくある程度で結構です)応用が効くと考えてよろしいでしょうか。

お礼日時:2022/02/09 09:57

たんに


”cost of living"が慣用句であるために狭義
これに対して"living costs"は広義となると考えれば良いはずです。

添付辞書によると”cost of living"の定義は

https://www.thefreedictionary.com/Living+Cost

1. The average cost of the basic necessities of life, such as food, shelter, and clothing. (食料、住居、衣類などの生活の基本的な必需品の平均費用。)
2. The cost of basic necessities as defined by an accepted standard.
(承認された基準で定義されている基本的な必需品のコスト。)DeepL翻訳

一般的な生活をするのに最低限必要な金額または一般人の生活費の平均値になる。

であれば、
cost of living for a single person in Tokyo
cost of living for 2021 in Japan
と言えど
cost of living for Bill Gates
とは言えない。

この場合は"living costs"となる。
"costs of living"と"living cost"も同様の扱いとなる。

と言うことだと考えます。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

>一般的な生活をするのに最低限必要な金額または一般人の生活費の平均値になる。
一般的な生活をするのに最低限必要な生活費となるのですね。非常に勉強になりました。
>cost of living for Bill Gates
とは言えない。
また、馬鹿な疑問をさせてください。
確かにビル・ゲイツは大富豪で一般人ではないですが、大富豪であろうとも最低限必要な生活費は、一般人と同じ金額程度あるはずで、ビル・ゲイツにとっての最低限必要な生活費という意味としてこの表現は可能とはならないのでしょうか。

お礼日時:2022/02/09 10:05

No.8です。




> 確認ですが、この推測は、動名詞由来の後置型修飾と、現在分詞の前置型修飾に一般的にもある程度(言語なので当然例外は有るので、全てというわけではなくある程度で結構です)応用が効くと考えてよろしいでしょうか。

No.8で申し上げた「形容詞としての分詞は、実際に行われた、あるいは実際に行われている事実をそのまま述べ、形容詞的用法の動名詞は、『目的・用途』を表す」というのが確定的な文法事項だということは、質問者さんもご存じのことと思います。前掲高梨にも、sleeping 以外の例が多数紹介されています。

この形容詞としての分詞と動名詞の違いが「前置詞+動名詞」という後置型の場合にも当てはまるのかどうかについてですが、少なくとも手持ちの資料の中にはそれに関する記述は見当たりませんでした。で、No.8で私は、「前置型の修飾の場合に当てはまるのであれば、後置型にも当てはまると考えてよいのではないか」と思い、No.8のような推測をしました。この推測が「動名詞由来の後置型修飾と、現在分詞の前置型修飾に一般的にもある程度応用が効く」のかどうかについては、実際の用例に数多く当たってNo.8の推測が妥当すると考えられそうな実例の集積を待つしかないだろうと思いますが、私には、それを実践するだけの能力も気力もモチベーションもありません。

よって、「動名詞由来の後置型修飾と、現在分詞の前置型修飾に一般的にもある程度応用が効く」のかというお尋ねに対する回答は、申し訳ありませんが、「私には、それにお答えできる能力はありません」ということになってしまいます。悪しからず。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

確かに、この内容は学者さんの議論の域だと思います。
私の質問に真摯に向き合い時間をお掛けしたこと本当に感謝してもしきれません。
今後ともお付き合いいただければ有り難いです。

お礼日時:2022/02/09 13:20

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