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下記いずれが適切ですか?
あるいはいずれでもよい?
それぞれニュアンスも含め違いがありますか?

・「A」を撮影しました。「B」が写っています。また左奥には、「XXXXXXXXXXXXXXXXXXXなC」も写っています。
・「A」を撮影しました。「B」が写っています。また、左奥には「XXXXXXXXXXXXXXXXXXXなC」も写っています。

A 回答 (5件)

読点の打ち方には厳密なルールはありません。


 ヘンな打ち方をしなければ、どう打っても「間違い」ではありません。
 ただ、それでも一般的な目安はあるようです。
 詳しくは下記をご参照ください。
【句読点の打ち方/句読点の付け方──簡略版】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12281124347.html

 ↑の目安に従って例文について考えます。
1)「A」を撮影しました。「B」が写っています。また左奥には、「XXXXXXXXXXXXXXXXXXXなC」も写っています。
2)「A」を撮影しました。「B」が写っています。また、左奥には「XXXXXXXXXXXXXXXXXXXなC」も写っています。

 2)は〈2)-3 文頭の接続詞や副詞の後(ただし、短い文には打たなくてもよい)〉ですから、一般的な打ち方です。こちらもおすすめします。
 1)は〈2)-2 主語の後(ただし、短い文には打たなくてもよい) 〉ですかね。
 ただし、この場合は「左奥には」と主語が短いので、打たなければならない理由にはなりません。
 ついでに書くと、よく見る心得に「や(の前には打たない、というのもあります(個人的にはちょっと違うと思っています)。その心得に従うなら、〈左奥には、「XX〉の点は打ってはいけません。下記参照。
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12264497300.html

 別に1)でも「間違い」ではありません。
 ただ、そのことをちゃんと説明するのは難題です。
 句読点の打ち方について詳しく書いている「本多読本」に従うなら、「左奥には」を強調するために前にもってくるときに打つ〈逆順のテン〉と解釈することはできるかもしれません。下記参照。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-45.html
 以下は一部の抜粋(重言)。
===========引用開始
 本多読本は2つの原則を解説するため、次のような例文をあげている。

【〈長い修飾語〉用の例文】
 病名が心筋硬そくだと、自分自身そんな生活をしながらも、元気に任せて過労を重ねたのではないかと思う。(p.85)
【〈逆順〉用の例文1】
 Aが、私がふるえるほど大嫌いなBを私の親友のCに紹介した。(p.87)

〈重文の境界も同じ原則による〉理由は、説明すると長くなるので省略する。とくに説明しなくても、〈重文の境界〉にテンを打つのはもっとも基本的なルールなので、たいていの人は実践しているはずだ。そのテンもよく考えると〈長い修飾語〉のテンの一種と解釈できる、ってことだけ知っていればいい。
【〈逆順〉用の例文1】については少し補足しておく。この原則の前提になっているのは、〈長い修飾語は前に、短い修飾語は後に〉するってルールだ。次の例文のようにルールに従っていれば、テンはなくてもいい。

【〈逆順〉用の例文2】
 私がふるえるほど大嫌いなBを私の親友のCにAが紹介した。(p.87)

「Aが」を強調するために語順のルールをあえてくずす場合にはテンが必要、ってことになる。
 恐ろしいことに、ほとんどのテンの使い方は2つの原則で説明できてしまう(多少強引に感じられるとこもあるけど)。
===========引用終了
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この回答へのお礼

回答&リンク提示ありがとうございました

>読点の打ち方には厳密なルールはありません。
>ヘンな打ち方をしなければ、どう打っても「間違い」ではありません。
>読点の打ち方をちゃんと説明できる人なんてほとんどいないはずです。たいていの人は感覚で適当に打っています。
・そういうものなのですね。大変参考になりました

>2)は〈2)-3 文頭の接続詞や副詞の後(ただし、短い文には打たなくてもよい)〉ですから、一般的な打ち方です。こちらもおすすめします
>別に1)でも「間違い」ではありません。
>ただ、そのことをちゃんと説明するのは難題です
・なるほど。一般的な表記は2だけれども、その理由を簡潔に説明することは難しいのですね

>第一原則 長い修飾語
>第二原則 逆順
・こんなことが気になるのは自分ぐらいかもと思っていたのですが、ずっと以前から色々研究されていたのですね。初めて知りました

お礼日時:2022/02/28 22:05

No.4でコメントした者です。



〈「左奥には」を強調するために前にもってくるときに打つ〈逆順のテン〉と解釈することはできるかもしれません〉
 が少しわかりにくそうなので、もっとわかりやすい説明を。
【「を」に読点を付けるのはおかしいでしょうか?】
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/questio …
 以下は一部の抜粋(重言)。
 本多読本の考え方は以下のとおりです。
〈また左奥には、「XXXXXXXXXXXXXXXXXXXなC」も写っています。〉
 も〈左奥には〉を(強調するために)前にもってきて〈逆順のテン〉を打っているとかんがえることができます。
 個人的には、論理的には必要ないが「主語の後のテン」と考えてもよいと思います。
===========引用開始
↑の【句読点の打ち方──簡略版】で紹介している本多勝一の『日本語の作文技術』の考え方に基づいて書きます。

【例文1-1】
唇を、まるで宝物を扱うような慎重な手つきで触れた。
【例文1-1】は通常の語順をかえています。
下記なら通常の語順なので読点は不要です。
【例文1-2】
まるで宝物を扱うような慎重な手つきで唇を触れた。
なんらかの理由で(多くの場合は「強調」)「唇を」を前にもっていくなら、「逆順」になるので、読点が必要になります。下記の【例文1-3】も同様です。
【例文1-3】
彼女を、まるで幽霊でも見たかのような驚きの目で見た。

【例文2-1】
とても魅力的な、いままで会ったどんな女性とも違う女性に思えた。
【例文2-1】は通常の語順をかえています。
下記なら通常の語順なので読点は不要です。
【例文2-2】
いままで会ったどんな女性とも違うとても魅力的な女性に思えた。
なんらかの理由で(多くの場合は「強調」)「とても魅力的な」を前にもっていくなら、「逆順」になるので、読点が必要になります。
この場合は、「女性とも違う、」と読点を打つほうがよいかもしれません。このあたりは好みの問題もあります。
本多勝一は「女性とも違う、」の類いの読点を嫌うので、敬意は払って打たずにおきます。
下記の【例文2-3】も同様です。
【例文2-3】
不思議な、まるで物語の中の話のように思える経験だった。
===========引用終了
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この回答へのお礼

再度の回答ありがとうございました。

>下記なら通常の語順なので読点は不要です。
>【例文2-2】
>いままで会ったどんな女性とも違うとても魅力的な女性に思えた
・私だったら「女性とも違う、」と読点を打ちます。意味の塊で区切った方が読みやすいと思うからです

>このあたりは好みの問題もあります
・読点を打っても打たなくてもいずれでもよいわけですね。大変参考になりました

>2)-2 主語の後(ただし、短い文には打たなくてもよい)
>2)-3 文頭の接続詞や副詞の後(ただし、短い文には打たなくてもよい)
・この辺りも悩んでいたので大変参考になりました。
・私は短い文に読点を打たないのですが、他(長い文)との整合性がとれていないのではと気になっていました。文の長さに応じて読点を打ったり打たなかったりしてもよいことが分かりました

お礼日時:2022/02/28 22:22

読点は、声に出して読むときの間(ま)を表しています。

言葉を声に出したときの間の取り方によるニュアンスの違いを文字上で表現するためにこそ、読点を使う。言い換えれば、読点は書き手がそれをどんな風に読ませたいか、を示す記号です。だから、どこに、どう、打っても、書き手の、勝手。上手い下手はあっても、それを適切だ不適切だと論じる余地は、あ、り、ま、せん。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2022/02/26 18:02

1.


・「A」を撮影しました。「B」が写っています。また左奥には、「XXXXXXXXXXXXXXXXXXXなC」も写っています。
⇒「XXXXXXXXXXXXXXXXXXXなC」を強調的に表現したい場合。
(例)
・〇〇公園を撮影しました。桜が写っています。また左奥には、あの有名なレディ・ガガも写っています。

2.
・「A」を撮影しました。「B」が写っています。また、左奥には「XXXXXXXXXXXXXXXXXXXなC」も写っています。
⇒こちらは一般的な表記。
(例)
・〇〇公園を撮影しました。桜が写っています。また、左奥には大きなすべり台も写っています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました

>⇒「XXXXXXXXXXXXXXXXXXXなC」を強調的に表現したい場合
>⇒こちらは一般的な表記
・なるほど、一般的な表記は「2」だけれども、強調的に表現したい場合は「1」もありなのですね。大変参考になりました

お礼日時:2022/02/25 18:59

どちらも適切です。



「また」の後にで、一旦話題を切り替えるか否かの相違です。■
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました

>どちらも適切
・なるほど、そういうものなのですね。参考になりました

お礼日時:2022/02/25 18:56

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