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イラストレーターとして活動しているものです。
先日、知人経由でノベルの挿絵の仕事を依頼されました。
先方からのお願いとしては、
①1からライトノベル専門の出版社を立ち上げようと考えている。
②そこで、某小説投稿サイトで人気の小説を電子書籍化するつもりだ。
③その小説の挿絵・コミカライズをお願いしたい。
とのことでした。
数回会って、打ち合わせを行ったところ、不審な点(以下)がありました。
・印税契約にして欲しい、また編集助手的なこと(誤字脱字の指摘・矛盾点のピックアップ等)もしてもらいたい。(印税契約なので、あなたの頑張り次第で収入が増えることになる、などと言われました)
・原作者は作品の投稿をやめているため、キャラクターの設定は自由にいじって構わない。作中の描写と異なるところが出てきても、こちらで作中の表現をいじる。これは作者にも許可をとっているので問題ない。
・キャラクターラフを提出したところ、楽しんで描いていけるならそれでいい、キャラデザの決定権はそちら(イラストレーター)にあるので、といった曖昧な返事がくる。
・出版社の立ち上げ・書籍化の仕事も初めてのことなので、何かしらの失敗は必ずある。1作目なので失敗してもいいと思っている、全然売れなかったたとしても自分としては満足できる。

この他、打ち合わせ後に連れ回された(美術展に連れて行かれた挙句、終わったあとお茶に誘われました)事もあり、不信感と気持ち悪さで、このお仕事は断らせていただきました。
断りのメールを入れた際、何がよくなかったのか指摘してもらいたいのでもう一度会って欲しい、などと返事が返ってきたり(もちろん断りました)、電話がかかってきたり(無視しました)しました。

先方は弱小ながら、出版社で編集者として勤務しているようです。
私自身、出版業界とお仕事をした経験がなく、出版社との仕事における常識・非常識があまりよくわかりません。

上記の内容は出版業界では普通のことなのでしょうか?
僭越ながら、今後また出版業界とのお仕事もあった場合、どのような事にきをつけたら良いのでしょうか?
詳しい方がいらっしゃいましたら、教えていただきたいです。
長文を失礼いたしました。よろしくお願いします。

質問者からの補足コメント

  • お二人とも、ご回答本当にありがとうございました。
    今回の事、とても勉強になりました。
    キャラクターラフを数点制作したり、打ち合わせに時間を割いたりしましたが、大きな被害を出す前に断ることができて本当に良かったです。お二人の話を聞く限り、最初の打ち合わせの時点で怪しさの片鱗はあったのだと思います。その時点で気が付けなかったのは、私自身の知識不足が招いたことです。今回の経験を今後に活かすと共に、契約に関する知識を深めていこうと思います。
    本当にありがとうございました。

      補足日時:2022/03/09 14:57

A 回答 (2件)

私も元出版社で編集者として働いていた者です。



書いていらした内容は、出版社の活動としてはどれもあり得ないものばかりです。

質問を読んだ限り、その方がほとんど趣味でやろうとしているレベルであり、
まともな出版活動とは思えません。

いまはKindle(Amazonの電子書籍)であれば限りなくローコストで電子書籍を出せるので、作業はすべてあなたに任せて、おんぶに抱っこで出版の真似事をしたかったということでしょう。

途中で切って大正解でした。

何となく、途中からは仕事を依頼するついでにあなたに近づきたかった、みたいな雰囲気も感じますね。そうだとしたら恐ろしい。。。

ただし、まともな出版社はそんなことしないので、出版社、出版界全体については、どうかそこまで怪しまないでいただければ幸いです。

一部にまともじゃない出版社もありますが、おおよそまともです。あくまでおおよそですが……。

仮に今後、似たような話が来たら、印税じゃなくて買取を提案するといいでしょう。

最初にドカンと大きめにギャラをもらっておいて、あとは作品がどれだけ増刷がかかろうが、あなたにはギャラが入ってこないという、ローリスクローリターンの仕組みです。

出版社によっては最初の契約時点で印税と買取を選べるケースも多いです。

今回のケースであれば、部数が見込めないので相手から買取を提案してほしかったですね。
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この回答へのお礼

ご回答、本当にありがとうございました。
気持ち的には切って正解でしたが、実績的には正解だったのだろうかと少し考えていました。やはりまともな出版社ではなく、非常識な内容だったのですね。
ご回答を拝見して釈然としない気持ちが晴れ、とても救われました。
次からはこちらで買取を提案し、印税契約を持ち掛けてくるような相手には注意しようと思います。今回の事、とても勉強になりました。
時間を割いてご丁寧に回答してくださり、本当にありがとうございました。

お礼日時:2022/03/09 14:10

元編集者です。


予算も勝算もない、超低予算の新規事業なんでしょうね。
それか素人考えの副業なのかも。
ツッコミどころいっぱいですが、ありえないことではないと思いました。

著作権に関しては、著者との契約によるのでわからない。
契約内容が一般的でないことは確かです。
内容を承諾なしに改変可なんてリスクが高すぎて、普通の著者は承諾しません。
著者名を残さず権利をすべて買い取っているならありえますが、一括で多額の支払いを要するし、それを飲む著者も稀。
お話の限りではカネがないのだろうから、かなり怪しいですね。
めちゃくちゃな契約をしている可能性がある。

イラストレーターさんは印税契約しない方がいいです。
著者のようなメリットがほぼありませんから。
要は初期投資を抑えたいという先方都合でしかありません。
正規のギャラで、カット数で見積もりをした方がいいです。
断って正解だったと思います。
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この回答へのお礼

ご回答本当にありがとうございました。

著者に作品の改変許可をとっているので変えても大丈夫、という時点で怪しむべきだったのですね。先方と著者はもともと知り合いで仲がいい、との話も聞いていたので、そんな事もあるのかと安易に考えてしまいました。
今思えば、著者との顔合わせや連絡先の交換がない(顔合わせについては、本が無事発売されたらしましょう的なことを言われました)のも、怪しさ満点ですよね。断って本当に良かったです。付き合うだけ時間の無駄の案件だったとよくわかりました。
もしまた仕事があれば、カット数での見積もりにします。また、イラストレーターに印税契約を進めてくる相手には注意します。
お時間を割いてご回答くださり、本当にありがとうございました。

お礼日時:2022/03/09 14:37

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