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過去の自分を否定することをやめられない。。
現在20代前半ですが、中学生ごろから、人間関係や自己表現を間違えてきたという自覚があります。私は虐待されて育ち、幼少期からグレていました。ですが、グレるとさらに親に暴力を振るわれていたので、恐怖心より真面目にならざるを得なくなり、自分の意見を全て閉じ込めることで乗り切ってきました。周囲に対する諦めと、自己愛の喪失により、怒ることもキレることも意図的にしなくなりました。これは決して自分が成長したからではなく、我慢していただけだったので、ストレスがどんどん溜まっていき、20代前半で爆発し、軽い鬱状態で、休職してます。あの時どうして、自分の心をすり減らしてまで優しいフリをしていたのだろう?と後悔しています。他人に言われた酷い言葉も本当は全く流せていなくて心の傷になっています。その場で怒ったり言い返したりしていれば守れたかもしれない自分の心を、雑に扱ってきたことへの後悔です。誰しも辛いことなしで生きていくのは不可能なので、私だけではないと分かりながら、心の癒し方が分からなくて一人で悩んでいます。心を癒す方法はありますか?

A 回答 (2件)

>心を癒す方法はありますか?



勿論、あなたがその気になりさえすれば無限にあるでしょう。
ちょっとヒントが欲しいなら、セラピー本や自己啓発本が書店に行けばズラリと並んでいますし、ネットでググってもかなり拾えます。
何もメンタルヘルスに絞らなくても構いません。
普通の健康法や家事のスキルアップなども「セルフケア」という意味ではすべて、自分を癒す行為です。

逆に言えば自分の望むこと、自分が好きな態度、欲しい答えのタイプをある程度絞り込んでおかないと、こういう質問を100投げても、無駄弾が増えるだけだと思います。

それを念押ししたうえで、私の体験に基づいた具体的な助言をするなら、あなたが子供時代に必死で封印してしまった「わがまま」を、一つ一つ思い出してください。そして、今からそれを一つ一つ、きちんと叶えてあげてください。

その時、気を付けることがいくつかあります。
まず、「だれかにこうしてほしかった」系の、他人依存的な願い事は、まず全部、棚上げしてください。「だれかをどうにかしてやりたい」も同じです。

親に可愛がってほしかった、とか、世間から尊敬されたい、みたいなものは、自分以外の他者の存在を前提にしていて、しかも自分の思い通りに彼らが動く必要があります。そういうものはさしあたり、NGです。

それと全ての不満や願いは、箇条書きの形式で、紙にキチンとリストアップしてください。例えばこんな風にです。

・朝寝坊をしたい
・おやつを沢山食べたい
・動物と仲良く遊びたい
・漫画を沢山読みたい
・ずるやすみをしたい
・大声でワーワー怒鳴りたい
・外国のお城に住みたい
・空を飛びたい
・百万円好き放題に使いたい

中には実現できそうにないものが含まれていてもいいのです。
まずは、子供の気持ちに戻って、どんな壮大なわがままも、ルール違反も、一旦、素直に書き出すことが大事です。

書き出す時は、子供の自由な楽しい気持ちを思い出して、そうだったなあ、そうだったんだよなー、と一つ一つしっかり頷いてあげたり、心の中で何度も噛みしめたりして、大切に思いながら書くといいですよ。

そんなのできっこないじゃないか!
ばからしい、幼稚なことだ!
いくらお金があっても足りない!
いったいそれが何の役に立つの!?

…みたいに、大人の自分が、子供のわがままをガミガミ否定しないでください。もしそんな風に怒りや恥の気分、馬鹿馬鹿しさの方が先立つ場合は「私はいったい誰の口真似をしているのだろうか?」と、一旦冷静になり、考えて下さい。親の声がリフレインしていないか、先生や昔の友人知人の笑い声が響いていないか、最近テレビやネットで見た、したり顔のコメンテーターや一般人の誹謗中傷の言葉がよぎっていないか、チェックしてください。

それらは全てノイズでありゴミですから、見つけたらきちんと自分の心のなかからつまみ出して、排除してください。上手く排除できなければ、それもまた別の紙にリストアップして、赤線で上からビーっと消してしまいましょう。

そして、10ぐらいの素直な子供のわがままを書き出したら、今度はそれを毎日目にするところに張り出してください。洗面所の鏡とか、食卓の机の上とか、玄関ドアの内側などにです。常に目に入れておくことが大事です。そして、一つ一つ実際に実行に移してゆきます。出来たらリミットを決めて「1か月以内に全部クリアする」みたいにすると、ゲーム感覚でクリアしやすくなります。

私が例に書いたわがままの中には、すぐに実行できるものもありますね。
たとえば「朝寝坊」なんかは、その気になれば割と簡単に出来てしまいます。

ただ、ここではあくまでも「セラピーとしてそれを意図的にやる」ことが大事なので、ただダラダラしていたので結果的に朝寝坊しただけだったら、クリアしたことにはなりません。

「〇月●日は子供の気持ちを優先して、何時まででも布団に入っていて構わない日」

例えばそんな風に、ハッキリと「予定」に書き込みます。
その日はどんなふうに過ごそうか?真剣に考えてみます。
できるだけ布団を出たくないから、お昼過ぎに起きたら宅配ピザを頼むことにしようとか、布団に入ったままご飯を食べたいので、枕元に飲み物も全部用意しておこうとか、子供の頃に好きだった「みんなのうた」を動画で探して沢山聴こうかなとか、パジャマのままで、ちょっと自販機まで外出してみようとかの「朝寝坊オプション」を自分でいくつも考えてください。

あまり大人びた欲望ではなく、あくまでも当時の自分、子供の自分が好きなこと、幼児が笑って大喜びしそうなことを考えるのがコツです。

そしてその日は朝寝坊を本気でエンジョイしてください。子ども時代の自分を何度もしっかり思い出し、朝寝坊ってすっごく楽しいね、と、その子に笑いかける気持ちで、上機嫌で過ごします。

そして、その日が済んだら、わがままリストに〇をつけて「〇才頃の私は朝寝坊したくても親にたたき起こされて、できなかったけど、あのときの願いを▲才の今の私は今日、ちゃんとかなえてあげたんだ」と自分でしっかり確認してください。そして一つのわがままをキチンと「成仏」させてあげます。

全てこの調子で、誠実に真面目に、子供時代の自分と仲直りするつもりで取り組んでゆきます。やりながら、「あのとき、こうできなくてごめんね」と、子供時代の自分に優しく真面目に謝ったり、「これで満足できるかな?楽しいって思える?」と確かめたりしながら、取り組んでください。

全てのことはそんな風に、その気になりさえすれば、心の癒し、セラピーに通じます。そうしようとしなければ、ただの朝寝坊にすぎません。この違いさえ分かれば、癒し方は無限だというのが分かると思います。

また、私の書いたリストには「外国のお城に住みたい」などと言う荒唐無稽なわがままもありますね。実は、それは数年前、カウンセリングで心理士さんに話した「わがまま」です。

私は定期的にカウンセリングをうけていますが、特別な〇〇療法の類は何も受けていません。ただ、私からのリクエストとして、私がカウンセリングで何を言っても否定しないでほしい、馬鹿にしないでほしい、疑わないでほしい、全部、真面目に聞いてほしい、とお願いしています。

でも、さすがに「お城に住みたい」なんていう子供時代の夢を叶えたいと思ってる、と言った時は心理士さんも笑いました。私も笑いましたけどね。

実際にどんな風にしたかというと、私は近所の図書館で、沢山の外国のお城の写真集を借りてきて、自分が特に気に入るお城を探しました。そして幾つかのお城は特に気に入ったので、カウンセリングに持って行って心理士さんにも一緒に見てもらいました。このお城は窓のステンドグラスの光が美しくて心が洗われる感じ、とか、このお城は実はお城じゃなくて、どこかの山奥の修道院なんだけど、誰にも邪魔されずに、とても静かなマイペースな生活を送れそうで安心できる感じだとか、私の気持ちを話しました。

そして心理士さんに、私が選ぶお城をどんなふうに思うか尋ねたりもしました。そして、心理学的には、普通の家ではない「お城」は、どんな意味を持つのかを、少し大人の気持ちに戻って、真面目に伺ったりもしました。

心理学的には、その子供は普通の家では安心安全を感じられない、自分の家には居場所がないと感じている可能性がある、とか、山奥の凄く険しい崖にある修道院や「砦」みたいに、特殊な環境の建物に強く引かれる様子からは、人間関係に疲れやすい人であることが察せられるとか、普通の平凡な家では満足できない、感受性や想像力の豊かな子供だったのかもしれない、といったお話を伺いました。

そうする中で、「お城に住みたい」という幼稚な願望は、大人の知的な分析によって、段々と内的な価値や意味を深めてゆきました。

私は決して豪華なお城に住みたかったわけでもなく、どちらかと言えば修道院や教会みたいな、精神的な癒しや浄化、救済のような意味を持つ建物に強く魅かれることもわかりました。自分ではあまり思わなかったのですが、それだけ心が傷ついているということだと思います、と心理士さんに指摘されて、ハッとしたりしました。

私は何度か「お城に住みたい子供の気持ち」についてカウンセリングで話をしたり、自分でスケッチブックに「理想のお城」を描いたり、修道院や教会建築、時には要塞や砦のような軍事的な建築の本を読んでみたりしながら、自分の心の世界に、自分のためのお城を建築してゆくようになりました。それは心の大事な避難場所として、今でも建築中です(サグラダ・ファミリアというスペインの教会がありますが、あの建築のように、とてもゆっくり心をこめて建築するのがロマンチックで素敵だなと思ったので、そのお城は何年かかっても未完成です)。

私の書いた「癒し方」はあまりにも単純素朴で、そんなことで人生の問題が解決するわけがないと思う人の方が多いと思います。実際、お城が心の中にあったって暮らしの問題はありますしね。だけど結局は、心の世界が安定しているかどうかで、現実への対応能力が変わってきます。そして私が思うに、心の世界が安定するカギは「幼児期の自分」にあります。

あなたのやり方で構いませんので、子供時代の自分不満やわがままを丁寧に認め、当時の切実な、あるいは素朴な願いを今現在の現実に上手に落とし込んで、あなたらしく、叶えてあげようとしてみてください。
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この回答へのお礼

詳しくありがとうございます。かなり勉強になりました。

お礼日時:2022/04/12 22:48

ちょっと良く分からない部分もありますが…


あなたは、大筋で自分を正しく振り返ることが出来てますよね^^
それならば過去を否定することって必要でしょうかね。
別に、これまではこれまで。
教訓でも反面教師でも、今後の人生に役立てることができるのであれば、その貴重な経験を活かすよう転嫁させることも可能かと思います。
否定できるってことは、正解が分かっているってことのようにも思いますヨ。
わざわざ不幸な部分を掘り起こしてリピート体験しなくとも、実は幸せな方向を見る力をも兼ね備えていて、それを発揮していないだけなのかもしれません。
そんな可能性が内在しているような印象があります。
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