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 新規にPC購入を検討しています。
 CPUについて、例えばCeleron330(2.66GHz)というのと、pentium(R)2.40A GHzあるいはpentium(R)3E GHzというのと、どの程度の違いがあるのでしょうか?
 また、メモリは256MBと512MBではどうでしょうか?
 また、同じ512MBでも、256×2と512×1ではどうちがうのでしょうか?
 ごく一般的に家庭内で使うだけで、特殊な使用はしないので、安いほうがいいと思っているのですが。

A 回答 (2件)

Q/Celeron330(2.66GHz)というのと、pentium(R)2.40A GHzあるいはpentium(R)3E GHzというのと、どの程度の違いがあるのでしょうか?



A/CeleronはPentium4の廉価版です。
能力として、次の点が劣っています。

・セカンドキャッシュメモリを半分に抑えている。
・FSB(フロントサイドバス)の周波数が低い。
・HyperThreadingTechnologyが製造段階でDisable

この3点が違います。その分価格は安くコストパフォーマンスの高さが売りです。

Pentium4-2,4AGHzは一つの主力機能が搭載されていません。

・Hyper Threading Technologyが製造段階でDisable

特に搭載されていない理由は、互換性などの関係で問題がある場合など、この機能が不必要な場合のためのモデルですので、あまり選択されることはないはずです。

最後の3Eはこれらの点をすべてカバーしています。

性能に対する違いは、次のようになります。

FSBの周波数が低いことは、CPUの外部(メモリ、チップセットなど)からCPUへのデータ転送が遅くなるということを意味する。これは、映像を扱う場合や3Dゲームなどをする場合に、パフォーマンス低下します。現在Pentium4で使われている最大FSBは800MHzとなり、最大毎秒6,4GBのデータを扱えます。
2.66GHzのCeleronでは533MHzとなり最大毎秒4.2GBのデータを扱えます。

セカンドキャッシュの容量の違いは、FSBを経由して転送されてくるデータの中で頻繁に使うものをキャッシュ(蓄えて)しておき、その処理が発生したときにすぐにアクセスできるようにします。軽量なアプリケーションやループ処理(同じ処理を繰り返す)が多いソフトでは効果があります。多いほど、より多くのソフトで体感処理速度が向上します。

このキャッシュにあるデータは、CPUと同じ速度で転送できるのが特徴で、CPU内部のデータ幅が64bitならば8Byte×周波数分の速度を出すことができます。2GHzのプロセッサなら16GB相当のデータを扱える計算です。同じ処理を繰り返すなら、理論値でキャッシュにある場合とメモリ上にある場合では2倍以上の速度隠蔽効果が期待できます。Excelなどのマクロ処理などデータ処理では効果が期待できるでしょう。

Hyper Threading Technologyは、1つのプロセッサをWindowsなどのOS上で2つに見せる技術です。これまでは、1つのプロセッサで1つのデータ処理を行っている間は次の処理に入れませんでした。しかし、 Pentium4では、データ処理中でもプロセッサの6割の機能が使われない状況になるという何とも非効率な構造となっていました。そこで、1つの処理を走らせている間に、同時にもう一つの処理もあいた回路で行ってしまおうというのがHyperThreadingです。

この技術があるとないとでは、15%のパフォーマンスの差がありますが、効果が確実に期待できるのはマルチタスクと呼ばれる処理に対応したアプリケーションを使ったとき、または同時に複数のソフトを動作したときになります。

私なら、3Eを選ぶかな今ならPentium系ではコストパフォーマンスは妥当と思われますが・・・安くというなら330が良いでしょう。


Q/メモリは256MBと512MBではどうでしょうか?同じ512MBでも、256×2と512×1ではどうちがうのでしょうか?

A/メモリはCPUのキャッシュと似た役割をします。メインメモリは、主記憶装置と呼ばれるもので補助記憶であるハードディスクなどから今から使うデータ及び頻繁に使うデータを取り込み、処理を行うときに高速に動作できるようにするものです。
CPUとその外部が1/2以下となっていたのに対して、メモリとハードディスクの速度差は、1/10~1/100程度ですから、同じ処理を繰り返すのにメモリにデータが収まりきらずその都度ディスクにアクセスしていると大幅に体感速度が低下することになります。これは、キャッシュメモリの容量差などとは比べものにならないほど差が分かります。

そのため、容量が多いほど、大量のデータを処理するときに快適な動作が期待できます。まあ、WindowsXP環境下では512MBは合った方が無難です。

Q/同じ512MBでも、256×2と512×1ではどうちがうのでしょうか?

A/最近のコンピュータにはDual Channelと呼ばれる技術を搭載したものがあります。
メモリにも速度があり、性能があります。DDR400と呼ばれるメモリなら400MHz×8byteのデータを一秒で扱えるといった具合で規格があるのです。
ただ、その速度というのはCPUのFSBと同等の速度にまだ追いついていません。

そこで考えたのが、Dual Channelと呼ばれる技術です。
2つのメモリスロットに同じ容量で同じ規格のメモリをセットするとその2つのメモリを1つのメモリとして同期する仕組みとなるのです。
例えば、DDR400を2枚挿すと6.4GBという2倍のピークバンド幅が得られるようになるのです。
これによって、全体で数パーセント程度パフォーマンスをあげることもできるかもしれません。
動画処理などでは効果を発揮します。まあ、後々1GBにでも増設する予定があるなら、1枚挿しでも良いかもしれませんが、通常は最初から2枚挿しで購入すべきでしょう。

よく考えて購入しましょう。ちなみに、3DゲームをするならCPUよりもグラフィックスカードに投資し、音楽をするならサウンドカードに投資、映像なら全体的にバランスを重視した方が良いでしょう。
Word ExcelとWeb閲覧ぐらいなら、あまり深く考えなくても良いかと・・・一般的な一般も最近は幅が広いので難しい。何せ、パソコンはどれを買ってもどれも同じ作業ができるものではないですからね。
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この回答へのお礼

 詳細に解説いただき、ありがとうございました。
 正直言って、私ごときには理解できない部分が多いのですが、用語を調べながら勉強してみます。この先ある程度は長く使いたいと思いますので、数万の違いならば、性能の高いPentium3Eにしようかと思います。メモリは512MB
ですね。

お礼日時:2005/03/27 12:46

CPUに関しては体感上の違いはわからないでしょうね。


メモリは間違いなく512MBのほうが早く感じます。256MBは選択肢からはずして下さい。
メモリはパソコン内で装着できる場所と枚数が決まっていますので、あとあと増設するときを考えるなら512M×1枚のほうがベター。ただし256MB×2枚との性能上の違いはない。
ごく一般的な家庭内の使用とはいえ、最近はホームページが高級化しているので、それなりのパソコンを買ったほうが無難ですよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。メモリは512MBにします。

お礼日時:2005/03/27 12:29

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