電子書籍の厳選無料作品が豊富!

ソ連がうまく行かなかったのは、マルクスを誤読していたせいでしょうか?

A 回答 (5件)

違います。

ソ連は、マルクスを誤読していない。マルクス理論に忠実に政策を実行していました。販売価格を政府が決める計画経済もマルクス理論に忠実でした。ところが計画経済には致命的な欠陥があった。これこそがソ連が崩壊した原因です。それは何か。労働者は、計画を達成できなかったのです。達成できなかったらどうするのか。その答えはマルクス理論にはなかった。なぜならマルクス理論によれば目標未達というケースは起こり得ないものとされていたのです。だから共産主義者は、目標未達が起きたという現実を認められなかった。それを認めると共産主義を否定することになってしまい、反共主義者として粛清されることになってしまう。だからソ連は、延々と粉飾決算を続けざるを得なかった。帳簿上だけの数字を実態が存在しないにも関わらず計上し続けたのです。矛盾と虚構は積み上がるばかりです。ついに無理が祟って崩壊してしまった。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど、みなさん、ありがとうございました!

お礼日時:2022/06/07 23:04

マルキストは次のような説明を


しています。

社会主義革命は、弁証法から言えば
欧米や日本のように、資本主義が成熟した
国家でやってこそ成功するのだ。

しかし、実際に、社会主義を導入したのは
途上国ばかりであった。

これが、失敗した原因である。


そんな訳で、今でも、マルクス主義は
民主社会主義として生き残っています。

米国、大統領選に立候補した、上院議員の
サンダースさんは、これだそうです。
    • good
    • 0

マルクス理論は、ロシアのような後進農業国ではなくイギリスなど高度に工業化が進んだ国を対象としていました。


ですから、マルクス理論を当てはめられる前にソ連という国は崩壊したので、ソ連の例だけを見てマルクス理論は間違っているとは言えません。しかし、先進工業国で共産化した国は無いのでマルクス理論は現実離れした理論と言えるでしょう。
    • good
    • 0

発端は、ベルリンの壁が崩壊した時です。

    • good
    • 0

共産主義は、人間の欲望は果てしないということを


無視した制度なので、長くは続かないんです
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!