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熱力学データベースで、エントロピーS0の値が温度によって増えるのはなぜでしょうか?
例えば、以下の酸素ガスなどです。
https://janaf.nist.gov/tables/O-029.html

A 回答 (1件)

エントロピーの熱力学的な定義から考えれば当たり前のことです。



エントロピーは状態関数ですから過程に寄らず始状態と終状態から変化が決まります。

温度を上げる過程を以下の通りとします。(全て準静的過程とします)
1.等温過程で熱をやり取りしてを体積を変化させる。
2.断熱変化で体積を変化させ最終状態に持っていく。
1.だけで終状態に持っていければよいのですが、普通は無理なので二つの準静的過程を組み合わせます。
最終温度を上げるには1.気体に熱を加える、2.で体積を縮めて温度を上げる、ことが必要です。

1.は熱を受け取っていますのでエントロピーは増えます。
2.は断熱過程なのでエントロピーは変化しません。

このように気体の温度を上げればエントロピーは当然のこととして増えるのです。
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この回答へのお礼

なるほど。基準の取り方が違いました。
ありがとうございます。

お礼日時:2022/08/11 17:09

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