プロが教えるわが家の防犯対策術!

松岡洋右(外相)と安倍元首相の国際感覚、無駄な争いを招かず、強い相手に強く出て友人になる平和外交路線、なんとなくですが似てませんでしたか?

アメリカのルーズベルトは当初モンロー・ドクトリンで戦争しない約束を掲げて大統領になってましたが、満州に対して色々と文句を言ってきてましたよね。
対米策として、松岡は日、独、伊、ソ連の四国協商に力を入れようとしていました。



・ヒトラーに会い一瞬でヒトラー崇拝者になり手紙を送り続けた男。

・スターリンに招かれ「日本は元来、共産主義的民族である。アメリカ文化に侵されて資本主義になってしまった」、「私は共産主義者だ」とゴマを擦りスターリンに気に入られ日ソ中立条約を締結した男。
(日米開戦情報は、スパイ尾崎→ゾルゲ→スターリンに届いていた)

また、ユダヤ救出に積極的だった男。
中国とも友好と平和を保とうとしていた男。
外交では対米強硬論に立つもアメリカとの戦争を望まなかった男。

日ソ中立条約については、山本五十六は「日本がアメリカと戦争になった場合、ソ連が背後から来ないと言う事を誰が保証するか」と激怒したといいます。
しかし二枚舌の松岡は、ドイツが独ソ不可侵条約を踏みにじりソ連に攻め込んだ際、天皇に「この機会にソ連侵攻を!」と進言。スターリンとの日ソ中立条約はどこへやら周りを呆れかえらせた。

近衛首相は松岡外相を更迭。

その後、南部仏印進駐した日本は、ABCD包囲網食らいました。これも先を読んでいた松岡だけが反対していた。

日米開戦に反対する松岡がヨーロッパにいる時に、日本が真珠湾攻撃。日米開戦。
松岡はこれに激怒。


質問者からの補足コメント

  • 動画は、日本が国際連盟を脱退した時の松岡外相の迫力あるスピーチ。

      補足日時:2022/09/13 02:32
  • 一見、破天荒にも見えるが、国益第一の権謀術数的マキャベリズム。

    松岡はムッソリーニとヒトラーに会いに行き独ソ開戦も知っていたが、戦争を回避する為のカードとして三国同盟+ソ連を考えていた。
    軍が、この村岡の三国同盟を開戦に利用。

    唯一、当時の閣僚で尊敬出来る人でしたね。

      補足日時:2022/09/13 02:54

A 回答 (1件)

松岡洋右さんの事は良く知りませんが、世界を飛び回って、行動力が有る


と思います。
安倍晋三さんには、色々な批判が有りますが、行動力だけは有りました。

戦前にドイツから迫害され、日本経由で各国に亡命した、ユダヤの方々
が満州鉄道に乗れたのは、満州国に駐在していた、松岡洋右と東条英機
の、お陰と聞いてます、ドイツの圧力に屈しなかったのですね。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!