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はじめまして、ちょっとややこしいい話ですが教えて頂けますでしょうか?
・私は東京に住んでおります。
・この度新築で家を買い(東京です)もうすぐ引越といった段階です。
・共働きで子供は1人います。
・主人の祖父母が付近に住んでいます。
・祖父母の娘(主人の叔母・独身)も祖父母と同居しています。
・祖父母の娘は千葉に一戸建てを持っています。

さて、何がややこしいかと申しますと・・・
祖父母の家は借地の一戸建てで今年が更新の年らしいのです。でも更新をせず千葉に家を建てた娘の所で余生を、となったのですが千葉だと老人福祉が東京に比べて良くないとの事で実際に生活するのは千葉だけど住民登録は私達の新居にさせて欲しいと言われました。でも後で考えたら気になってしまったんです。
東京と千葉の老人福祉、どの辺りを比べて良くないと言ったのか判りませんが(お金だとは思いますが・・・)
住民登録した所に本人達がいなくていいでしょうか?本当はいけない事ではないのでしょうか?
新居に住民登録する=祖父母の色々な手続に関する書類が私の家に来る。
本人達は千葉に居るから郵便物はまとめて取りに来るか持って行く。
その書類の中に手当てを受ける為の物があったとしても私が封書を開封するわけにも行かず、締切を過ぎてしまったりして再び手続をする・・・そういったリスクがあっても東京に住民登録するメリットがあるのだろうか?
私達も共働きで子育て中なのでその手続の度に会社を休んで(娘も祖父母も千葉に居たら結局そうなると思います)代行するのも考えてしまいます。
東京と千葉県の福祉行政(老人に対する)の差ってどのくらいあるのでしょうか?

A 回答 (2件)

まず最初に、東京都と千葉県の高齢者福祉の概略とその違いについてだけでも、調べておいたほうがよいと思いますよ。


以下のとおりです。
参考URL欄に書き切れませんでしたので、ご面倒でも、ブラウザのアドレス欄にコピー&ペーストしてごらん下さい。

【東京都】
◆ とうきょう福祉ナビゲーション~高齢者福祉ガイド
http://www.fukunavi.or.jp/fukunavi/eip/korei/kor …
◆ 東京都福祉保健局~高齢者福祉ガイド
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/list/list …

【千葉県】
◆ 千葉県庁~高齢者福祉ガイド
http://www.pref.chiba.jp/koumoku/koureisya.html# …
◆ 千葉県健康福祉部高齢者福祉課~高齢者福祉一般
http://www.pref.chiba.jp/syozoku/c_koufuku/index …
◆ 千葉県健康福祉部保険指導課~介護保険,老人保健等
http://www.pref.chiba.jp/syozoku/c_koufuku/index …

さて。
結論から先に言ってしまいますと、住民登録がどこにあっても、実は、あまり問題にはならないのです。
但し、社会通念上、実際に居住していないのにもかかわらず住民登録だけをしている市町村で福祉サービス等を受けることは、決して望ましいこととは言えません(例えば、長野県知事の田中康夫氏がこの件で社会問題になりました。が、一般の市民でも、社会通念上、全く同様だと思います。)。

東京都と千葉県の高齢者福祉の違いを決定づけているのは、東京都独自の通称「マル福」という医療費助成制度ではないかと思っています。
これは、70歳未満のお年寄りに対して、医療費が助成されるものです。
一方、70歳以上のお年寄り、または65歳以上の障害を持つお年寄りの場合には老人保健法による老人医療制度(国)が適用されますから、そこだけに限れば、東京都と千葉県の違いはありません。

高齢者福祉の最大のポイントとなっている「介護保険制度」については、これは、そもそも地域差を反映して市区町村ごとに保険料(第1号被保険者=お年寄り本人)が算定されているので、決して「安い」「高い」を議論するような性質のものではありません。
極論すれば、「(実際に住み、暮らしている)その地域」で「実際に生活してゆくために最もふさわしい高齢者福祉サービス」を提供する、というのが介護保険制度のねらいなのです(行政担当者も含めて、そのあたりを誤解している方が多いのが残念です。)。
したがって、そのことを踏まえて対応していただければ、と思います。

介護保険制度についてさらに補足しておきますと、この制度は、基本的には、住所地(住民登録をしている市区町村)でサービスの提供を受ける、ということを前提にしています。
先述したように、市区町村ごとに高齢者の実態を調べ、それをもとにして介護保険制度の予算を立てている(=保険料もそれによって決められる)ことによります。
しかし、ご質問者の例のように、住まいを別の所に持っていてそこから離れることを望まなかったり、あるいは、子どもたちの家を2~3か月周期で転々としたりするために、住民登録を動かさない高齢者の方が、実は、かなりの数にのぼっています。
そのため、介護保険制度では、予算上「住民登録をしている街で…」としながらも、法的には、住宅改修または日常生活用具購入以外のサービスについては、住民登録をしている市区町村以外の場所でも受けられる、というようになっています。
その場合、実際に住んでいる所と住民登録をした所とが違いますから、実際に住んでいる所に宛てて介護保険関係の書類を郵送するようになっています(申請書の書類も、そのことを前提に書けるようになっています。)。
ただ、やはり社会通念上の問題が存在するため、東京23区では「実際にそこに住んでいても、住民登録をしていなければ介護保険のサービスは受けさせない」(但し、千葉県に住むのであれば関係ないとは思いますが…)といった姿勢を明確にするところが増えてきました。また、熊本市では「実際に住んでいる所に住民登録を移すように」と行政指導しています。

いずれにしても、住民登録がどこかということは、それほど問題ではありません。
極端な例で言えば、海外に1~2年留学する子どものために親も一緒に海外に転居する場合であっても、住民票を日本国内に残したままでおくことが認められますから。
そして、繰り返しになりますが、高齢者福祉は「実際に暮らしている地域でサービスを受ける」ということを前提にしていますから、その地域の実情の差に応じて一部負担額や助成額も変わってくる(=「安い」「高い」を単純比較できる性質のものではない)ということを、くれぐれもご理解いただきたいと思います。

ご質問者がご心配なさっているように、通常の手続きなどにどうしても遅延や漏れが生じやすくなってしまう、ということのほうが、はるかに懸念されてきます。
「どうしても」という場合には、そのあたりの打ち合わせをくれぐれも綿密になさったほうがよろしいかと思います。
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この回答へのお礼

ご回答頂き有難うございます。
福祉を一言でまとめるのはとても難しい事と教えていただいたアドレスを辿って見てわかりました。
また、細かいアドバイス・助言をして頂き助かりました。もう一度本人と話をして何に対する福祉(目的)なのか、東京と千葉と比べどの程度の差があるのかを調べたいと思います。
お互いが納得するほうが良いに決まってますから。
出来れば私は住民登録が違うというのは反対なのですが・・・

お礼日時:2005/04/09 00:58

福祉制度は自治体ごとで違う場合がありますので東京都の中でも差があるでしょうし、千葉県の中でも差があると思います。


実際に住民票をおかれる場所と居住地の役所、2ヶ所でどのような制度があるのか確認された方がいいと思います。

けれど居住地に住民票をおくというのが、そもそもの考えなのであまり正しい行為だとは思えません。
実際に住んでいない場所で選挙の投票をすることにもなりますし…(しないのかもしれませんが)
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この回答へのお礼

お忙しい中アドバイスを頂有難うございました。福祉制度と一言で言ってもその中にはさらに枝分かれしているので直接話を聴いていない私には本人たちの望む福祉に理解の限界があります。
もう少しよく話を聞いてみようと思います。
有難うございました。

お礼日時:2005/04/09 00:51

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